自社ソフトの不正使用に懸賞金
オオカワ 2003-10-20 [ニュース]
不正使用防止のシステムを解除できたり、海賊版としてのコピー使用が可能であることを実証した人に150万円の「検証金」を提供するユニークな商品のPRキャンペーンを始める。
なんとも大胆な商品PR企画ですな。欧米ではハッカーを社内で雇って製品の脆弱性について検証したりというのは盛んに行われてるようですが、国内で、しかも業務パッケージメーカーがこのような企画を行うのは、よほど今回の商品に対しての信頼性、自信が伺えるものじゃないかと思います。
話題性あるニュースゆえ、2ちゃんでもスレ立ってました。
--ソフトの不正使用に懸賞金--
http://pc.2ch.net/test/read.cgi/sec/1066376664/まあ、その後のなりゆきは直接読んでください。手間取らせませんので。
通した方も言ってらっしゃいますけど、確かに話題作りの「宣伝」としての効果は十分あったんじゃないかと思いますねえ。あっけないようなオチもむしろ、話題を大きくする為の「仕込み」だったんじゃないかとさえ思えますな。
昔読んだ広告理論の本にこんなようなことが書いてありました。
「商品宣伝というものはその商品を消費者に売り込むことが効果なのではなく、『商品の存在を消費者のココロに植え込むこと』だ。」
そう考えるこの企画自体は成功したとは言いがたいかもしれませんが、「宣伝」としての役割は十二分に達成したものだったんじゃないかと思います。
でも、「ああ、あの時の。」と思い出すまでは良くても、やっぱイイ印象は残ってないですよねえ。。。
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