ハンチングガールド: 上越国際に行ってきました

上越国際に行ってきました

オオカワ 2003-12-29 [スキースノーボード]

27日、シーズン2回目の雪山、行ってきましたにょ。場所は上越国際スキー場。

早朝5時ごろクルマで拾ってもらいつつ東京出発。ってか、めちゃ寒でしたな。この日の東京は。深夜3時前後には雪降ってたみたいで路地なんかには雪積もってたりなんかして。もうすでに都内走ってる段階で群馬くらいまで来てる感覚でした。

関越乗ったはいいけど結構クルマ走ってました。パッとみた感じ（キャリアの有無とか）やっぱり帰省の人が多いような。別に渋滞とかは無かったですけどね。赤城高原で朝ごはん食べてレッツ新潟入り。ってかね、もう赤城高原越えた辺りから雪降ってるでしたよ。例によってチェーン規制。次のサービスエリアに全走行車両が強制的に入れられ、ガン見（※後述＜内輪ウケ用語集＞参照）されました。ガン見おじさん、ご苦労様。クルマは雪路タイヤ（スタッドレス）なクルマなのでガン見してもらってそのまま本線へ復帰。　でも、ノーマルタイヤの場合はここでチェーン付けなきゃならない。先30分も走らないうちに関越トンネルなんでまたトンネル前でチェーン外さなきゃいけない。で、トンネル抜けたらまた付ける。。付けたり外したりもう大変。悪いことはイワン、雪山行こうと思ってるんだったら雪路タイヤ買うべし。

関越トンネルを抜けると猛吹雪。こりゃ凄かった。高速道路でこんな状況になってるの初めて見た。もちろん路面は雪積もってるので車線見えません。ドキドキしながら前のクルマに必死に付いていくウチらを尻目に、秋田ナンバーの軽トラが追い越し車線を爆走して通り過ぎていきました。さすが。

なんだかんだでとりあえず塩沢石打で降りて17号。途中のセブンイレブンいい気分でパックリフト券買ったりトイレったり。で、いざスキー場へ。

JR上越線、上越国際スキー場駅前にある駐車場が利用できた。ゲレンデ入り口目の前。ここに、ロッカー、更衣室、リフト券売り場、レンタルショップ、レストランを兼ねた電車客、クルマ客ともにうれしい誰でも利用できる施設、「アネックス」ってのがあるんですが、それがものすごいキレイになっててビックリ。去年も上越国際来たんだけどそのときは古い建物でロッカー、更衣室が狭くて着替えるのにプチ戦場状態になっていた。この新しいアネックスには男子更衣室は無いみたいだけど女子更衣室はキチンと用意されてました。男はその辺でパンツ一丁になって着替えとけ。

ゲレンデは混雑普通でしょうかね。一番最初のホテル前クワッドはやっぱりちょっと混んでたけどそれも朝だけだった。他のリフトに関してはリフト待ち無しでした。雪は結構良かったと思う。さすがに「上越雪」って感じで湿度が高い、玉の大きい雪だったけど気温が低かったし激重ってわけじゃなかったな。山頂辺りの雪は目が細かくて軽くていいかんじでしたな。

上越国際、悪いスキー場じゃないんだけど、コースの連絡がとにかく良くない印象があるな。というか、小さいゲレンデの寄せ集めで作ったスキー場みたいだからしょうがないのかもしれないけど連絡コースが多すぎ。んでもって、その連絡コースが「急傾斜OR真っ平ら」ばっかなのはイタダケ無い。当間ゲレンデから大沢ゲレンデに繋がるとことか、バックカントリーっぽくって面白そうだけど余りに傾斜無くって途中で飽きるし、スキーならまだしもボーダーにはウンザリなコースだと思う。リフトの乗り継ぎも真っ平らで繋がってるだけでなく、場所によっては多少上らないと次のリフト乗れなかったりとか。

でも、パーク・セクションも充実してると思うしここのパイプはかなり評判いいみたいなので、ただ単に滑るだけじゃなくいろいろやってみたいというような人にはなかなかアソビ堪えあるようなとこだと思いますよ。（パノラマゲレンデのデカパイプももう出来てました。この日は前述のように積雪がかなりあった為ボトムに雪が残っちゃってたので誰も入ってなかったけど。）

