ほんと、ケイタイにカメラ付いててナニがウレシイって、外出時には間違い無くポケットに入れて持って出てるもんだから、ちょっとしたシーンでもすぐに取り出して撮影できる点。なんか改まってカメラ持ち歩くって抵抗あったんだけど、いつも持ち歩くケイタイに付いてるんなら何も苦になりませんな。ハイテクに感謝。

で、撮った写真なんだけど、せっかくだからウェブにアゲたいなあ、とか考えてて、いろいろその手段を考えてた。MovableTypeの中にアルバム用のカテゴリー作ってやってみようかな、とか、HINAGATAさんのフォトログスタイル使ってMovableTypeの中にアルバム用の新しいウェブログをもう1つ作ろうかな、とか考えたんだけど、ちょっと気になるものを見つけたのでそれを試してみることにしてみました。

Napdaysさんで紹介されていた写真が管理できるCMS、「PhotoStack」。これをいろいろいじってみました。

まず、Napdaysさんでも書かれてましたけど、このPhotoStackはPHPによって動作しており、そのコンテンツ画面の生成は、「半動的生成」です。「半」と付けたのは、あくまでも固定HTMLを生成してるわけでは無い、CGI呼び出しに対して毎回処理を行って結果を出力するタイプのスクリプトなんですけど、その内部にはキャッシュとして前回の更新コンテンツ内容をデータとして管理していまして、そのコンテンツデータと最新コンテンツデータに相違が無い場合、前回、生成しておいたキャッシュデータをそのまま出力することで処理負荷を回避しよう、というような作りになっています。なかなか考えられてる。

コンテンツページに関しては、アルバム一覧（と、そのRSS）、各アルバム（と、そのRSS）、検索結果画面ごとにテンプレート方式のデザインが可能になっています。MovableTypeを使ってる人はイメージしやすいかもしれませんが、スクリプトで決められた「タグ」を埋め込んでデザインを作るタイプのテンプレート作成が可能になってます。コンフィグ内容、アルバムデータ、アルバム内写真データ、、等の情報をオブジェクト感覚で指定できます。

テンプレートタグもいろいろ用意されててデザインやコンテンツ構成のカスタマイズが楽しそうでいんですけど、さらにウレシイことにこのテンプレート自体、簡単に追加して利用することも可能なんです。半動的の、静的生成CMSじゃない魅力の本領発揮。

GETパラメータの&template=パラメータがその機能を実現してくれているんですが、このパラメータに自分で用意したテンプレート名を指定してCGIを呼び出してあげるだけで、指定されたテンプレートを解析、そのテンプレートのタグ置換をその処理で行い、その結果を出力してくれるんですね。テンプレートを新たに追加したから、変更したから、といって、リビルド・再構成の手間が無いのはいいです。手間が無いというより、テンプレートを気軽にいくつも用意できることで、同じアルバム内容の見せ方でも「呼び出し元によってテンプレートを使い分ける」なんてこともできますので、いろんなページからの呼び出しで見せ方を分けたりとかもできそうですな。

それと、写真の管理ですが管理画面からのアルバムの追加・設定変更・削除、写真の追加・コメント変更・削除ができるようになってます。写真の転送に関してはフォームからの指定方式なんですが転送にはFTPを利用するため、設定ファイルにFTPの接続設定が必要になります。PHPのFTPモジュール利用が許可されて無いと使えません。それと、GDライブラリを利用したサムネイル作成も写真アップロードの際には自動で作成してくれます。

とりあえずこのPhotoStackを使って「ハンチングフォトストック」を作ってみました。興味ある方はゼヒいろいろいじって試してみてくださいな。

紹介したパラメータによるテンプレート指定でアルバムアーカイブス（https://girled.net/photos/?template=archivesIndex.tmpl.php）ってのも作ってみました。アルバム一覧のプレビュー画像無しバージョンのテンプレートです。

「使ってみたいかも。」と思ったら、ゼヒ、PhotoStackサイトからダウンロードして設置して試してみてくださいな。