タイに行ったにょ(カロンビーチ・エレファントトレック)の翌日はちょっと早起き。午前中にバンコクまで移動。バンコクに着くとプーケット以上に日差し強くて暑かった。
空港からとりあえず滞在先のホテルまでクルマで行く。首都高速から見るバンコク市内の様子は、ほんと、東京のど真ん中と変わらないくらいに都市都市しててビックリした。すっげーデッカイビルが乱立してて、それまでの俺の持っていたバンコクのイメージとは全く違うものだったなあ。でも、やっぱトタン屋根の家も都市部に結構多かったりとか、ハイテクとローテクの絶妙な混ざり合い具合がいい感じでおもしろかった。まあ、東京の下町だって近い感じはあるけどね。
荷物をホテルに置いてタクシーで暁の寺「ワット・アルン」に向かう。プーケットでもやってたけどバンコクでもお祭やってて、チャイナタウンとか道路に人があふれるくらいに盛り上がってた。それからバンコクの道って思い切り市街地でも一方通行の道が縦横無尽に走っていて、素人がこんなとこで運転しようもんなら、目的地にゼッタイたどり着けないだろうなー、と思った。あと、やっぱりタクシーの台数が多い。斬新なカラーリングのタクシーが走りまくってて、自分達の周りのクルマは全部タクシーとかそういう状況もタビタビ。バンコクのトゥクトゥクはプーケットの軽トラックタイプとは違って、三輪バイクタイプ。コレはコレで乗ったらオモシロそうだったけど、さすがに市内は排気ガスがすごくってキツソウなので乗らなかった。それと、みんなクルマの運転がかなりファンキーでしたよ。ウィンカー無しの車線変更なんか朝飯前。そのくせ結構なスピードでみんな行き来するもんだから、東京のチンタラ運転に慣れてる俺には衝撃的でしたな。
ワット・アルンは10バーツコインに書かれてる絵柄のお寺なのね。白ベースの建物のまわりにはタイルやお皿を使った細工柄がかなり細かく施されていて、遠くから見ても、近くから見ても見ごたえある感じでしたよ。建物の上のほうまではさすがに登れなかったけど、途中まで登ってみてバンコクを眺めてみたりとか。
あと、もちろん建造物はもう結構古くなっちゃってところところで補修がされてるんだけど、その補修が「タイっぽくって」よかったなあ。日本だと文化財の補修とかってものすごい気合入れて、神経質なくらい完璧に直したりしてるイメージあるじゃない?それがタイの場合だと、「なんとなく直った感じ」に仕上げてるのが良かった。欠けたタイルの補修した色は「何となく元の色」なタイルだし、割れたお皿の柄は「近い感じの柄」な皿だし。確かに離れてみたらわかんないけどさあ。笑
ワット・アルンの脇をメナム川(チャオプラヤ川)が流れてる。コレを越えて東側に。渡しの船に乗って渡ります。川は牛乳濃い目のカフェラテ色。結構波がある。
東側には王宮があったりして交通量も多く、人通りも多かった。それになんか広場では催しものが行われてるみたいでにぎやかな感じだったなあ。王宮の中には入らなかったんだけど、ワット・ポーっていうお寺をみた。バンコク一歴史あるお寺だそうな。デッカイ寝仏像は迫力満点だった。足の裏の細工とか、枕のデザインとか素晴らしすぎ。お寺を出てすぐの商店街で食事をしてタクシーに乗ってバンコクの東側、スクンビット通りまで。
日本人観光客なんかにも人気があるエンポリアム・ショッピングコンプレックスっていう大型ブランドデパートをみてみたんだけど、なんか新宿の高島屋に来てるみたいな感じでイマイチオモシロさが無かった。いや、ブランドショッピング好きなら楽しいのかもしれないけど、やっぱ値段はそれなりにするので買い物が楽しいって程でもなかったかな。日本と全く同じ値段で売ってます。(ってことはタイの経済レートにしてみりゃ鬼のように高いって話です。お客さんでタイの人なんか全然いません。)
デパートを出てそのまま通り沿いに街並みを見ながら歩きます。タイの歩道は車道から結構段差が高くあり、交差点のごとに結構な傾斜がついてるので足元弱い人は注意が必要かな。あと、電柱はコンクリートでできてるけど、日本と違って四角い。あと、電線の量がすごい多くってしかもかなり低いとこに渡ってる。街路樹とグチャグチャに絡まってたりする。強い風とかの日には電線切れて停電とかになりまくりそうだなあ、とか無駄に心配してみる。あと、道沿いには多くの店があるんだけど、どこも閉まってる。って言うか、店舗スペースはものすごい多く、余りまくるくらいにあるんだけど、テナントが入ってない状態のとこばっか。コレはバンコク市内全体的にそうだった。土地はいくらでもあるけど、お店はじめるくらいのお金持ってる人がナカナカいないんだろうか。
