トイカメラ人気は今だ根強いみたいですねえ。中国やロシアで作られたプラスチックの小さくてかわいいおもちゃのカメラ。レンズもプラスチックだし、お世辞にもしっかりした作りとは言いがたい本体。あくまでもお遊びカメラなので、「鮮明高画質な写真」、とはいかないみたいなんですけど、その独特のピントの甘さや色合いなんかがいい味出てて、「いい感じの写真」が撮れると人気のようです。
トイカメラの中でやっぱ人気なのはロシアLOMO製のカメラなんでしょうかね。よく名前聞きますな。LOMO製カメラには、LC-AとかSMENAとかって機種もいくつかあるらしいんですけど、それをヒトくくりに、また、トイカメラを総称する感じで、LOMOって言われることが多いみたいです。ロモロモ。
そんなLOMOなんですけど、人気の機種はなかなか入手困難だったりするみたいですな。人気の、っていうか、機種によってはもう既に生産されていないデッドストックのみが流通してたりで、ちょっとその希少価値っぷりも人気の追い風になってるんでしょうね。
で、なかなか手に入らないLOMO気分をなんちゃってにでも味わいたい!ってことで、デジカメ画像を加工してトイカメラで撮影した風にしてくれちゃうソフトとか画像加工アプリのプラグインとか探してみたりしてみました。
まず、一番最初に見つけたのはMac OS X 10.2以降用の変換ソフト。
JPEG を読み込んで科学の力でロシア製のトイカメラで撮ったような写真に変換するソフトウェアです。あくまで「のような写真」ですが、「なんだかアナログでガーリーな写真」になります。
このソフトは結構有名みたいですね。いろんなとこで紹介されてましたし、アップルサイトでも紹介されてましたな。このソフト名でググれば、いろんなサイトでアップされてるサンプル画像が見られます。参考にドゾー。
Win、Macの他に、Unix、Linux版もあるフリーの画像加工ソフト、GIMP用の変換プラグイン。
Dirty Thermos: GIMP Plugins
画像加工ソフトの定番、Adobe Photoshop用の変換プラグイン。
Lomo Effect V2! now called "lomoize"
これはプラグインってかPhotoshopのアクションファイルになってます。解凍して出来た.atnファイルをインストールディレクトリ以下、/Photoshop/Presets/Photoshop Actions/に入れれば使えるようになるみたいです。Photoshop持ってないので試せてません。
Pentacom.jp | Software Products (ToyCamera)
こちらも残念ながらPhotoshopを持ってないのでプラグインを試せなかったんですけど、環境がある方はゼヒどうぞ。
Flaming Pear:Products:Melancholytron
またまたこれもPhotoshop用の変換プラグインということなんですけどダウンロードしたドキュメントを見てみたら、何やらJasc Paint Shop Proでも利用できると書いてあり、手元に環境があったので早速試してみましたですよ。
まず、サイトの「Download the free demo」ってとこからデモ版をダウンロード。インストール、というか、プラグインの導入は、Paint Shop Proのインストールディレクトリ直下にPluginsというディレクトリを用意し、その中にダウンロードしたMelancholytron-108.8bfファイルをブチ込むだけ。Paint Shop Proを再起動して、画像を読み込み、「イメージ→プラグインフィルタ→Flaming Pear→Melancholytron」のメニューを選べば画像加工パラメータダイアログが出てきます。
そのパラメータをあーだのこーだのいじってイカしたトイカメラもどきの写真でウハウハしてみるわけですが、全てのパラメータをそんなに真剣にいじらなくても、下のほう、Glueパラメータを適当に選んで、並んでるボタンの一番左、サイコロのマークが書かれたボタンをガシガシ押してくだけでランダムなパラメータ設定が次々と自動で試されて、右側に出てる加工プレビューを見ながら鼻歌まじりに遊んでれば、ほら、とりあえずな「なんちゃってトイカメリング」はできるみたいです。
ってか、できちゃったのでいくつか変換したサンプルをはっ付けてみました。
なんか使い方がよくわかってない状態でいろいろやってみた結果なので、微妙な変換加減かもしれませんけど、こんな感じに加工できたりします。ダウンロードした中にパラメータに関しての詳細が書かれたドキュメントも入ってますのでそれ見ながらじっくりやれば、フォーカスを細かく設定してみたり、コントラストやカラーバランスなんかも自分好みに微調整できると思いますよ。お試しを。
でも、ほんとにトイカメラを大好きな人にとっては「そのカメラで撮ってこそ」の魅力があるものだと思いますし、やっぱり「本物の味」は加工では出ないもんなんじゃないかなあ、とも思います。
紹介したトイカメラ風変換ツールを使ってその写真に魅せられてしまったら、やっぱり本物が欲しくなるんでしょうな。。ハイチーズ。
【トイカメラな情報満載関連】
Welcome to headZshop
[ Welcome to Lomography Japan ]
The lomographic Society International
【トイカメリングした写真満載関連】
::: LOMOで行こう!:::
【撮った写真をウェブにアップするのに便利そうなPHPのCMSだけどどうよ?関連】
PhotoStack
(PhotoStackを利用したサンプルサイト→Noel Jackson, Photography)
最近、lomo super samplerを入手したロモビギナーです。はじまりはteatimelogicのソフト。試してるうちに、実物が欲しくなって購入にいたりました(笑
LOMOちっく画像をつくるソフトって他にもいろいろあるんですね。参考になりました。
あー、b-notesのひっぽさんじゃないですか!はじめまして。
このエントリー書くときにLOMO、super samplerのエントリーを参考に読ませてもらってましたです。
パッケージに"one two three four you"って書かれてるっていうのを見てすげーかわいいと思いましたよ。
やっぱ画像加工でいろいろやってると、「本物欲しい病」が発病しちゃうんですかねえ。。
なんか自分も感染カウントダウンに入ってるような気がしてならないです。。笑
おおー、トミナガさん、そんなにトイカメラ持ってたとですか。
4色フラッシュの、ってカラフルなカラーのフラッシュが出るって事なのかな?
