dogs / Turn Against This Land
マル 2005-12-21 [朴訥音楽評]
dogs。レイザーライトのサポートアクトをつとめていたりするバンドで、まさに今のUKの旬の音!という風情が漂っています。ポイントはソングライティングやらなにやらよりもやっぱりこのジョー・ストラマーみたいな声が最高。なによりボーカルがこの声に自覚的なところがあざとい。あざといとはわかっているけど、かっこいい。
今旬の音、といったけど、逆に言うと今だけの音かな、ともちょっと思うし、間違ってもロンドンパンクではないと思うし、ましてやポスト・クラッシュでもないとおもうんだけど、この熱さは例えばhivesみたいな江頭2:50的な半ば鬱陶しい熱さとは違って、なんだか心地がいい。ロンドンぽいのはそのせいかも。
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