週末にスケートやってて思いっきしコケたんですよ。結構派手に。で、運悪く手にプロテクターとかしてなかったもんだから、地面に手を付いた時に手のひらを擦りむいちゃって、帰りに消毒でも買おうとクスリ屋さんに寄ったんですね。
んで、俺のイメージだと「消毒=マキロン」だったので、消毒くださいって言ったらマキロン出てくんだろうと思ってたんですけど、なんか違うのが出てきたんですな。
スリ傷・キリ傷をサラサラにして殺菌・消毒
なんかスプレーからさらさらパウダーが出てキズを覆い、そのパウダーがキズ口の消毒殺菌をしてくれるみたいなんすよ。マキロンだと普通に消毒「液」が霧状に出る感じなんですけど、液体じゃなくパウダーなんですね。さすが最新鋭消毒システム。よくわかんないけどスゴそう。見る見る治りそう。キズドライの効果はいかに?
ほんで、家帰って早速試してみました。消毒インスピレーション。
とりあえず、しっかりキズの部分を水で洗います。まあ、コケた時にも水で流したんだけど、念には念を入れて。でも、チカラは入れずにソフトタッチ。汚れなんかがしっかり落ちたのを確認して、水分ふき取りますな。このときもキズ部分はソフトタッチで優しくしなやかに。
で、キズドライの出番。説明書に注意書きがありますが、パウダーがスプレー缶に入ってるのでしっかり噴射できるように軽く振っておきます。準備が出来たところで、「いざ、噴射!」といきたいとこなんですが、最初の噴射時にはちょっと注意が必要に思いました。
というのは、このキズドライスプレーの噴射には多少コツが必要です。わかりやすく言えば、「噴射が結構強力なので、噴射パワーコントローリングのテクニックが必要」なわけですな。特に一発目の噴射は予想以上に威力が強く、下手したらキズ部分をかえって傷めてしまう可能性があるためです。これ、まさに俺が身を持って体験してしまったので間違い無い。これ以上犠牲者を増やさないためにもここは注意して欲しいでござる。
ようは「試し噴射」をして欲しいってこと。流し台の中や屋外にでも軽く噴射のテストをしてみるべし。1、2回噴射すれば何となく強さやスプレーの出かたがわかると思うのでこれはオススメしたい。
ほんで、やっとオペ(キズ部分への噴射)の開始であるわけだが、ここでも焦ってはいけません。説明書の注意書きに書いてあるようにキズ部分からしっかり離してスプレーすべし。説明には10センチって書いてあるけど、もっと離してちょうどいいかんじもしました。15センチから20センチくらいかな。
やっとスプレー開始。スプレーしてみるとそのキズ部分がだんだん白いパウダーで覆われてくる。また、スプレーのガスのせいか(もしかしたら意図的なものかもしれないけど)、スプレーが当たる部分は冷える感じになる。はじめてやるとこれが結構楽しいもんなんだけど、詳しくは後ほど書くが調子に乗ってあんまり厚くスプレーしないのが言いと思われます。ほんと、軽く白く覆われる感じで。
スプレーはほんとさらさらしてるのでスプレーした直後、特に乾かしたりとかって必要も無く、これで消毒完了になるんだけど、パウダーは時間が経ってくると、ちょっとずつ剥がれてくる。スプレーする時に「あまり厚くスプレーしない」と言ったのは、あまり厚くスプレーしてしまうとこのパウダーの剥がれ方が特にひどくなり、量によっては周りをパウダーで汚してしまう可能性もあるからだ。これは注意したい。
それからパウダー後の注意としてもう一つ。一応「さらさらパウダー」ってことになってるけど、パウダーは最初はもちろんさらさらした状態でキズを覆ってくれてるんだけど、時間が経ってくると、周りの湿気や皮膚からの湿気を吸ってか、「だんだんベトベトしてくる」。さらさらパウダーだからといってもそのスプレー部分の上に擦れる感じの衣服とか着ないほうが無難な感じがした。衣服擦れたらすぐにパウダーが取れちゃいそうだからね。
とまあ、そんな感じでスプレー消毒できるイカしたハイテク消毒体験だったわけだけど、このキズドライ、消毒殺菌以外の特長として、「皮膚形成を促進」ってのがある。これはパウダーに含まれる『アラントイン』っていう成分が皮膚の成型を助けてくれるんだそうで、キズの治りが早くなるんだそうな。これこそハイテクキズ薬の偉大なるパワーかも。確かに、ってか、気のせいかもしれないけど、キズの治りが早いような気もしないでもないかも。かさぶたにすぐなったような気がする。病は気から。
「たかがキズ薬、されどキズ薬」。最近はあんまり使うことなかったキズ薬だけど、21世紀はこんなとこにも未来の医療テクノロジーの片鱗を見せているんだなあ、と実感してみました。小林製薬スゴイ!(特に製品のネーミングセンスが。)
手のひらとはまためんどくさい場所ですね。
僕も先週怪我をして、物は試しで閉鎖療法という新しい治療法を試してみました。
こちらとはまったく逆の傷をドライにしない方法でしたが、これがすごい良好で一週間で驚くほど綺麗に完治してしまいました。
キズドライも気になるので是非そのまま続けてその後の経過を記してくださいー。
お大事に。
その後の経過もナニもそんなにキズが酷くなかったせいもあってか、経過3日ですっかりカサブタ状態ですよ。
今日はもうパウダーしてない状態です。
ケガした直後のパウダーをしっかりしとくと、カサブタ化が何もしないより早いような気がします。
治療に使うってよりは、ケガ直後に応急処置的に使うのがいいのかなーってのが印象ですかね。
そうです。使えば傷が悪化するキズドライということで医師は「使うな」と言います。それでも使いたいなら使うとよろし。
http://www.joko-clinic.com/oukyuu.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~kr2m-nti/wound/wound022.htm
http://www.tgh.tonami.toyama.jp/tghindex/3-osirase/1-hanasi/kouhou/kouhouH1410.html
http://www8.ocn.ne.jp/~machidaa/jyoushikiuso.htm