ニューオーダーに対して「変わった/昔のまま」「新しい/古い」「やっぱり演奏が下手/意外と上手くなった」という切り口で語ることはもはや愚問であり、相変わらずペンタトニック半音外しのフッキーの泣きベースも健在しているし、バーニーの歌だって躍進なのか停滞なのか分からない位置にいるものの、そこで歌ってる。なんと言っても、これはエレクトロニックでもジ・アザー・トゥーの新譜でもない。他でもないニューオーダーの新譜だ。この2005年にニューオーダーの新曲が聴けるという事実だけで感服なわけで。
え、内容?いいに決ってるじゃないですか!そんなん聴かなくたってわかってる。
比較的ベタなヒットメーカーを共同プロデューサーとして迎え入れる傾向のあるNOですが、今回名を連ねているのはステファン・ストリート(初期ブラー)、ジョン・レッキー(ストーンローゼス「石と薔薇」、レディオヘッド「the bends」など)、ジム・スペンサー(シャーラタンズとか)と現代UKロックの名作を手がける大御所中の大御所ばかり。一時はトーレ・ヨハンセンとかブライアン・イーノなんて名前も出ていたんですが、経緯はどうあれそれはナシになったっぽい。前作「get ready」がリリースされたときにも同じことを思ったんだけど、今回もニューオーダーの個性はそのままに、90年以降のUKミュージックを俯瞰したような作風になっています。これは「キング・オブ・UKロック」は俺たち以外にいない!という意思の表れなんじゃないでしょうか。
頂いたCDは輸入盤だったので、残念ながら話題の日本語バージョンに関しては未聴のため割愛。でも多分湯川れい子作詞のポリス「DO DO DO,DE DA DA DA」と同レベルなんだと思う。そんなん聴かなくたってわかってる。
あ、輸入盤だった。気にしないで買ってしまった。
日本語バージョンのためにでも日本盤チョイスすべきだった。
(レジ横ワゴンの罠にかかってしまった)
ロックロックしてるプロデューサーが名前を連ねてるにしては、思いのほかニューオーダーだったのは、むしろちょっと意外だったんだよね。
相変わらず、が安心するくせに内心で新しいものを期待してる感覚とか、21世紀にもなってニューオーダーで一喜一憂してるやつらなんかみんな同じ感覚なんだろうなあ、なんて考えながらニヤニヤして聴いてる30代前半は多いと思う。
→#5001
>ロックロックしてるプロデューサーが名前を連ねてるにしては、思いのほかニューオーダーだった
そのロックロックなプロデューサー達の中にニューオーダー像があったからってのは。
一番ニヤニヤしてたのは実はそいつらっていう。
あ、誕生日おめでとう!
外国人の方が日本語で歌うという行為が実は大好きです。
てか前のアルバムから気になってたんだけどジャケのイメージが
統一されてきてるね。
詳しい用語は知らないけど線が多いっつうのかな?
前のシングルのアナログ3種類なんて横棒の色違いなだけだったし。
リグレットの頃はやたら写真だったよね。
そういや前にオオカワさんが「トリビュート盤が…」って言ってたけど
日本人のみでのトリビュート盤があるんですな。未聴。
連投すまんす。
ちょっと話しがずれるけど、NOの歌詞をアジカンが!って事からの流れで
アジカン関連のサイトを改めて見てみたんだけど
ASIAN KUNG-FU GENERATION主宰フェス、〈NANO-MUGEN FES.〉が今年も開催される。(中略)洋邦問わずゲスト・バンドが多数出演するという。
「洋邦問わず」
…まさかないよねえ?w
→#5012 NOW!
日本人トリビュート、あるんだ。知らなかった。
ナノムゲンの話だけど、情報まだ全然流れてないね。
でも、ちょっと可能性があるような気もしないでも無いよなあ。
その前に6月に出演バンドのコンピが出るらしいので、そこのラインナップで判明しそうだけど。
NANO-MUGEN FES. 2005
来日するって話になったとしてもそんなに反応し無さそうな(俺が)気がするのは何でだろう。
→#5009
みんなニヤニヤしながら作ってて、気が付いてないの本人たちだけ、とかねw
→#5011
でもさ伝説系の大御所っていてもニューオーダーに関しては本人たちの臭覚は鋭そう。ていうか、鋭いかどうかわかんないけど、とにかくごちゃごちゃうるさそうw
→#5013
多分ネッズアトミックダストビンだよ。うわーどーしよー?!
実家に帰ってTシャツ探さなきゃ!