まず1日目。昼前に那覇空港到着。レンタカー屋に行く。OTSレンタカーっていうレンタカー屋だったんだけど、ココ、すごくいい。去年は他のレンタカー屋利用だったんだけど、店の中大混雑で、しかも手続きにやたら時間かかって出発まで30分以上足止めを食らうような感じで、今回も結構覚悟してたのに、ここのレンタカー屋は手続き、出発まで超スムーズで快適だった。で、クルマ返すときにわかったんだけど、ここのレンタカー屋さんは出発ステーションと返却ステーションを別の場所に用意してて、出発する場所には出発手続きのヒトしかいないのでその分空いてるし手続きの手際もよかったんだとわかった。あと、返却ステーションには給油サービスもあるので特にどっかで満タンにしておかなくても返却時に全部やってくれるってのも楽でいい。マジオススメ。

出発してから向かうは伊計島の大泊ビーチ。この日の夜は那覇市内のホテルに滞在なんでまた戻ってくることを考慮して近場の伊計島を選んだ。とは言っても高速で沖縄北から多少の距離はあるけど。伊計島に入るとまず伊計ビーチがあるんだけど、ここで足を止めずにさらに進むと島の一番奥に大泊ビーチがある。大泊ビーチの手前にも小さな他のビーチがあるんだけど、ここは違う。一番奥。

みんな伊計ビーチとかその手前の小さいとこでガマンし切れずにクルマを止めちゃうのか、大泊ビーチはほんと空いててよかった。それと本島東側ってなんとなくイメージ的に「工業地帯の近く」とか思ってたから透明度に全然期待してなかったんだけど、すごいキレイでよかった。日程通して今回は九州にかかった前線の影響で海が荒れ気味でそんなにどこも透明度高くは無かったんだけどそれにしても悪くは無かったなあ。あと、スノーケルも出来る。深さ4mくらいのとこにいい感じで岩が漁礁っぽくあり、たくさんの種類のサカナがいる感じ。駐車場代も含めて500円でシャワーも使えた。沖縄方言で話してる人も多く駐車場には沖縄ナンバー（わナンバー以外）も多かったので地元の人も結構来るような穴場ビーチなんだと思う。

で、行きでも通ったんだけど、海中道路もなかなかの絶景ポイント。ホントに海の水面を走ってるような感じで一直線の道だから運転しながらでも多少は余裕持って景色見られていいです。まあ、途中にパーキングもあるんでここでクルマ止めてゆっくり風景見るのがベストだと思うけどね。海中道路と島の間に防波堤が並んである直線道路があるんだけど、道路のスキッドマークなんかを見かける感じ、どうもココはゼロヨン大会やってるような場所かもなあ。防波堤には無数のグラフィティペイントなんかもあって、いろんなメッセージなんかも書かれてた。週末夜に若者が集まったりするポイントなのかも。

2本目までの水面休息の間は食事して、好き勝手に船から飛び込んだりスノーケルしたりジェットスキーやバナナボートで遊んだり。この日のツアーはサービスで2台の船を出していて人数も多く賑やかな感じで楽しかった。話したら俺んちの近所のヒトなんかもいて、沖縄に着てまでローカルトークに盛り上がってみたり。

2本目はポイントをさらに島近くに変える。この2本目はこれまた面白いとこに連れてってもらった。深さこそ15m前後の浅いとこだったけど、岩の深い亀裂の間とか1人がギリギリ通れる感じの洞窟というより抜け穴みたいなとことかドンドン入っていってオモシロかった。岩が複雑にそびえる間にふと現れる水底が砂の場所は水面から太陽光が柔らかく差し込んでいて、なんかの物語の1シーンみたいに見えてちょっちロマンチックだったわ。このポイント、ホント楽しかったのでまた潜りたいわー。

マリーナに戻りシャワーを浴びてから外に出るといい感じで傾いたオレンジ色の太陽が。「まだこの時間ならギリギリ夕焼け見にいけるんじゃね？」と思いつきでクルマを走らせる。去年も思いがけず絶景の夕焼けを拝んだ残波岬へ。レンタカーに付いてる使い慣れないナビをいじりまくって裏道を探し、とにかく沈もうとする太陽と競争で岬を目指す。でも、途中からだんだんと薄い雲に太陽が隠されていって、岬に着いたときには完全にオレンジ色の太陽は見えなくなってしまった。残念残波。ションボリして岬の公園の駐車場に戻ると近くにヤギがイッパイいるとこがあった。しばしヤギと戯れ。