猛吹雪の中、鼻水たらしながら大ハシャギだったんですが2時過ぎくらいには天気も回復し、雪もやんで雲の切れ間から青空も顔を覗かせる好天に。時間イッパイまで滑りまくりましたよ。

んで、先日買って、今回、10年ぶり？くらいに乗ったスキー、というか初めてやったスキーボードっていうか、ファンスキーっていうか、スノーブレードっていうのか、そんな感じの板の感想。ホント久々のスキーなので最初はおっかなビックリだったんだけど、昔取った杵柄というか、すぐにカンを取り戻し、それなりになった。カンを、、というよりか、コツをすぐつかめる。スキーボードはとりあえず簡単、そのコツさえつかめればすぐに楽しめていいと思った。それからターンとか。最初、「1メートルの板なんてどうせ踏めねーだろ？エッヂなんかあってないようなもんだろうな。」とか思ってたんだけど、もう、「ナメたこと言ってスイマセンでした。スキーボード様。。」って感じでしたよ。すげぇ過ぎ。最近のスキー板テクノロジーが凄いのかもしれんが予想を大きく裏切られるほどしっかり滑れる板だった。自分の感覚的なもんだけど、そこそこスピード乗せたターン時、昔（カービング以前）の板、160、170くらいの長さの安定感があるような気がした。そんでもって切れ上がりっぷりも踏んだ以上に返ってくるような感じ。コレにはビビッタ。カービングに乗ったこと無かったくらいの浦島太郎スキーヤーだったのでものすごい衝撃だった。ってか、ターン、楽しすぎ。気持ち良過ぎ。

そいから、ブーツ、コレも新調だったんだけど、なかなか良かったですよ。型落ちの、フィットモデルインナーでも無い安めのブーツなんだけど、かなり快適だった。自分の足にそれなりに合っていたからってのがあるんだとは思うけど、ホールドの均一感が凄いわかる感じがした。それから足の甲の部分がソフト、紐縛りなので、そのギュウっとしてない締まり具合（大人の微妙な表現）が良かった。俺、甲が厚い（高い）足をしてるのでそれは他の人より感じたかもしれない。さすがにフルハードのブーツじゃないしフレックスも柔らかい部類のブーツだと思うのでので競技とか本気モードさんにはオススメ出来やしないけど、俺みたいなレジャーさんにはこの快適さはオススメでごわす。安いし。（俺は2万で買った。）

帰り道、スキー場を5時半くらいに出たんですが高速に乗って例によってガン見されつつ関越トンネルを抜けたとこから混みだす。天気も悪化。ってか、猛吹雪再び。この吹雪。群馬に入っても雪は降り続き、また、クルマの混雑もさらにひどくなる。なんか、「群馬のスキー場ならノーマルタイヤでイケルでしょ？」って思ってたクルマが揃いも揃って徐行モードなもんだから、全然進みやしねえ。隣のノーマルタイヤちゃん見てみたら、駆動輪と駆動輪以外のタイヤの回転数、目で見てわかるくらい滑って空転して違っちゃってるし。そんな途中には、やっぱツルっていって変な方向向いちゃってるクルマとかいたりして余計渋滞悪化。東松山くらいで雪・渋滞ともにやんだけど、かなりの時間トロトロ運転になってしまった。

吹雪だの渋滞だのいろいろ大変な感じではあったけど、無事に帰宅。

長い道のり運転してくれた、いつもクルマ出してくれてる友人に感謝。いっしょに遊んでくれる仲間に感謝。楽しい雪山、スキー場に感謝。最後に、寒い中、一所懸命ドライバーの安全に目を光らせ続けてくれている「ガン見おじさん」に最高のスペシャルサンクス。

＜内輪ウケ用語集＞

【ガン見（がんみ）】

チェーン規制の出されている高速道路で走行車両がチェーンを装着しているか、雪路タイヤを装着しているかというのをサービスエリアなどに迂回させて目視で1台1台のタイヤを確認すること。またはその確認をしている人のことをさす。チェーンが付いてるか付いて無いかの確認ならまだしも、1秒にも満たない速さで汚れて雪まみれの、しかも動いたままの徐行車両のタイヤを「ノーマルタイヤか雪路用タイヤ（スタッドレス）か」を見分けられることが出来る人類最強の動態視力を持った超人。この超人たちの活躍により日本の高速道路事故の多くを未然に防いでいると言われている。

【ガン見おじさんも納得のタイヤ選び関連】