Hi-5 / Hi-5
マル 2005-05-17 [朴訥音楽評]
前作「Living In Tokyo Life」同様、日本ハウス界の鬼才、Sugiurumが全面プロデュースした昨年リリースのアルバムです。 4つ打ちハウス・エレクトロなどのアプローチを、バンドサウンドにガチンコで融合した印象のある「Living In Tokyo Life」と比較すると、ギター・キーボード・ドラムというシンプルなバンドアンサンブルをより有機的に融合した内容になっていて、それこそ今思えば邦楽ロック界の革命的事件だった「ワンダーフォーゲル」以降にとっては非常に「らしい」音に仕上がっています。ハウスプロデューサーである前にSugiurumは元エレクトリックグラスバルーンだしね。他のハウスクリエイターがプロデュースやったとしたら、こうはならなかったかもしれない。この音にはその辺も関係があるのかもしれない。

デビュー当時の気狂いドラム+ファズベースのギターレス3ピース時代から考えると、80'sライクなドリーミーなダンスミュージックの方向にソフィスティケートされていて、初期と比較したら、確かにライブのダイナミズムという点では、CDに盛り込めていない部分もあるかもしれないけど、ライブとCDで2度楽しめると思えばそれはそれでOK。特に「ロマンス」「未来ON」みたいな音は日本じゃこのバンドにしか出せない甘酸っぱいオンリーワンの世界。

というかさ、みんな見逃しすぎだって!すごいよこのアルバム。

コメント

マル、Hi-5のチェック早かったもんね。
CCRでインディーから買ってたよなあ。
俺は勝手にライバルだと思ってたけど
ライバルって事は音楽あってのものであるからさ。

で、全然関係ないけどティーンエイジクラブって
ユニット名どうよ?

NOW! 2005/05/17 #5370

俺もライバルライバル。あの暴走機関車ドラマーと仲良くなるなんて、人生分からないものです。

なんだよそれ。足りなすぎるよ。>ティーンエイジクラブ

マル 2005/05/17 #5375

#5375
http://www.oscarpro.co.jp/talent/31/news.html
これ。
なんか良いよね。こういう中途半端なユニット名。

暴走機関車ドラマーはライド叩いてるところがカッコイイ!

NOW! 2005/05/20 #5407

ありがとうございます!
僕もいいアルバムだと思ってます!
ちなみに僕は、「佐野康夫」さんと言う、AIRとかで叩いてる、バカテク&クールなドラマーさんが心の師匠なんですが、
僕はいつまでたっても暴走機関車です。

暴走機関車ドラマー 2005/05/23 #5428

ライブで音を聴いてその後、CDで音源を聴くようなカタチだったんだけど、全く違う聴き応えで正直ちょっとびっくりした。
もちろんどちらの音もHi-5の音に変わりなく、その最大の魅力であるパワーと疾走感は存在感たっぷりなんだけど、ステージはより強い圧倒、CD音源はじっくり聴けば聴くほど深い音作り(シンセのフレーズとか結構ツボ入る)にライブとは違うヴォーカルの味(歌ウマイ)があって、Hi-5独特の『クセになる感』が出来上がってるんだなあ、と思った。
この多角的なアプローチを意識して確立できてるバンドなんだろう。
ライブ観に行ってないヒトは行くベキだし、音源聴いてない人は聴くベキだし。
Hi-5、知らないヒトは今すぐ知るベキだ。

オオカワ 2005/06/01 #5520
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