PSY・S / Golden Best
マル 2004-04-26 [朴訥音楽評]
今だったら「パラッパ・ラッパー」や「ウンジャマラミー」など、ゲームのプロデューサーとして有名な松浦雅也と、ヴォーカリストchakaとのポップデュオPSY・Sの80年代を駆け抜けた軌跡を辿るベスト盤です。久しぶりにユニコーンのアルバム聴いてたらchakaがコーラスやってて、気になって買ってしまいました。以前書いたレビューから手のひら返したかのようにベスト盤の紹介なんですけど許してくれ。
NHK「ジャスト・ポップ・アップ」の主題歌になってた「薔薇とノンフィクション」や「Parachute Limit」、アニメ「シティハンター」のテーマソング「Angel night」などなど、分数コードとコーラスサウンドで綴る浮遊感たっぷりの「あのころの」ポップミュージックが満載。FMシンセ多様のプログレチックな構成は、今聴くとバグルスみたいで新鮮。このころ多かったよねこういうスタイルの作曲方程式を持ってたバンド。80年代に活躍したEPICのアーティスト(含岡村靖幸)とか東京少年とか。今で言ったらスーパーカーとか?クラムボンとか?んーそれともちょっと違うんだよな。もっと大衆が歌える音楽。
んでchakaって今なにやってんだろうと思ったら、安則眞実名義でジャズを主体にソロ活動しているんですね。今度機会があったら聴いてみよう。
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