ホンダレディのニューアルバムが今月リリースされます!今回おっちゃんホントに頑張った!のでぜひ聞いてやってください!
HONDALADY new album
"SNEAKER MON AMOUR"
2010/03/17 ON SALE DDCH-2317
ただいまmyspaceにて、アルバム収録曲「フリースタイラー」が試聴出来ます。
Race Horses / Goodbye Falkenburg
ウェールズのバンドらしい。僕の中でウェールズと言えば、スーパー・ファーリー・アニマルズとゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ(マニック・ストリート・プリーチャーズは置いといて)なんだが、このバンドは明らかにその延長線上にいるバンド。ピントが若干ずれ気味でとっちらかりつつも、とてもサイケデリックでポップでそれでいてどことなく牧歌的な感覚がぐるぐる廻るそのサウンドはとても心地よい感じ。今サイケデリックでポップで牧歌的な感覚をやるんだったら、アニマル・コレクティヴみたいにニカ的アプローチがどうしても出てくると思うんだけど、そういうのが一切なくて好感持てる。流石ウェールズ出身。(ウェールズ関係ないけど)再結成ペイブメントに会えるまでこれ聞いて我慢しようと思う。
Hadouken! / For The Masses
ファーストのころのハドーケン!って、古いところでいえばATARI TEENAGE RIOTや、ちょっと前のhivesみたいな江頭2:50的な向こう見ず感と、そこはかとないダサさと滑稽さに溢れていた(ほめ言葉です)バンドだったけど、この新作では今までの路線のグライム・ブレイクスっぽいビートもペンデュラムみたいな都会的な空気が漂っているし、ギラッとしたエレクトなんかもあって超スタイリッシュ。ぜんぜんダサくないし普通にかっこいいんだけど、全然笑えなくってちょっと淋しくなってしまった。
THE SLITS/TRAPPED ANIMAL
ちょっと前になるけど、これはとりあげなければ。デビュー作『Cut』から30年、スリッツの新作。
オリジナルメンバーのアリ・アップ(vo)とテッサ・ポリット(b)が中心となって、ミキシングはON-U総裁エイドリアン・シャーウッドという役者揃いでつくられた再結成アルバムで、数年前にリリースされたアリ・アップのソロ”Dread
More Den Dead”のようなダンスホール路線の延長線上だけれど、”reject”みたいなヘロヘロなパンクや、シャーウッド節全開の”Babylon”、日本語で歌われる「Be
It」なんかもあって、起伏に富んでいてとても楽しい。再結成の男性バンドは渋みやまろみがいい味出してたりするんだけど、そことは対極にあるこの再結成。なにこのこのオバハン達。すげえ。
そういえばメンバーにピストルズのポール・クックの娘ホリー・クックがいるし、アリ・アップはジョン・ライドンの義理の娘(母がジョンと再婚した)だし、なにかとピストルズとゆかりがあるのね。
Baddies/Do The Job
エセックスの4人組。ニューレイブ以降のUKロックバンドっぽい風情だけれども、それよりボーカルがDEVOっぽいエキセントリックなスタイルなのが特筆すべきポイント。そういや曲調もなんか似てる。FUTUREHEADSなんかが好きな人にはクセになるんじゃないだろうか。
そういえばちょっと前、USパンクバンドによるDEVOのトリビュートアルバムを聴いてたんだけど、恐ろしいくらいただのUSパンクで、ぜんぜん面白くなかったなぁ。ギミックを取り除いたらオーソドックスなロックンロールなんだと再確認。
安室奈美恵 / PAST < FUTURE
年末のリリースからずーっと聴いてる。日本の大メジャーアーティストの中で、数少ない「なんか信頼できる」アーティストだと思ってる。他の女性アーティストと何が明確に違うのかははっきり分かっているんだけども、まーそれはそれってことで。
あとCDが売れないからDVDつけて単価を上げようとしている魂胆が見え見えの最近の邦楽アーティストの中で、唯一DVDがついててうれしいアーティストだとも思う。