「出来ればいろんな山滑りてーなー。」とか思って今まで滑ったこと無い、オモシロそうなスキー場探してた。んで、最近の俺ブーム的には、パウダー、新雪、深雪あたりが楽しめるスキー場無いかなーって。
スキー場を探す、って今までなかなかしたこと無かったことに気が付いた。大体行くスキー場って、誰かしらが行ったことあるスキー場とか、聞いたことある、宣伝見たことあるスキー場だったりとか、自然とソウなってたからねえ。
ほんと、すごい斬新なキーワードでググッてみた。「楽しい スキー場」って。俺、ネット検索初心者かよ!なんて思いながらバカみたいに引っかかりまくったリンクを見ていたら、なんか気になるスキー場があった。
ロコスキー場
「人いなくて最高」とか、「パウダー独り占め」とか、「まったりしててナイス」とか、「リフト係のおじちゃんが癒し系」とか書いてある。なんか俺の求めてるスキー場なんじゃねーの?ロコスキー場。どこにあるスキー場なんだよ?
ロコスキー場の所在を探そうと調べてみたら、オカシナことに気が付いた。ロコスキー場というのは、日本中に点在しているじゃないか。しかも中にはカナダなんかにもロコスキー場が。。あー、なんとなくわかってきた。
ロコスキー場って、ロコ(=ローカル)なスキー場ってことなのか。比較的小規模で地元の人たちが集まるようなスキー場のことなのね。リフトが2本くらいのとこが多い感じかな。そりゃ人いなさそうだし、降雪後にそんなに頻繁にピステン入れないだろうからパウダーサイコウかもしれんね。
東京からもアクセスいいスキー場とか、やっぱ有名どころのビックゲレンデスキー場とかはそれはそれで魅力だし滑り応えもある。施設なんかもしっかりしてれば食事や休憩なんかも楽だしイイっちゃイイんだけど、イイだけにやっぱ人も多く集まる。
気持ち良く滑れるはずの新雪もファーストトラック目当てにみんな血眼になって先を急ぐ殺伐感とか、ちょっとため息出ちゃうようなシーンが多いかもなあ。有名なスキー場は。
ソウ考えると、なんかのんびりしてるスキー場にたまに行ってみるのも気持ちいいもんかもしれないなー。
ゲレンデはペアリフト2本にコースが4本。2キロくらいしかコース無いし、リフトももちろん普通に遅い。でっかいレストハウスがあるわけじゃなくって、小さい休憩所で食べるものといったらおにぎりかうどん。トイレはもちろん和式。
でも、その「チカラの抜け加減」がロコスキー場の魅力なんだろうなあ。
ガッツリ滑る体育会系スキーももちろん楽しいし俺も好きだけど、たまにはこういう脱力系スキー場でのんびりまったり滑るスキーも良さそうだなあ、とか思ってみました。
そんな中で評判の良かったロコスキー場が、「南志賀 山田牧場スキー場・山田温泉スキー場」。ナニがすごいって、まず、ホームページ開いたら軽快な音楽でお出迎えですよ。
ゲレンデは前述のように決して大きなスキー場ではないわけなんですけど、降雪後はすごい良好なパウダーが楽しめるスポットらしく、また、牧場スキー場から温泉スキー場までは林間コースで繋がっており、約13キロのツアーが楽しめるみたいです。温泉っていうくらいですからもちろん温泉も。松川渓谷温泉 滝の湯なんですが、ロコ温泉らしく?混浴なんですねえ。
それと、ちょっと残念な話なんですけど、最近じゃスキー人口の減少や雪不足なんかでそんなロコスキー場も閉鎖されるところが多いようですね。また、大手のリゾート会社経営のいくつかのロコスキー場でも、その親会社の経営問題で運営の継続が危ぶまれているなんて話も。
行こう行こうと思っていたロコスキー場。いざ行けると思ったらもう営業してなかったなんていうのもちょっと寂しすぎますし、行ける時にそののんびりとした空気と時間を味わいたいものですな。また、そうやって足を運ぶことでこれからもずーと営業していって欲しいもんですからねえ。いや、かといって人が押し寄せるのも困っちゃうような気がする歯がゆさはありますけどね。
【残念ながら閉鎖されてしまったスキー場紹介サイト】
・ロストワールド