地下鉄駅構内の駅名表示プレートになにやら気になる記号のようなものが。。別にいたずら・落書きってわけじゃなく、きちんと駅が貼り付けたもののようですし、構内にいくつもある駅名表示プレートの全部にきちんと付けられている。なんなんでしょう?
どうにも気になったので営団のサイトを見てみてると、それがなんなのかすぐにわかりました。
外国人旅行者をはじめとして、誰にでもわかりやすく東京の地下鉄をご利用いただくため、地下鉄の路線名や駅名に固有のアルファベットや番号を併記した「駅ナンバリング」について、本年4月を目途に実施することで協議を進めてきました。 (実施内容)
「駅ナンバリング」って言うんですね。日本語の駅名とは別に、日本語に親しくない人にでもわかりやすいように駅ごとに記号・番号を付けて、乗降駅の確認や乗換えの案内をスムーズに行えるようにしよう、って話のようです。なるほど。記号・番号での簡単な名前だったら、東京の地下鉄に乗り慣れてない人、またはチビッコなんかにもわかりやすくなっていいかもしれませんな。チビッコは文字は読めなくてもカタチで覚えたりしますからね。
それから路線記号なんですけど、あくまでもわかりやすく日本語路線名をローマ字表記した頭文字を原則使うようですね。日比谷(HIBIYA)線なら「H」、銀座(GINZA)線なら「G」って具合に。
でも、例外もあって、頭文字がダブってしまうような場合はどちらかが、2文字目以降でローマ字表記の場合に連想しやすい文字を記号をして使うような感じになってるみたいです。半蔵門線だと日比谷線の「H」と同じになっちゃうので、「Z」使ってみたりとか。
それともう1つ、例外が丸ノ内線にありました。さっきの記号文字だと丸ノ内線は「M」なんですよ。(重複頭文字になる三田線は「I」を使います) 丸ノ内線で「M」使うんなら何も特筆すべきことは無いんですけど、丸ノ内線の記号文字には「M」以外にも「m」も用意されてるんですね。通常は大文字表記なのが、これだけ小文字表記のパターンもあるんですな。何故だ!?
丸ノ内線って、途中から2つの別々な行き先に分岐してるんですよねえ。いや、言い換えると、2つある線が途中から1つの線に合体してるんですよ。駅でいうと、中野坂上の駅で合体・分岐してるんですね。中野坂上から2経路、荻窪方面と方南町方面の路線で個々に、「M」と「m」で路線記号を使い分けてるということなんですな。中野坂上から池袋までは「M」になってます。
スラッシュドット ジャパン | 東京の地下鉄駅に通し番号を
駅ナンバリング実施が決定した段階でスラドでいろいろ面白い話が出てきてたんですね。ナンバリングのメリット・デメリットの話以外にもへぇーっていうような話が出てきてたりもしてますね。
・韓国地下鉄は駅ナンバリング以外にも英語アナウンスなど外国人観光客にやさしい。
・縦穴から直接クレーンで車両を搬入する地下鉄もある。
・香港では「Octopus card」というSUICA+電子マネーのようなシステムが現在既に利用されている。
・自動改札が全部乗換用改札で無い理由→キップは法律上、有価証券という扱いになっており、使用済みキップは回収、法律で定められた処分をしなくてはいけないため。(なんでもかんでも使用済みのキップを外部に出してはいけない)
・車内アナウンスの車掌さんのあの独特の声、言い回しは、実は喉の負担を軽くさせるためにわざとやっている。
駅ナンバリングの仕方でちょっと出てた話なんですけど、ナンバリングは今回の営団の場合も駅順に順番に振られてるんですよねえ。01、02、03、、って感じに。駅がこの先、延伸して伸びる分には増やせばいい、とも思いますけど、基点となる駅、01の駅より先に延伸しちゃう場合はドウなんでしょうね。00、とか、-01とか?マイナスはまあ、無さそうですけどね。笑 それから、途中の駅が廃止になった場合も、連番が急に1つ飛ばされるようになったりとかしてなんか気になるようになりそうですな。
