神立行ってきました。去年も同じ時期に神立だったなあ。まあ、毎度のように4時には練馬から関越乗って、赤城高原S.A.で朝ゴハン食べてって感じで。赤城高原の駐車場にはチェーンのクルマが目立ってたなあ。で、さて、湯沢入りしましょうかねってとこで問題が起きた。
月夜野I.C.の手前の電光で「ここで出よ。この先通行止め」の案内。ほえ?とか言いながらも前のクルマはどんどんそのまま本線を進んでいく。なんかよくわかんないけどくっついて先に進む。水上I.C.でも同様。でもみんなそのまま本線走ってる。
しばらくすると案の定、前方から渋滞の様子。で、完全にクルマが止まる。T.I.ラジオ聞くと「事故で関越トンネルか通行止め。しばらく待ってください。」の案内。
クルマが止まって1時間半くらいして、さすがに状況が全然分からないのがイヤになってネットとかで情報を集め出す。でもイマイチ正確な理由も分からず。
2時間も過ぎる頃、みんなトイレ我慢してたみたいで前のほうのクルマから次々と人が降りて、500メートルくらい先にあった谷川岳P.A.に歩き出してた。P.A.で話聞くとどうやら土樽で雪崩があった模様。年始にもあった雪崩と同じ箇所でまたあったみたい。それの復旧待ちだった。
3時間弱経ったくらいにようやっと動き出す。湯沢手前でまた自然渋滞になるも、まあ、何とか神立に到着。
スキー場の駐車場の積雪がすごかった。3メートルは軽くあるくらい積もっててビックリした。去年も結構な積雪だったけど、今年はもっとすごいと思ったなあ。駐車場の混雑は朝の関越通行止めの影響か幾分空いてる印象。後で知ったんだけど、この日はこの関越の影響で17号、苗場周辺がとんでもないくらいに渋滞してたらしい。それもあって湯沢にみんな抜けきらなかったのか。
ゲレンデもほどほどの混雑って感じでしたかね。降雪が続いていたので雪崩の警戒のため、夢沢高速クワッド、白板山ペア運休の他、かなりコースが制限されてて、大平中高速クワッドが15分待ちくらいになってたけど、池ノ平高速クワッドは特に待ち無しって感じだったので影響は無かったです。
当日もそうだけど、2日くらい前からいい感じで降ってたのもあって今回はボードを持っていった。『降ったらボード。』 今年はこの方向で。
コース的にはヘラクレス、ベルセウスあたりを滑ってた。深さが結構あるちょっと重めの雪だけど、まあ、ボードだと「何となく勢いで行けばいい感じに下りれる」のが楽しかった。さすがに雪の重さと斜度もそこそこあるので、一回引っかかるとグランド大車輪ぶちかまして全身雪まみれになって、深雪にハマって脱出にエラく疲れるけど。
池ノ平高速クワッド乗ってたら、リフト下を勢いよく数人のスキーヤーが雪を舞い上げながら滑ってくる。よく見るとパトロールの皆さん。降雪量が多くって、積雪がリフトに引っかかりそうだったので、スキーでデラって圧雪してました。仕事大変だなーと思いつつもリフト下の深雪に入っていける特権は羨ましいと思ったり。でも、亀裂入ってるとことか確認しながらだったから、怖いっちゃー怖いだろうなあ。
今回のスノーボーディングで新しいオモロさ発見した。それは「スイッチで滑るのオモレー」ってこと。最近、ヘタレな俺でも緩斜面ならそこそこ余裕持って滑れるようになった。逆エッジもそんなに食らわなくなった。で、今回、メインゲレンデからスタートハウスに戻るためのベガコースで、緩斜面だからいろいろ遊びながら滑ってて調子に乗ってスイッチで滑り切ろうと思うも全然滑れなくて笑った。レギュラーならどうでもいいような緩斜面でもスイッチだと全然滑れなくて笑う。曲がり方もよくわかんなくって逆エッジでコケまくって超オモシロい。コレは新しい発見だ。スイッチを巧みに操れるオトコになるべく、ちょっと修行してみようかと思う。スイッチで滑れるようになれば、グラトリとかも面白いこと出来るようになるしねえ。(ということで、家に帰ってソッコウ右足のビンセッティングをマイナスにしてみた。)
天気も昼近くに一回太陽が顔出すも、終始雪でそんなに酷くなかったのでちょうどいい感じの雪面が良かったです。「あー、朝は通行止めで足止めくらってゲレンデは滑走禁止がいくつかあってアレだったけど、まあ、いい感じの雪質と深雪で楽しかったねー」なんつって、「最後にコレ1本滑って上がろうか。」と池ノ平高速クワッドで上がってプロキオンコース滑り出したら、アレ?
この日は雪崩の警戒のためにオリオンコース下から先が滑走禁止でロープ張られてたんだけど、ロープが無くなってる。そういえばさっき、大平中高速クワッドに1回乗ったときにここピステン入れてたなあ、と思い出した。
滑走禁止だった先に行ってみると、レグルスコースがここ連日の積雪のまま、腰辺りまでの積雪が手付かずに残ってるじゃないの!ちょっと、これ、行くしかないじゃないの!
もうサイコウ。前回、舞子で深雪ボードを初体験したときの感覚も感動だったけど、今回の雪は深さももっとあってまた違った浮遊感が素敵過ぎだった。ヤバイ。
なんでこのタイミングで滑走可能にしたのかわかんないんだよなあ。気温が下がってきたから雪崩の危険性がなくなったからなのかな。理由はなんにせよ、残り営業時間1時間だけのスペシャルサービスっすよ。最後まで滑ってる雪山好きへのプレゼントってことなのか?時間もちょうど夕刻でナイター照明も付けられてて、なんかこのサービスのために今日はリフト券買ったんじゃねーかってくらいのサイコウのプレゼントでした。いや、コレがまた滑れるならコレのためだけに来てもいいとさえ思う。
「最後に1本滑って上がろうか。」なんて言ってたくせにみんなもう無言でソッコウリフト乗り場に直行。こんな状況作られたら上がるに上がれないって感じで。心行くまで深雪を堪能しちゃいましたよ。もう笑いが止まりません。
帰りは例によって、岩の湯でサッパリ。前橋のステーキのどんでお肉食べてゴハンを2回おかわりコースでフィニッシュです。