ディスクシステム書き換えサービス終了
オオカワ 2003-08-28 [ゲーム]
「書き換えサービス終了のお知らせ」つきましては、誠に勝手ではございますが、本年9月30日の到着分をもちまして、当該サービスを終了させていただきたいと存じますので何卒ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

小学生の頃、ディスクシステムはものすごい「ハイテクノロジーの集大成」に感じてました。
ディスクというメディアが高性能コンピュータを連想させ、ディスクを本体に挿し入れ、ロードするだけでその「ハイテクを享受」した気分になったものですよ。ゲーム自体もすこし、「成長したもの」が多かった印象がありますねえ。完成度が高いというか、当時の印象的には「お兄ちゃんのファミコン」のイメージがあったなあ。
俺は特にメトロイド大好きでした。あのちょっとオドロオドロしい雰囲気と見えない「先へ先へ」進んでいく探検的な刺激がなんともツボにハマッタものだったですな。

また、ディスクシステムのウリの1つ、ある意味ゲーム史的にはこれが大きく取り上げられるんだろうけど、「ゲームの書き換えサービス」があったのはやっぱり非常に印象的でしたな。
メディアの磁気ディスクをおもちゃ屋に設置されてるディスクライターと呼ばれる専用の書き換え機を使い、書き換え料1回500円で好きなディスクシステムのゲームにいくらでも書き換えられるというサービス。
小学生にとっては5000円近くするゲームソフトを買ってもらうのはなかなか難しい。でも、この書き換えシステムを使い、もう飽きてしまったゲームディスクを書き換えることで、500円で新しいゲームができるようになる「夢のような話」でしたな。まさに。500円という書き換え料なら小学生の日頃のおこずかいでもある程度がんばって貯めれば十分手に入れられる金額だったのも「任天堂さすが」と思うとこですな。

現在は任天堂へディスクを郵送することで書き換えを行ってくれるというサービスをやっていたのですが、そのサービス自体も今回、この9月をもって終了となるようです。
思い出のあのゲーム、コレクションとして残したいあのゲーム、そんな思い入れのあるディスクシステムのゲームがある方は是非、最後のこの機会に「書き換え納め」しておいてはいかがでしょうか。

【関連】
ディスクシステムピラミッド!
伝説のディスクカード(←そんな大人の理由があったなんて知りませんでした。)

-----

コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が、「ファミリーコンピュータ」用ソフトを制作した“行方不明”メーカーを探している。12月に開幕するTVゲーム展覧会でファミコンソフト全タイトルを展示する予定だが、これには著作権者の許諾が必要。連絡が取れない23社について情報提供を呼び掛けている

ファミコン絡みってことでこちらのニュースも紹介。「忍者くん」はやりまくった記憶があります。

コメント

『テトリス』、『ブラックオニキス』のメーカーの人、以前会ったことがあります。20歳前後の若者が数人で作ったベンチャーだったので、いまは散り散りになってるって言ってたように思います。『ブラックオニキス』なんてヲタしか知らないだろうけど、名作ですね。いまやるとキツいだろうけど。

ド 2003/08/28 #233

当時の業界自体がある意味「ベンチャーそのもの」だったのかもしれないよなあ。
それにしても会社解体後ってそんなに消息取れなくなるもんなのかねえ。
展覧会「レベルX」行きたいです。

オオカワ 2003/08/29 #234
Amazon Search
楽天 Search
情報を読み込んでいます...
[ RSS ]
最近聴いた曲