しばらく歩いてたらタマタマ日本人向け商店が集まる一角にたどり着いた。「にしむら」なんて居酒屋や日本人美容師います!っていう日本の美容室。あと、「フジスーパー」にはタイでは手に入りずらい日本製品が一杯並んでて、店を見て周るだけでもおもしろい感じだった。タイには甘い緑茶しかなくって、日本でおなじみの「ストレートな緑茶」が飲みたいと思って探したら、おーいお茶のペットボトルがあったんだけど、なんと200バーツ近い。600円くらい。さすがにこんな高級品には手が出ません。
で、またしばらく歩いてモノレールの駅があったのでモノレールに乗ってみる。きっぷの自動販売機では紙幣は使えない。コインのみ使える。きっぷっていってもプリペイドカードみたいなデッカイカードが出てきて、それを自動改札に入れる。電車は普通にモノレールな感じなんだけど、車内の電気がちょっと暗めで赤っぽくってムーディーだった。こんなムーディーな電車で通勤とかするのもいいかも。あと、つり革も独特のカタチしてておもしろい。
適当にモノレール降りて、ナイトバザールでもやってるとこないかと探す。夕暮れの街中を歩き回る。オフィス街みたいなとこを歩き回ってたんだけど、街灯もそんなに無くってちょっと暗い。あと、歩いてるとよく広場を目にする。広場の周りには片付けられた屋台。時間が時間なら食事で賑わってるとこなんだろうなあ。そんな屋台広場はオフィス街のど真ん中にもあったりするので、普通にオフィス勤めしてる会社員の人なんかも昼休みは屋台で昼食ってのがバンコク流なんだろうねえ。
そんなこんなで迷子気分の夜のバンコク徘徊してたら「スワンルム・ナイトバザール」に到着。外国人向けのおみあげもの屋街って感じだけど、バザールの中には広いスペースの食べ物屋台スペースなんかもあって、ステージライブなんかもやってて盛り上がってる。みあげものもプーケットで見たものとはまた違ったものがいっぱいあったし、何よりバンコクだと物価が安い。っつーか、プーケットが完全に観光地価格設定なので、みあげものはバンコクで買ったほうがいいかもねえ。
屋台でチャーハンやらグリーンカレーやら食べつつ、ビール飲んでタイ最後の夜をマンキツ。帰りはホテルまでタクシー。バンコクでのタクシー初乗り価格は35バーツ。んで、2バーツづつあがっていく。昼間は結構きちんとしてるんだけど、夜、しかも外国人だとわかるとトゥクトゥクばりに言い値で乗せようとしてくる。60バーツくらいの距離でも「100バーツでドウだ?」とか。そんなタクシーには乗らず、しっかりメーター回してくれるタクシーに乗りませう。普通にメーター回して乗せてくれれば、きちんとチップあげるのにさ。あ、それからそれがルールなのか良くわからんけど、タクシー料金の10バーツ以下の金額は四捨五入だった。最初はおつり少ないじゃん。とか思ったけど、次に乗ったタクシーでは多く返ってきた。結構いい加減。マイペンラーイ!
帰りの日は早朝から移動してバンコクから成田まで。行きの飛行機もガラガラだったけど帰りもガラガラだった。さすがに遊びまくった疲れが一気に出て、もうほぼ爆睡状態で帰国しましたよ。
いやー、おもしろかった。タイ旅行。海目当てだったけど街も楽しめたし。タイの人の「適当さ」はとにかく新鮮だったかなあ。それが一番印象的だったかも。なんか日頃日本でチマチマしたことに神経質になってるような生活送ってたせいもあって、「あー、そんなんでいいんだ。」なんて変に納得してみたりとか。はじめての海外でオッカナビックリだったとこはあるけど、とにかく楽しかったのでまたすぐにでも行きたい気持ちでいっぱいです。タイはほんとまた行きたいな。今度は反対側、サムイ島やパンガン島にビーチパーティー目当てで行ってみたいかもー。
写真はフォトスタックを見てチョ。
ええーー
なんか黒いと思ったらタイに行ってたんだ!
俺も海外行くと、現地の人の適当さにビックリする。「この人こんな適当でも食っていけんのか?」みたいな。
少し見習おうかな。。。
行った行った。タイランド。
ほんと、話には聞いてたけどあまりにも適当でビックリしたよ。
でも、マイペースとはいってもあくまでも「自分のペースキープ」なマイペースなんで、慣れてないと結構イライラするかもしんないけどね。
日本でもちょっと地方に行ったりすれば近い空気あるかもねえ。