上野から宇都宮線乗ってハルバル行ってきましたよ。さいたまスーパーアリーナ。PRIDE 武士道という総合格闘技イベントを観てきたですよ。PRIDE GP(普通、PRIDEっていうとこっちのイベントのこと指すと思う。)の外伝イベントみたいな感じですかね?
ちなみにこれから先のテキストはネタバレも含むのでまだ結果を知らず、結果楽しみにしてる人は見ないでちょーだいな。それと、俺は格闘技観戦初心者なので、間違ったこと書いてたらコメントにでもツッコミ入れといてください。
今回のイベント、武士道のメインイベントでは「日本VSグレイシー 5対5マッチ」ってなかんじでチーム戦をやってました。日本チームを応援してたんだけど残念ながらグレイシーチームがチーム戦としては勝利してました。このチーム戦の中でも日本チーム先鋒選手「カーロス・ニュートン」と日本チーム次鋒選手「三島☆ド根性ノ助」の二人の選手が印象的でしたねえ。どちらもかなり動きが多く俊敏なスタイルで観客を沸かせてましたよ。
カーロス・ニュートン選手は判定で勝利。試合後には日本語で陽気なコメントを残し、お得意の「カメハメ波」ポーズも披露してました。(ドラゴンボールの大ファンなんだそうですな。)
三島☆ド根性ノ助選手のスタイルで印象的だったのが「グラウンドに入ってからの身のこなし」、これ、すごかったです。グラウンドに入ってから、両選手が上になったり下になったり、腕や足を取ったり取られたりと、あんなに動きのあるグラウンド合戦を観たのは初めてでしたよ。腕を取られてからカラダを返して抜ける際のすばやさはとにかく素晴らしかったです。目が離せない攻防に観客も歓声あげまくりでしたよ。残念ながら判定で負けてしまったんですけど、またこの選手の試合は観てみたいと思いましたねえ。
あと、トリだった「ミルコ・クロコップ VS ドス・カラスJr.」のカード。あっけなさ杉。というか、ミルコ強杉。ハイキックで秒殺でした。せっかくドス・カラスJr.の入場曲が予想通りというかなんというか、代々受け継がれた由緒ある、あの『Sky High(Amazon.co.jp: 音楽: The Best Of Jig Saw: Sky High [FROM US] [IMPORT])』だったもんで「キターーーー!!!」ってテンション上がった直後の出来事でした。K.O.後、まさに観客総立ちの図がなんとも見物でしたな。
今回のPRIDEを観た感想?というか、ちょっと気になったことがあったんだけど、それは「グラウンドの際の硬直に対して警告がシビアになり過ぎじゃないか?」という点。今回のPRIDEでは全試合通してかなりの数、硬直に対してのイエローカードが出されてた。確かに両選手の動きが無くなると見た目の面白みが無くなって観客を飽きさせてしまうという懸念もあるんだろうけど、PRIDEという格闘技イベントは、『グラウンドの攻防が醍醐味である総合格闘技』なんじゃないかと思っていたんだが、そうではないのか?グラウンドにこそこのPRIDEの試合の面白さがあると思っていたんだが。。
間違っていないのだとしたらやっぱり、もうちょっとグラウンドでの硬直に対して融通を利かした試合運びを行ってもらいたいと思った。見た目に動いてないといっても選手同士は全力で腕の取り合い体勢の崩し合いをしてると思うし、また、その動きをどう展開していくかという選手同士の読み合いの面白さも観戦要素の大きな部分を占めていると思う。その試合局面に適さない、軽率な判断での硬直ブレイクや警告はその試合の面白み自体を損なう場合があるんじゃないかと思ったわけです。
『最初から最後まで派手な立ち回りばっかの格闘技が観たいんじゃ!』っていう人はK-1でも観てろよ、と。(いや、K-1を否定してるわけっじゃ無いですよ。俺もK-1はK-1で好きですし。PRIDEはPRIDEだろ?ってことです。)
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ミルコも試合後のコメントで言ってたんだけど、「ミルコ VS ヒョードル」をやる11月のPRIDE、ものすげぇ観てー!!。
「ミルコ VS ヒョードル」もそうだけど、「吉田 VS ヴァンダレイ・シウバ」ももっと観たい!!すごいカード目白押しだな、11月のPRIDE GP決勝戦。これはもう行くしかありませんな!!(ちなみにここに書いた対戦カードはあくまでも「予定」だと思うのでアシカラズ。)
ナイス・レポート!
「お前、男の中の男だよ!」
俺なんか膠着シーンでかなり眠かったし。
このレポートで見始めた頃の新鮮な気持ちを
少し思い出した。
そうそう、そういうことです。
グレイシー柔術の歴史を遡ると、最初は
100年くらい前に前田光世という日本人が
ブラジルに渡って柔術を伝えたわけですよ。
そこで独自の進化を遂げるんだけど、
50年前に木村政彦という人がブラジルに行き、
あちらのエリオ・グレイシー(こないだ来てた
ホイスやヒクソンの父親ね。80過ぎで存命中)と
決闘をしたわけです。試合では木村さんが
羽根折り固めで勝ったんだけど、その技が
ブラジルでは「キムラ・ロック」として
技が残っていったという背景があるわけです。
ちなみに、その木村さんは力道山と闘って
負けているんだ。
で、90年代は日本に上陸したグレイシーが
「キムラ・ロック」で日本人を倒すという
ドラマがあり、それをプロレスラー・桜庭が
倒すという、さらなるドラマがあり……。
まだまだ、これからも続いていくでしょう。
とにかく!
技はリスペクトと共に受け継がれていくわけです。
アメリカのプロレスにも藤原組長の名前を取った
「フジワラ・アームバー」(脇固め)とかあるし。
おい!おまい!!
お得意の格闘技トークを熱く語るのはいいが、
俺の「ラッシャー木村さん」というボケに対してはドントタッチかい?
そりゃー、あまりにも酷い仕打ちじゃないか。。涙笑
人の名前を付けて呼ばれてる技って意外とあるんだな。
「ライダーキック」とか「ジャイアンとスイング」とか「タイガーバーム」とかも
そういうドラマがあって付いた技の名前なんだろうね。