フラッシュに色付いてたら画の色合いがいろいろ楽しめそうで
面白そうですねえ。
プラモカメラ、楽しそう。
なんかありましたよねえ、ピンホールカメラでしたっけ?
ちょっと試してみようかなあ。。
大人の科学マガジン | 03号のふろくは「ピンホールカメラ現像セット」です。
ピンホールフォトキット : Polaroid
ピンホールカメラとマジに戯れる話
僕もLomoLC-Aと言うカメラ持っています。
2、3年前に買ってたまに散歩がてらパチパチ撮るのが楽しいですよ。
最近写真ページ作ろうと、PhotoStackいじりだしたのですが、結構便利そうです。GDとか必要っぽい(英語なので曖昧・・)ので環境が限られるとは思いますが。
トミナガさんが言ってるプラモデルカメラって、↓では?
http://cmehappy.fantastic-camera.com/kit/index.html
LC-A、結構人気ですねえ。
「散歩がてら・・」とかって、何気ない感じで持ち歩いてフトした場面で撮る、ってのが粋なトイカメラの撮影パターンなんでしょうかね。
決して、写真撮るのがメインにならないというか。
PhotoStackなんですけど、実は存在知ったのはNapdaysさん見ててです。すいません、ネタパクっちゃいました。笑
で、早速設置してみたんですけど、一応、動きました。
アップロードした画像のサムネイル作成にGD使うと思うんですけど、MovableTypeの画像アップロードサムネイル作成が出来てる環境とかBlogTimesプラグインが使えてる環境だったらすぐ使えると思います。
サンプルで入ってるアルバムのパーミション設定するのが面倒(ってかファイルアップしてデータディレクトリのパーミションだけいじっただけじゃダメでPHPのエラーになりやがります。)ですが、そこを気も付ければあとはすんなり動きましたね。
確かにPHPだと動作が軽快な印象があっていいですな。
写真ごとにコメントやトラックバックつけるつもり無く、公開閲覧のみを目的とするならいい選択だと思いますね。
今後のバージョンアップも楽しみです。
プラモデルカメラ、そんなのがあったんですか。。
これもオモシロそうだなあ。。
こんにちは。私もLOMO持ってます。でも結構重いんで「外出のついでに持って出る」ってことがだんだん億劫に‥‥。フィルムの感度が100だといい感じなんで、フィルタもそれ仕様なんですかねえ。
あと韓国製のプラスチックカメラも適当な撮れで面白いです。
プラスチック製と聞いててっきり軽いもんなんだと思ってました。LOMO。
重いもんなんですな。
そうそう、気が付きませんでしたけど「フィルム選び」も楽しいとこの一つなんですかね。
デジカメじゃフィルムは選べませんもんねえ。
同じカメラでもフィルムを変えるとまた違う画が撮れたりしていろいろ楽しめそうですよね。
それだけに選ぶのが難しいのかもしれませんね。
「適当な撮れ」ってなんか肩の力抜けていい表現ですなー。
トイカメラの魅力ってもしかしてその脱力感ってのもありそうですね。
癒し系?
Nobutaさん
えーと、私のカラースプラッシュが
http://www.lomography.jp/lomography/shopping/product.php?Id=70
これで、
プラモカメラは
http://www.basscult.com/headzshop/camera/toy/plastic.html
です。
カラースプラッシュには、予備のフラッシュ色が入っていて交換できるので、実際には8色ぐらい使えます。
フィルムは、私はAGFAがスキですね。orkutにもAGFAのコミュニティがありました。
>トミナガさん
プラモカメラ、パッケージがかわいいっすねえ。
チビッコにプレゼントとかしてあげても喜びそうだなあ。
カラースプラッシュも本体のデザインがかわいい。
やっぱトイカメラってビジュアル的にも人気出る要素満載ですな。
room503: LOMO風写真で紹介されてたんですがIrfanViewというフリーソフトでPhotoShopプラグインを利用したトイカメラ風フィルタが使えるようです。
プラグイン利用の為の準備等も説明されてますので、WindowsユーザでPhotoShop持ってねーけどトイカメリングしてーよ、って人は、ゼヒこちらを参考にお試しあれー。
LOMOは面白いですよ。貸しますから今度。
というわけで、LOMO紹介するならぜひうちも
紹介してやってください。LOMOBLOGアグリゲート
やってますんで。ぜひぜひ。
はじめまして。だいぶ最近に別の記事でTBさせて頂いた者ですが。
LOMOの記事、大変勉強になりました。凄くステキな記事ですね!!さっそく僕もフィルタを導入して色々遊んでみました。うーん、スパらしいです。
なんか、短い期間にもの凄くこのサイトの情報のお世話になってしまったので、ちょっと恐れ多さを感じてますが。。。
これからの更新も楽しみにしています。
というわけで失礼いたします。
TBどうもでーす。
フィルタ、面白いですよねー。
LOMO独特のあのイメージが簡単に出来るのでいいですよねえ。
いつも使ってるデジカメがあっという間にLOMOに変身。ステキ!
ってことでこれからもジャンジャンバリバリLOMOってくださいな。
これからもオモシロネタを更新していきますんでハンチングもよろすくでーす。