サンシャインスターライトドーム満天 | ヒーリングプログラム

香りが織り成す穏やかな空間の中で、ナビゲーターのナレーションにより、お客様ご自身のイマジネーションをふくらませながら五感で味わっていただくリラクセーションプログラムです。

開場前に並んでいた時に、当日のプログラムで使われるアロマの試香紙を1人1人に渡されます。並んでる列の周りにはほんのりとラナラナとオレンジの香りがして、もうその時点から気持ちはハワイに入りかけてましたな。はじまる前からかなり気持ちがプログラムに集中できるのでなかなかいい演出です。

開場されると並んでいた順で席に着いていきます。全席自由です。この日座ったのは中央よりちょっと後ろ、左側で結構いい場所だったんじゃないかと思います。で、スタートまで、天球スクリーンには場内での注意なんかが映し出されてます。

プログラムがはじまると、まず最初にその日のプログラム全体についての話やプログラムを楽しむ簡単なナビゲートナレーションがされるんですけど、その中で、「プログラム中に気持ち良くなって眠くなる方がいらっしゃるかもしれませんが、眠くなったらどうぞそのままおやすみください。」なんていうスバラシイ、究極のリラクゼーションなアドバイスもありました。

まず、夕暮れのハワイの様子をイメージした天球投影、そして、そのハワイの様子を撮影した写真が映し出されていきます。そして、日没。ハワイの星空の写真がゆっくりと順に映し出されていくと、だんだんと写真を映し出していた周りに、プラネタリウム投影の星が現れてきました。この辺の演出がかなりいい感じでしたな。ハワイの星空の写真が頭上360度に広がり、まさに写真を見ていた自分がその写真の中、ハワイの星空の下にワープしてしまったかのような気分になります。

プログラムのメイン、「祝福の虹」の写真はこれまたすごい迫力ありましたな。ハワイの人々が何故この虹を祝福の虹と呼ぶのか、という話や、高砂氏が体験したこの虹にまつわるエピソードなども紹介されました。そして、ハワイから見える星空から、星座の紹介や、ハワイの人々と星空、星座との関わりなどの話も興味深い、いい話でしたな。

終盤、プログラムの終わりに近づくと東の空はだんだんと明るくなって、最後に、俺の頭上にはサイコウの「祝福の虹」が輝いてました。ほんと、あっという間の1時間。

終始ゆったりとした進行なのにも関わらず、飽きることなく映像や音楽、ナビゲーションを楽しむことができ、また、ハワイで1晩過ごした気にさえなる充実の内容だったと思います。

投影する映像・星空の他に、音楽、アロマの香りというトータルでの演出にもう1つ、「温度」の演出があったらおもしろいかもなあ、とか思いました。現実的じゃないかもしれませんけど、ハワイってやっぱ暖かいイメージあったんで、ちょっと暑いかな？ってくらいの館内温度だとハワイの夜にもっと入り込めた気もしないでもありません。

とにかく楽しめたし、何より、充分「癒される」内容だと思いましたよ。今回の体験でかなりアジしめたので、次の新プログラムになったときも来てみようと思ってます。

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