選挙の時期になると候補のアピール合戦がすごいですよねえ。もう、「にぎやか」とか通り越して「うるさくて迷惑」なことも度々。選挙投票日前日の夕方なんか、もうラストスパートかけちゃって、「皆様への最後のお願いにやってまいりました!」とか言っちゃって。
必死だな。
って思うしかないですな。ありゃ。声出せばみんなが投票してくれると思ってるのがなんかの間違い。大声コンテストやるわけじゃねーだろっつーの。
確かに議会じゃ「声が通るほうがいい」のかもしれないけど、それって「しっかりした意見を述べて話を通す」ってことで、決して声量のこと言ってるわけじゃないと思うんだけどねえ。。
休日、みんなが休んでる住宅街で拡声器片手にアピールされても「いいかげんにしろ。」って思うだけであって、むしろその辺をわきまえて、場所なんかも考えて街頭になっている候補に共感を覚えるのは自然な話だな。逆に、すごいイイこと言ってる人でもアピールの仕方が下手糞な「うるさい人」だったら、投票するのためらっちゃうもんナ。
まあ、もちつけ。
候補者たちよ。
これからの選挙では「うるさくしません!」というマニフェストを掲げるのはいかがだろうか。。
あのさあ。
彼ら、実は今、選挙期間中は叫ぶ以外に
選挙運動する方法がないらしいよ。
つまり、あの連呼がない場合、
テレビに出ている有名人(現職議員含む)以外に
知る方法がなくなるわけだ。
知ってる元県会議員の中には、
カッコウの鳴き声だけを流して選挙運動した人もいたけど。
この人も、地域ボランティアでそれなりに
名をなした人だったからそれで通ったような
ものだったりするし。
なるほど。できる唯一の選択肢なんですな。
でも、「自分の議員生命を選ぶか、市民の穏やかな休日を選ぶか。」
の選択で市民を選んでくれてないという事実は変わらないわけで、
その選択肢の他があろうがなかろうが、
『迷惑』を肯定する理由にはならないわけですよねえ。。
あの演説、やっちゃダメとかっていうんじゃないんですよ。
あくまでも「場所選んでね。」って言いたいだけで。
駅前や商店街など、比較的人が多く集まってるところでやったほうが
効果的じゃないかと思うわけですよ。
むしろ、静かな住宅街でどんなにアピールしようが、
休日なんてみんな遊びに出かけて家になんかいませんよ!!
ん?ちょっと待てよ。
休日遊びに出かけてて家にいないんなら、演説のうるさいのも関係ないのか?
というか、休日に出かけないで家にいるのがいけないのか?
いや、違う。
休日に遊びに出かけてる人は選挙当日も出かけてたりして投票する可能性低いよなあ?
だとしたら、休日も家にいる人のほうが有権者としてアピールする価値は高いことになる。。
休日に住宅街でうるさく演説してるのは、
裏付けされた効率的選挙活動ということになるわけだ。
はぁ。。