小学校2年とか3年とかの頃の話。土曜日、学校がお昼で終わって家に帰ってきて、「独占!女の60分」見ながらお昼ご飯食べて、家の近所から出てるバスに一人で乗って、3、40分先にあるおじいちゃんの家に遊びに行くのがマイブームだった頃がありました。
小学生の低学年で一人でバス乗るナンつったら結構ドキドキもんで、大人気分満載の冒険をしているような心地だったことを覚えてますな。当時の都バスの運賃は確か大人で130円か140円くらいで、小人の場合半額だったので、60円か70円くらいの運賃だったと思います。
そんな冒険気分でおじいちゃんちに無事到着。夕食の後におじいちゃんと一緒に近くのスーパーにお菓子買いに行くのも定番でしたな。で、そのときに買うお菓子は決まって、「ビッグワンガム」でしたよ。もうわかりやすいくらいの工作大好きプラモ大好きチビッコ坊主でしたから、他のお菓子なんかに目もくれずに毎回買ってたような気がします。食玩オモチャのコンプリートって今まであんまりした記憶無いんだけど、もしかしたら当時のビッグワンガムに関しては一時期の間のシリーズはコンプリートしてたような気がします。
そんな思い出のビックワンガムなんですけど、ちょっとネットで調べたら、カバヤ食品が運営している玩具菓子紹介サイトがありました。
お菓子のカバヤの玩具菓子サイト「カバルーム」へようこそ!
このカバルームではカバヤ食品の歴代の、現役の玩具菓子(食玩)がそのオマケを中心に紹介されています。その1つとして、ビックワンガムの歴史、オマケの模型が紹介されているんですな。
模型の紹介では、今もなお、当時の模型を持っている人からの写真の提供をいただき、その模型がどんなものだったか見てみることが出来ますな。ってか、こうみると自分がどれ持ってたか結構覚えてるぜ、俺。
ビックワンガムのオマケの特徴、というか、システムとして、「中に入っている模型の種類は、パッケージに開けられている小窓から何が入ってるか確認できるシステム」が導入されておりまして、まあ、よく言う「オマケのダブり」ってもんが起きないようになってましたな。ビックワンガムって100円のシリーズもありましたけど、150円のデラックスシリーズ、200円のニューシリーズと、当時のお菓子にしてはかなりリッチテイスト溢れる値段設定なんかになってまして、こんな価格でオマケがダブったりしたらガックリしちゃいますもんね。
でもやっぱり値段の高いシリーズの模型の完成度はすごかったです。今でも覚えてますけど、デラックスシリーズのストラトスやランチアクワトロはほんとお気に入りでしたねえ。出来よかたよー。
ビックワンガムのオマケは非常に柔軟な樹脂パーツで出来てたんですね。柔らかい。んでもって、最近じゃプラモデルでも珍しくないけど、接着剤不要のはめ込みで全て組み立てられるように作られてたんですね。でも、はめ込みが結構硬い場合(きつい場合)なんかもあったりして、チビッコの手パワーでははめ込みきれず、歯で噛んではめ込んだりしてました。で、完成したご自慢のオートバイには、柔らかパーツのおかげで「歯形がクッキリ!」なんてこともしばしば。いい思い出ですよ。
【ビックワンガム復刻関連】
ビッグ・ワン ガム 復刻版 第1弾
(去年、復刻されたのはいいんですけど、「第1弾」となってて、それ以降が音沙汰無くないっすか?)
【ビッグワンガムテキスト関連】
定食ニッポン | 素晴らしいビッグワンガム
(やっぱ土曜の夜にTV見ながらビッグワンガムってのは、チビッコなら誰でも至福のときだったんだなあ)
定食ニッポン | ビッグワンガム、進化する!
【食玩テキスト関連】
オカノ通信
(『食玩という「パンドラの箱」』シリーズを読むと食玩業界のしくみがわかります)
【最近の食玩界はココ無くして語れません博覧会関連】
海洋堂大博覧会
【食玩のオマケをまとめて売ります関連】
食玩本舗
【食玩っつーか、オマケものデータベース関連】
食玩地獄