KIRIHITO/DA BI DE BO
マル 2002-08-06 [朴訥音楽評]
KIRIHITO/DA BI DE BO
No.99-(2002/08/06(火) 02:24)
ホッピー神山のレーベル・グッドマウンテンからのリリース。
アバンギャルドな展開、聞き取り不可能なヴォーカル、 独特の言語感覚、ファズ、コーラス、そしてカシオトーンなどが作るノイズの嵐とがぐちゃぐちゃに混ざりつつも、整然とポップに昇華させているのは、やはりプロデューサーも務めている氏の手腕によるもの。
ここ数年、キリヒトのライブを全然見てなかったんですが、最近ライブを見る機会がありまして。
ステージ上のギター+ボーカルとスタンドドラムのたった2人だけで出す音が、音の壁にはならず、疾走感を伴って、深海のようにライブハウス中に満ち溢れる。ノイズなんて開き直りと自己耽美、なんて聞き手に思わせてしまうバンド、ユニットたちが我が物顔で牛耳っているカルチャーのなかで、独特の個性とパフォーマンスを誇っている理由がそこにありました。
特にバスドラなしであんなに躍動感・存在感のあるドラムは、日本で、いや世界でただ一人。
Re.1-NOW!(2002/08/06(火) 13:10)>あ、まだやってるんだ!見たい!
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