MTには「ブックマークレット」っちゅー、
イカしたウェブログツールが付いてまして、何かというと、
「ネットサーフィン（新語）していてオモシロイ記事があったら
それをテキスト選択して右クリックメニューの『ブックマークレット』を選ぶと
その記事のタイトル、リンク、引用の抽出をして引用挿入済みエントリーの
草書フォームを自動で作成してくれる。」
というものでありんす。
手抜きウェブロガーに最適です。ラクチンロギング。笑

最初、どうやって使うものなのかよくわからず、手を付けていなかったんですけど
そろそろ触ってみようかと思い、BLOG質問箱: BookMarkletsを使おうを参考に
いじくり回してみました。

MTが用意している標準機能のまま導入するだけでしたら
上のBLOG質問箱のエントリーを参考にトライしてもらえれば問題無いと思います。
画面の説明なんかもあって非常に丁寧に解説されてます。
ですが、今回、ブックマークレット機能をハンチングで使うにあたって
いくつか変更したいとことかあったので
『俺仕様ブックマークレット機能』にカスタマイズした点なんかを
紹介しようと思います。

１、拡張メニューの項目名変えたい

これ、全然、ブックマークレット機能そのものに関係無いカスタマイズです。汗
個人的な趣味です。
メニュー項目に英語で表記があるのが個人的に嫌いなので
日本語にしたい！ってだけで変更してみました。

MT管理画面からブックマークレット設定のインクルード項目を
チェック→決定したあとにできる、拡張メニューレジストリ（mt.reg）を
ウェブから開かず、ローカルにダウンロードして内容を編集します。

エディタでレジストリファイルを開くと
2行目に登録レジストリキーパスが書かれていると思います。
このパスのキー名を変更すれば拡張メニュー項目名が変更されます。
んじゃ、編集してみます。
（編集は日本語使うならShift_JISでやらないとダメです。きっと。）

[HKEY_CURRENT_USER\Software
\Microsoft\Internet Explorer
\MenuExt\MT It!]
（改行無しよ）
こんな風になってるのを
[HKEY_CURRENT_USER\Software
\Microsoft\Internet Explorer
\MenuExt\ブックマークレット]
（改行無しよ）
こうして保存するだけ。
あとはファイルダブルクリックとかでレジストリを登録して完了。
IEへの設定反映（右クリックメニュー項目追加）は、IEを再起動すれば確認できます。

２、引用テキストの修飾

これについてはMilano::Monolog: Bookmarklet文字化け対策で解説されてる内容を
そのままやってみただけです。

MTのインストールディレクトリ下、lib/MT/App/CMS.pmのファイルを修正します。
639行目にある
$param{text} =
sprintf qq(<a title="%s" href="%s">%s</a>\n\n%s),
(改行無しよ)
を編集します。
$param{text} =
sprintf qq(<div class="quote"><div class="qtitle"><a title="%s" href="%s" target="_blank">%s</a></div>%s</div>),
（改行無しよ）
としました。
Milano::Monologさんのとこではblockquoteのスタイルを上書き利用するような使い方を
されていましたが、自分は別クラスでスタイルを指定するようにしました。
（スタイルクラスの定義指定が本当にこれでいいのかわかりませんが。）
スタイルシートにquoteクラススタイル、qtitleクラススタイルを追加すれば
この引用部分の表示に反映できるようになります。
あ、あと、引用先のHREFターゲットは別窓指定にするのも追加してます。

修正したファイルをサーバ側ファイルに上書きし、
適当なページでブックマークレットをしてみてください。
修正追加した引用テキストがフォームにセットされたカタチで
表示されていれば完了です。

紹介したカスタマイズ内容等は自分が勝手にやってうまくいったっぽい内容ってだけですし
厳密な動作確認もしてないです。
（なお、使用MTバージョンは2.64です。それとMilano::Monolog: 日本語化パッチも
利用させてもらって適用してあります。）
マネしてなんか問題が発生しても自己責任でおながいします。
でも、問題の解決の為にも報告とかツッコミとかありましたら、
ゼヒ、コメントでもいただけると泣いて喜ぶことでしょう。