Led Zeppelin - Houses Of The Holy
No.98-(2002/07/29(月) 20:10)
ツェッペリンといえば、「black dog」「天国への階段」など、
ハードロックのゴッドファーザーとして捉えるきらいも多いですが、
変拍子を多用したトリッキーなシンセサイザーが気持ちいい「the Crunge」
(後にヒップホップ界でスタンダードなブレイクビーツとして親しまれることになる)や、
ビースティボーイズもがっつりサンプリングしていた「the Ocean」、
レゲェ的なリズムが出色の「D'yer Ma'ker」にいたるまで、
それまでの王道ハードロック路線からは想像もつかないアプローチを取り入れていて、
加えて、どれもこれもジミーペイジが勝手な解釈していて、原型とどめてないところがスゲェ!
「ハードロック=保守的」という固定観念がぶっ壊されることうけ合いです。
ツェッペリンのリーダー/プロデューサーであるジミーペイジは、
クラプトン、ジェフ・ベックとともに「三大ギタリスト」といわれていますが、
実際はギターはちっともうまくない!
や、相当うまいんですけど、それよりもやっぱりメインストリームに居ながらにして
革新を続ける発想力がすごい!と思うんだけどなぁ。
思うにハードロックが保守的なんじゃなくて、ハードロックのフォロワーが保守的なだけですきっと。
ところでこのアルバムのジャケットは、ピンクフロイド「原子心母」、10cc「びっくり電話」などでおなじみ、
ヒプノシスのデザインです。この人たちがアートワークを手がけたアルバムは、
一分の狂いもなくハズレなし!です。いやマジで。
Re.1-NOW!(2002/07/30(火) 16:31)>ドレッドツェッペリン。