カステラ/100時間連続
マル 2003-10-28 [朴訥音楽評]

バンドブーム末期に突然雪崩のように登場した
ビートパンクバンドの91年発売のサードアルバムです。
トモフスキーが昔やってたバンドって言ったほうがわかりやすいやな。
や、今のティーンズにはO.P.KINGのハル(theピーズ)の双子の弟が
昔やってたバンドっていったほうが判りやすいか。

基本的に解散するまで素人臭い演奏力で、
歌詞もタイトルの1行でそのまま内容を要約できるような、
非常に判りやすいバンドなんですが、
ネガポジ逆転というか、コップの中の嵐というか、
内向的な歌詞をユーモアを添えてミクロからマクロへ変換させていて、
すごい痛快。
久しぶりに聴いたら目から鱗が落ちた気分。
いま聴くとこのころのトモフスキーって
ボガンボスのどんとに近いヴォーカルスタイルだな。

まだ引きこもりもオタクも居なかった時代の産物。
昨今の青春パンクを聴く世代に是非聴いて欲しい好盤。

コメント

ちなみにベースの人は、今で言うYO-KING(ex.真心ブラザーズ)と「エレファントラブ」って言うヒップホップユニットやってましたね。
解散しちゃったけど

名無しがーるど 2003/11/03 #577

やってましたねー、エレラブ。>福地
僕、昔対バンしましたよ。

真心の「キングオブロック」にも、
ほぼ定着メンバーとしてベース弾いてるんですよね。

マル 2003/11/04 #582

今日。
どうしてもどうしても「文通時代」が聴きたい。
確かこのアルバムだったよね?

名無しがーるど 2004/01/30 #1554

そうですそうです。このアルバム。

今思えばこの曲って、トモフスキーの原型みたいな曲ですね。

マル 2004/02/02 #1574

googleで検索してたらここに辿り着きました。

1曲目「ねない」の
スーツの男がすれ違いざま大声上げた
驚いた目が覚めた なんだあいつ
でもまた ねむくなってきた
というくだりの歌詞が印象に残ってて
風呂に入ってると何故かよくその歌詞を思い出します。

タムラ 2005/05/07 #5274
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