新潟が大雪ってこともあって「今回は関越トンネル手前でどっか探そう。」って感じで、最近にしてはちょっと遅めに出発。上里S.A.で朝食の岩海苔うどん。やっぱ3連休の中日ってこともあってさすがにP.A.内は混雑してたなあ。

とりあえず群馬の川場スキー場行こうってことで沼田インターを降りる。降りてすぐのコンビニでリフト券買ってこうと思ってレジに行くと、「本日の川場スキー場のリフト券は運行がまだ未定の状態だということで見合わせてくださいと連絡ありましてー…」なんて言われた。川場スキー場に電話してみると、「結構強い風が吹いているので、まだリフト運行が出来るか分からない状態です。」とのこと。どうしましょう。他の沼田エリアのスキー場を検討するもメンバーみんな群馬のスキー場に疎くていい場所が見つからない。

結局、舞子後楽園スキー場の早割リフト券があったのでちょっと天気心配だけど、がんばってトンネル越えちゃう？新潟行ってみる？ってことで、スキー場に電話で状況確認すると、「ちょっとリフトの運行開始が遅れそうだけど今のところ運行は行うつもりです。」と。まあ、動くっていうなら行きましょうかって感じで関越に乗り直す。

水上過ぎたくらいから雪は激しさを増してきて、関越トンネル抜けるとやっぱ今年の新潟の大雪はハンパ無いんだなーと実感。車線両側は雪の壁。去年の2月アタマに八海山行ったタイミングも19年振りとかの大雪の時ですごい雪の壁だったけど、今年の雪の壁はなんかさらに高さあるような気がする。

そういえば去年の同じくらいの時期にも舞子来てたわ。あの時も雪が結構降ってたけど、今回もそれ以上に雪降りまくりでした。

午前中、多少雲の切れ目から青空見れることもあったけど、昼過ぎからは完全に雪、っていうか吹雪き。気温も新潟にしては低かったと思うけど、今年の天候はずっとこんな感じなんだろうか。まあ、そのせいか雪の状態は良かった感じ。結構軽くて良かったんじゃないかなあ。まあ、新潟は新潟なので水分はやっぱ多目な感じではあったけど

今回はボード持って行きましたよ。つか、ホントは去年12月の富良野でサイコウのパウダースノーボーディング！の予定だったのに見事にパウダー無しな天候具合でションボリだったこともあって、今回の降雪に期待してのチョイスです。

実ははじめてだったのですよ、深雪でのスノーボード。今までボードで滑ってた日ってほとんど圧雪で、深雪で乗ったことなかったのですごい楽しみでした。ビデオとかでボードのパウダーランの映像が好きでよく見てて（紹介した車団地とかね）、すごい憧れてた腰パウライディングを初体験です。

いやー、サイコウじゃないですか！パウダーラン。「深雪の乗り方難しいかな？」とか思って心配してたけど、むしろ、圧雪バーン滑るより簡単に乗れる気がする。板全体で雪を押しのけて、足の裏で踏んでいく感覚は今まで体験したこと無いスノーボードの感覚だったなー。バックトゥーザフューチャー2に出てきた空飛ぶスケートボードの「エアボード」ってやつはたぶんこんな感覚かも。あー、サーフィンの感覚が同じかもなー。どっちも実際乗ったこと無いけど。笑

ほんと、ハンパ無い雪の量だったので転倒でのケガもさほど気にする感じじゃなかったので、かなりチャレンジングなライディング試せたのは良かったですよ。思いっきり良すぎて後頭部着地→背面大車輪をメイクってみたりとかしつつも、その勢いでまた板が雪面に戻ったところで何も無かったかのように滑り続けて行ったりとか。アタマの先から足の先まで、全身雪まみれまくりのスノーボーディングを楽しめました。深雪の中、アタマからかぶるパウダースプレーは気持ちよかったなー。

それから今回、おNewのゴーグルを出撃させました。今まで使ってたゴーグルが結構濃い目のオレンジレンズのものでちょっと天候が曇ってると視界が悪くなってくる印象が前々からあり、悪天候でも対応できるクリアレンズのゴーグルが欲しいと思ってたこともあって、ゴーグル選んでみました。

ゴーグルなんてそんなにいろんなメーカーの付け試したこと無かったけど、この機会に気になってたメーカーのを店頭で試してみた。デカレンズが印象的で前からスキー場、ビデオなんかで見かけてデザインが気に入っていたのが VON ZIPPER のBUSHWICKだったんだけど、顔に合わせたら思いのほか顔に当たるとこが小さい印象。スポンジパッドの両脇の部分がすごい頬骨あたりを圧迫する感じで断念。あと、OakleyのWISDOMも同じように小さい印象で頬骨が圧迫される感じに。俺、顔デカイのかなあ？それともこんなもんなのか？思いのほか顔にフィットしないんでちょっとビックリした。

で、結局、今まで使ってた同じSWANSの今年のモデル、RISING SUN っての買った。クロームブラックフレームにクリアベースのゴールドミラーのやつ。俺の顔、たぶん、SWANS型なんだわ。前のやつもシックリきてたし、コレもやたら顔にフィットする。気持ちいいくらい。レンズは薄いミラー加工のクリア。お望み通り。

で、RISING SUN を使った感想。まず、フィット感は前述のように俺の顔にジャストフィット。顔に当たるフォーム部分、このモデルの売りの1つでもある取り外し、微調整が可能な「bleフォーム」ってやつの柔らかさもちょうど良くっていい感じです。バンドはSWANSおなじみの後頭部部分に簡単に着脱できるバックルがあり、個人的にはコレが好きなのでこれもOK。フレームとの結合部分、ベルトタブが3D可動可能な構造になっていて装着力の係り具合がよりフィットを自然にさせてるような気がします。

クリアベースのゴールドミラーレンズなんだけど、コレも期待した通りの感じで好感触です。吹雪の中での視界はサイコウじゃないかなあ。ミラー加工が薄く入ってるのでそこそこ日が出てても使えたらいいなあと期待。球面レンズのゴーグルは初めてだったんだけどこれも調子いい感じかも。フレームのデザインもあると思うんだけどすごい視界が広い印象。特に鼻のとこのフレームデザインが非常に低く作られてるので横を見たときに鼻部分のフレームが視界に入りにくいので横目で視界を捉えることが多いボードの場合にすごい見やすいと思った。

逆にちょっとダメ出しポイント。そのbleフォームなんだけど、メッシュになってる部分が水吸う感じで、雪降ってるこの日みたいな状況だと、顔の体温で溶けた雪の水分を吸って冷たくなって気持ち悪いです。で、そのメッシュ素材の材質もあってか、普通のスポンジのやつよりも衝撃でズレる印象がある。（普通に滑ってる程度の衝撃じゃ平気だけど派手な転倒時とか。）　球面レンズの構造の理由かミラー加工の影響か、光が強く入るとゴーグル内の顔に反射してレンズ内側に自分の目玉が映り込む場合があってちょっと気持ち悪い。俺の目玉がゴーグル内側のちょっと両サイド寄りなとこから俺を見てます、って感じに。

とは言え、取り外しできるbleフォームの水洗いできる魅力はいいなあ。いつでも肌触りがいい感じをキープできる。それから、フレームにはマジックテープで取り付けられるんだけど、鼻の当たる部分の高さをそのマジックテープを止める位置を微調整して自分に合わせられるのも魅力です。俺、鼻デカいくせにゴーグルを下げ気味で付けたがるので鼻の部分のスペースが大きく取れるとうれしい。