Amazon Search の導入
オオカワ 2004-08-18 [ウェブログ関連]
ご自分の Blog 等に JavaScript なリンクを設置するだけで、自分のページの内容と関連する Amazon 内の商品を検索して一覧を表示することができます。
20040818_amazon.jpg

いつも見させてもらってるウェブログサイトのいくつかがサイトに導入してまして、おもしろそうなのでハンチングもマネっ子して導入してみました。エントリー個別ページの右側上部にリスト化して、そのページ内容に関連する商品を紹介しています。

その記事に関連するキーワードから商品を検索してリスト紹介してくれるってのはなかなか面白いもんでして、「ああ、話の中のこんな商品出てたんだ。」とか、「別のメーカーが似たようなもんだしてんだなあ。」とか、思いもよらないところから気になる商品が見つかるってのは掘り出しモン見つけたような気分がして楽しいですな。

それから、いままであんまり良く知らなかったんですけど、Amazonのアフィリエイトっつー商品紹介プログラムのこともちょっち勉強しまして、このAmazon Search 導入の際に設定してみました。単純にバナーな広告とかは苦手だったんですけど、記事に関連する商品を動的に、最新の情報を紹介出来るってんでチャレンジングしてみましたよ。

まず、Amazon Search 自体の設置はいたって簡単。サービス提供元のDrk7jpさんで紹介されてる設置手順を参考にすればすぐわかると思います。よくありがちな「JavaScriptソースを外部参照するタイプ」で、サービスCGIにアクセスして自分のページにあった表示内容を取得、JavaScript出力で埋め込むカタチのやつです。

また、ページへの埋め込みを行う際に自分の意図した表示ができるように各パラメータを設定するんですが、そのパラメータを簡単に生成してくれる導入支援ツールも公開されており、このツールに手順に従って内容を設定すると、そのままコピペするだけで簡単に自分のページにも設置できるものまで用意されてますので、初心者の人でもすぐに自分のサイトで使えると思います。イタレリツクセリ。

このAmazon Search のパラメータに表示を行いたい自分のページのURLを設定してるんですけど、その設定した自分のページURLを元にAmazon Search はページに埋め込まれたRDF情報を取得し、その記事の内容を解析。解析した結果、記事の注目キーワードになりそうな単語をいくつかピックアップし、ソレをAmazonの商品検索キーワードとして検索を行い、その結果をリスト化して返してくれるというような動きになってます。きっと。

RDF情報っつーのは記事内容の概要や作成日時、作者情報なんかがまとめられたXMLでして、MovableTypeなんかを使ってる場合には勝手に個別ページHTMLの中にヒッソリと埋め込まれております。しかもそのXMLはHTMLコメントアウトされた上で書かれているもんだから、外から見た分にはそんなもんが入ってるなんて全然気が付かないというワナでございます。

あくまでも自分のページの情報はページ内に埋め込まれたRDF情報というメタ情報を頼りに収集してくれるんですけど、このAmazon Search はそのRDF情報を埋め込まないタイプのCMSや何でも無い素のHTMLページでも記事データ収集ができるように専用の収集データ認識タグを用意してくれてまして、コレは結構いいなあ、と思いましたねえ。「!drk7jp_parse_scope」っつータグです。

ハンチングの普通のエントリーのページは普通に設置すれば良かったんですけど、情報メモのページにも付けようと思った場合、情報メモには「記事が無い」んですね。ですんで、情報メモのコメント記事の最新5件をその「!drk7jp_parse_scopeタグ」に設定することで情報メモ最新5件に関してのコメント内容からAmazon Search をかけられるようになりました。でも、ちょっと残念、というか、サービス提供の制約でページのキーワード収集は7日ごとってことになってるので毎日更新してる情報メモの情報も7日に1回しか更新されないので微妙に意味無いというかなんというか。きちんと毎日更新されるように、最新のAmazon Search 情報を表示させたい場合はあくまでもその記事ごとにエントリーにおこすってのがいいでしょうな。(っつーか、ソレが前提で作られてるんだろうしねえ。)

Drk7jpさんでは他に、Google Similar というサービスも公開されてまして、こちらは記事のキーワードを収集した内容でGoogle検索を行い、その結果をリスト化してくれるってものになってます。設置すれば自分の記事に関連した内容のページが自動で見つけられるって感じですかね。これも「おおー、俺と同じようなこと書いてるヒトがいる。」とか、「ああー、そんなことがあったのかあ。」とかいう発見もあったりと、それはそれで一通り見てみると面白いもんですな。ちなみにこちらの設置に関しても導入支援ツールが公開されてますので利用してみてくださいな。

それと最後に1つ。このサービスなんですけど、「非常にレスポンスがいい」です。とりあえずここ1週間くらい様子を見ていたんですけど、時間帯問わず待たされることはあまりありませんでしたし、処理が途中で切られる(リスト内容無しで返される)ということは無かったと思います。個人で運営・管理されてるということですが、とてもクオリティ高い、しかもオモシロくて有用なサービスだと思いますので、是非ともDrk7jpさんには今後もバージョンアップも含めてがんばっていただきたいと思いました。応援しております。

記事に関連した情報の追加で自分の記事の魅力、価値がさらに倍増するとも思います。設置も簡単ですし、アナタのサイトにも是非とも設置してみてはいかがでしょうか。オススメですよ。

コメント

このサービス、CDレビューロガー(あるのかこんな言葉)にはたまんないですね!

ログ読む>ほー、なるほどねー>右のボタンをぽちっとな>あ、買える!みたいな。

マル 2004/08/19 #3476

そうそう。
キーワードにアーティスト名がきちんと検出できればそのアーティストがらみでリスト出てきたりしてていい感じ。
そのアーティストが一部参加してるコラボレーションアルバムとか、コンピレーションとかも出てきたりして「あ、こんなの参加してたんだ。」なんて発見あったり。
あまぞんさん、恐るべし。

オオカワ 2004/08/19 #3477
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