三度のメシより自動車ゲームが大好きで、フォーミュラモノ、箱モノ、ラリーモノ、ストリートモノ、、問わずなんでもかんでも片っ端からプレイしまくってますが、中でも、「ドリフト」の操作感が気持ちいいゲームは長く楽しんでるような気がしますね。
ドリフトしてる挙動ってクルマ操ってる感が凄い伝わるような気がするんですよね。それが楽しい、面白い。実際、本物のクルマでドリフトなんてやったこと無い「脳内ドリフター」の俺なので、それがリアルかどうかなんてわかりゃしません。でも、自分の想像する「本物のドリフト挙動」というリアリティをくすぐるものがあるからこそ、操作してて面白いと思わせるものなんじゃないかとも思いますねえ。本物の動きじゃなくていいんですよね、あくまでも「本物っぽさ」であることが重要っつーか。
まあ、ゲームはゲームの話で置いといて、今回は、「本物の、本当のドリフトを勝負する大会」のお話。大々的にドリフトをフィーチャーした選手権大会があったんですね。知らなかったです。単発企画モノで草レースの延長みたいな感じでやってるのは結構昔からあったと思うんですけどね。シリーズ形式で全7+2戦が用意されてて海外転戦も含まれてるみたいですね。ほぉー。
D1グランプリはドリフト走行のカッコよさで勝敗を決める競技だ。ドリフトとは、後輪もしくは4輪を滑らせながら走る走法。ドリフトは高度なテクニックを必要とする難度の高い走法である。そのドリフトの腕を競う競技、それがD1グランプリだ。
このレースで面白いと思ったのは第一に、「速さ勝負じゃないカーレース」ってことじゃないでしょうかねえ。速さを競わないってどういうこと?って感じですけど、簡単に言うと、「走りのスタイルを競う」競技のようですよ。フリースタイル形式っていうんですかねえ。ドリフトのカッコ良さを評価するのはもちろん、決勝の場合のポイントとしては、「先行車のインに切り込み、追い抜くの際のキレイさ」、とかが評価点になるということみたいです。
で、評価するって誰がよ?って感じですけど、そこはドリフトといえばこの人、あのドリフトキング「土屋圭市」をはじめとする、ドリフト界の先人達が採点、判定を行うということで、この辺の本気っぷりも大会の空気を引き締め、かなり熱いレースが期待できる内容になってるみたいんですねえ。
で、あと、大会のレギュレーション規定(大会ルール)も見てみたんですけど、ドリフト大会だけにちょっと特殊な規定もあるようです。
駆動方式は基本的に混合(前輪・後輪駆動一緒に)で行われるみたいなんですけど、四輪駆動車の出走は認められてないんですね。四駆は四駆なりのドリフトが出来ると思うんですけど、やっぱ派手さが薄くなりがち、とか、コントロール難易度とかの点から、他駆動方式のクルマといっしょには評価しにくかったりするからでしょうかねえ。
それと、1項の5番目に書いてある「Sタイヤ」ってナンなんですかねえ?スリックタイヤってことでしょうか?スリックタイヤだとグリップ良すぎてドリフト出来ないし、すっぽ抜けてスピンして終わっちゃうから相応しくないってことなんでしょうか。。
このドリフト選手権「D1GP」、次の予定は、4月17、18日、お台場の特設コースにおいてエキシビジョンがスケジュールされてるようです。場所は船の科学館駅前の駐車場のとこですね。
自動車レース大好き、ドリフト大好きな人は、ゼヒこの機会にナマのドリフトを目の前で、間近で感じてみてはいかがでしょうか。当日は凄いエンジン音で終わってから耳が「キーン」っていうアレになる予感。