駅の廃止、といえば、最近だと、東急東横線横浜-桜木町間の廃止がありましたけど、東京の地下鉄にも廃止された駅って結構あるんですよね。俺の大好きな映画「劇場版パトレイバー1」で、二課が作戦に出るときのベースとして登場したのが、その昔廃止になった「東京高速鉄道・新橋駅」(のちの銀座線)でした。
(2004/05/28 訂正:新橋駅が登場したのは「劇場版パトレイバー2」のほうでした。→#2796)
仮の駅を設置することにした。それが東京地下鉄道「万世橋駅」である。昭和5年1月1日開業。
こちらは同じ、のちの銀座線でも、東京地下鉄道側のお話。仮の駅ってことで一時的に作られた万世橋駅という駅があったということですな。神田駅が開業するまでのわずか2年間で廃止になってしまったということですが、地上の国鉄万世橋駅といい、何の因果かこう鉄道の歴史を刻む万世橋はやっぱ鉄道ファンのメッカだったりするのかもしれませんな。交通博物館があの場所から移転しまうのはやっぱり寂しい気がしてしまいますね。思い出の記念撮影してきちゃいましたよ。
【廃止された地下鉄駅のお話関連】
センチ『メタル』ジャーニー・2
(博物館動物園駅ってあったなあ。利用したことが無かったのは残念。)
【東京の地下の秘密関連】
ぁゃιぃ地下鉄
(東京の地下はもしかしたら要塞になってるのかもしれないなあ。南北線の車輌基地見に行きたい。)
駅名は何とかわかるけど、やっぱ路線名は
何とかしなきゃあな〜。韓国みたいに路線を番号と
色で識別できるようにするとかなりわかりやすいよね。最近は日本の路線でも英語のアナウンス入れてる
ところもあるネ。
秩父鉄道では、いまだにブ厚いキップを鋏で
切ってるみたいね。リズムよく鋏をカチカチやってた
時代が懐かしい。記念にキップをもって帰る人がいる
みたいなんだけど、本当はいけないんだね。
NYから帰ってきました。
あちらの地下鉄、路線名が全部アルファベットで
なんか慣れないから分かりづらかったよ。
EとかVとかMとかね。忘れるよ。
EとVが同じ線路とホームを共有しちゃってるから、
あわてて飛び乗ったら全然違うところに連れてかれたり。
街の地名が数字で成り立ってるから
NYには合ってるのかもしれないけど。
もし自分が「Gの01はどこですか?」と
聞かれたときのことを考えると、
「それどこだ?」ってこっちが聞いちゃいそうな気がするよ。
ボストンの地下鉄は色で表していました。Green Line, Red Lineというように。これは単なる記号じゃないし、路線図を見てもわかりやすいですよ。しかし、東京ほど路線が多いと困りますね。Greenだけでも、千代田線、南北線、都営新宿線の3つある。微妙に違う色を正確に言うと、千代田線=Green Line、南北線=Viridian Line、都営新宿線=Yellow Green Lineというところでしょうか。
色で分けるのもいいですよねえ。
営団の色分けもいいんですけど確かに路線が多いために
同系色で何種類も指定があったりと分かりにくいといえば分かりにくいですよねえ。
あくまでも記号文字の内容の補足というか、補助情報でしかなってないんでしょうねえ。
>>#2145
>微妙に違う色を正確に言うと、千代田線=Green Line、南北線=Viridian Line、都営新宿線=Yellow Green Lineというところでしょうか。
いや、千代田線=Viridian Line、南北線=Emerald Line、都営新宿線=Light Green Lineでしょう。
補足どうもです。
南北線はEmeraldなんですね。確かに緑と青の中間のような色してますな。
都営新宿線は「黄緑色」のイメージなんですけど、黄緑色って英語だとLight Greenって表記が一般的なんでしょうかね。