コーヒー飲もうとスタバ入ったのね。まあ、言ったら店内の雰囲気もメニューも日本のスタバと大して変わりませんよ。いままでアジアとか物価安い国ばっか遊び行ってスタバ見つけて入っても、日本で飲むのと大して変わらない値段に現地物価を照らし合わせて「うわー、スタバ値段高いー!」なんて思ってたけど、アメリカのスタバは安く感じたわ。Tallサイズのコーヒーで200円くらい。量も多いし。

で、日本とちょっと違ったのはオーダーすると「名前は?」って聞かれるのね。というのも、コーヒー出来たときに名前で呼んでくれるからなんだけど、俺、思いっきり日本人の空気全開に漂わせながら調子に乗って「リチャード」って名前言ったら、コーヒー出してくれるときに満面の笑みで「ヘイ、ディック!!」って呼ばれた。俺、ディックじゃねーのに。（リチャードでもねーけどな。笑）　つか、俺の顔見ながら出してくれたからわかったけど、リチャードの短縮形ニックネームってディックって言うんだな。余計なこといって失敗するとこだったぜ。

さて、お次はゴールデンゲートブリッジ、ベイブリッジとサンフランシスコの西から東へ大横断の橋観光。パウエルからケーブルカーに乗ってフィッシャーマンズワーフ、アクアティックパークまで行き、28番MUNIバスで30分くらい。ゴールデンゲートブリッジまで。

ゴールデンゲートブリッジ、デカイなあ。フィッシャーマンズワーフのとこからも見えたけどあまりに遠くて小さく見えてたが、やっぱ目の前にするとその大きさにビビる。そんなに大きいもんだからやっぱその風景とかも壮大でキレイだったわー。わーキレイな景色ーと思って写真撮りまくって大ハシャギしてたけど、聞くとこによるとココ、自殺の名所なんだってね。あらら。

近くのおみやげ物屋さんなんかをブラブラしてみたら、「見てみろよ!これはゴールデンゲートブリッジに使ってるのと同じリベットだぜ!!」ってやたらハイテンションに3センチくらいの鉄のリベット売ってたんだけど20ドルもしやがんの。高いっつーの。アメリカ人のみやげもの感覚ってこんなもんなのか?

さて、ゴールデンゲートブリッジからは29番MUNIバスで20分、終点まで。停留所から5分くらい歩いて45番MUNIバスに。これはバスの天井にアンテナ付いてて電線から電気取って走るトロリーバス。別に乗っちゃえば普通のバスと変わんないんだけどね。これを1時間くらい乗り継いで、カルトレインのサンフランシスコ駅に到着。隣接するMUNIメトロの4th&キング駅からN線に乗り換えてフォルサム・エンバーカデロ駅に。走ってる途中でたびたび車内停電になるのは昔の銀座線みたいで懐かしい感覚だった。で、到着するともう目の前にベイブリッジ!!

いやー、ベイブリッジもキレイだわー。しかもいいタイミングで夕焼けっぽい感じに日が傾いてたので雰囲気がでまくりでよかったー。

ベイブリッジの下、海沿いの通り歩いてて急に思い出した!!そうだ、ここ、俺の愛車で走りまくってた道じゃないか!!おお、あの道あの建物あの風景だ!!

というのもサンフランシスコのこの道、プロジェクトゴッサムっていうXBOXの自動車ゲームでコースになってたとこだったんだよねえ。思い出したらフィッシャーマンズワーフ周辺もコースで走れたんだわ。でも、この海沿いをかっ飛ばして走ってるときがやたら気持ちよくって、それで覚えてたんだろうなあ。俺のフェラーリ360Modenaで西海岸の風に吹かれながら海沿いをドライブですよ。最高すぎー。ゲームの中でだけど。笑

ベイブリッジを心ゆくまでみたら、再度MUNIメトロN線に乗ってパウエル駅まで。駅を地上に上がるとナントそこは朝、ケーブルカーで出発した場所まさにそこだったー。スゲーな、この観光コース。一切無駄なく回っちゃったよ。全く持って無計画に、MUNIの路線マップだけもって回っただけだったのに。しかもMUNIの1DAYSパスを買ってMUNIの交通機関だけを使って回ったので11ドルしか交通費かかってないや。激安観光。サンフランシスコのバス、電車は思いのほか頻繁に走ってるので乗り継ぎも全然待たなかったのは奇跡。あー、俺、旅行しててたびたび思うけど観光運強いわー。

とまあ、そんな充実した橋観光を終えて、また、駅前のスタバでコーヒー飲む。俺はリチャード。そう、ディックと呼んでくれ。