鉄道ICカード「スイカ」の機能を搭載した携帯電話「モバイルスイカ」のサービスを早ければ2005年秋に始めると発表した。自動改札口の通過だけでなく、携帯電話を電子マネーの「財布」としても使えるようにする。
このニュースを見てすぐに、こんなエントリーがあったのを思い出したんですよ。思わず「マジだったんじゃねーか!」ってクチから出ました。本気でビビった。予告ホームラン級。
JR東目本は、IC型プリペイドカード「SUIKA」の新タイプとして、携帯電話機能を内蔵した「SUIKABAR」を発表しました。厚さ8.6mmという驚きの小ささで、1.8インチTFT液晶と30万画素カメラを搭載しています。
めっつぉさんで先日4月1日に上に紹介したようなエイプリルフールなエントリーがあったんですよ。「SUIKABAR」なんていうネーミングで、既存のSUICAのICカードが厚くなって携帯電話機能も持っちゃうぜ、なんていう冗談ニュース。JR東目本な。
今回のニュースでは、携帯電話にICカード機能が実装され、そのICカード機能部分でSUICAが使えるように、って話なので、SUIKABARとはその実装というか、実現スタンスが正反対のとこにあるみたいなんだけど、そんなのどっちにしろ携帯電話とSUICAが合体するってのは同じなわけで、めっつぉさんのエントリーの記事内容の中に、「携帯電話で通話しながらでも自動改札が通れるように・・」なんて書かれてたものが、ほんとに出来るようになっちゃったりする可能性もあったりするんでしょうかねえ。なんか楽しくなってきましたな。「もしもし&ゴー!」みたいな。
SUIKABARでは、10000円の保証金制度を採用したレンタル方式?みたいな想定で書かれてたんですけど、本物のほうだとあくまでも自分の携帯電話にICカード機能が付いてるもんですから、もし携帯電話が壊れたりして、手元から離れるときはいろいろ大変そうですね。携帯電話が壊れたら電車に乗れなくなる、とか。さすがにそのくらいの状況は考えて代替機の用意や補助カードサービスの提供など、ナンかしらのことは考えたシステムでの運用になるんでしょうけど、それにしても今まで以上に携帯電話の破損や紛失には注意が必要になりそうですな。
電脳グッズのダウンサイジング、集積化が進んで、いろんなものがドンドン合体していくこれからの未来。この次はどんなものが携帯電話やその他の情報家電にくっ付くようになるんでしょうな。来年のエイプリルフールネタも今から楽しみに、また、目が離せないものになるかもしれませんね。
ちょっと関連するリンクを。
FeliCa搭載で携帯はこうなる
「つまり、JR東日本がSuicaアプリケーションをモバイルFeliCa向けに用意すれば“携帯がSuicaに”なるし、ビットワレットがEdyアプリケーションを用意すれば“携帯がEdy”になるわけだ。」