ロードバイク日記 チェーンも交換した

前回のプーリー交換に続いて、チェーンも交換した。チェーンゲージを使って伸びてる様子をチェックはしてたんだけど、0.75いってないくらいでそんなに伸びてる状態ではなかったんだけど、一般的には5000km走ったら交換しとくべきって話を聞いてスプロケやチェーンリングを痛めても嫌なので労るつもりで今回交換をしてみました。

使っているコンポーネントはR7000の105、シマノの11速のセットなので11速用のチェーンなら使えるってことなんですが、プーリーのときもそうだけど消耗品自体はアップグレードしてもそこまで価格差が大きいものではないし、やっぱり上位グレードのものだと加工や素材が違っていたりして微々たるとこだけどやっぱり性能が良かったりするので換えられるなら上位グレードのものがいいなあと思って調べてみたら、チェーンはDURA-ACEの11速のものを使うのが良さそうだということで早速調達しました。

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それからチェーンの接続の種類?なんだけど、チェーンの長さを合わせて繋ぐときの方法でコネクティングピンタイプにするのかクイックリンク(ミッシングリンク)タイプにするかも悩みどころ。

今までピンタイプを使っていたけどその経験上、チェーンを取り付けたらたぶん外さない、掃除も外さないでするのでピンタイプでいいかなーと思ってたんだけど、11速くらいのチェーンの幅だと結構狭いのでピンの差し込みの加減が難しくトラブルになりやすい、ピンがスムーズじゃなく変な負荷になることがあるなんて情報を目にして、外す機会が多いかという問題よりもメンテナンス性や確実性を優先させてクイックリンクタイプにこの機会にすることにして、リンク工具もシマノの純正品を購入することにしました。シマノ純正のリンク工具は接続も取り外しもプライヤー部を「握る」動作で出来るので確実に作業できるしチカラをそんなに使わないできっちり作業できるとの評判のようです。

チェーン交換の前にまず、新しいチェーンの禊の儀を執り行いますw なんか変なこと言ってますが、自分の場合、チェーンルブにワックスタイプのチェーンルブを使用しているんですね。(このワックスタイプのチェーンルブの話はまた今度します) で、ワックスの場合ってチェーン自体にこのワックスをコーティングするみたいな感じで塗布する関係上、脂分がチェーン表面に残っているとこのワックスのコーティングが上手く出来なく、ダマみたいになってしまうためしっかりとした脱脂が必要になってきます。

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新しいチェーンは製造加工時の加工油なのか、保存用なのか分からないですがかなり油でベトベトの状態になっています。なのでこの禊の義として新しいチェーンの脱脂をしっかり行ってから取り付けを行う手順で進めます。

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脱脂作業は適当な容器に新しいチェーンを開けて、ワコーズのチェーンクリーナーとマルチフォーミングクリーナーで行いました。この作業を初めてやって思ったんですが、一番最初は普通のパーツクリーナーを使ってざっくりと油分を落としてからワコーズのケミカル使ったほうがいいかもですね。コスパ的にw

新しいチェーンの脱脂が済んだら現在、自転車に付いている古いチェーンを外します。古いチェーンはコネクティングピンで留まっているのでチェーンカッターを使って外していきます。ピンを抜いてチェーンが切れたら今まで使っていたチェーンでのアウターローのときのチェーンの長さ(余分なリンク数)を確認しておきます。(ちなみにスプロケは11-30Tです)

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チェーンを外したのは今回が初で、BBにクランクやチェーンリングが付いたままチェーンが外されたのは今まで無かったので初めてクランクを手で空転させたのですがエラい気持ち良く軽快に回ったので感動しました。以前にも数回、BBのベアリング周りをメンテナンスはしていたのですがクランクを付けた状態での空転はさせたことなかったのでこんなに気持ち良く回るのは初めて見ました。これはいい調子だ。

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古いチェーンを外したら新しいチェーンのほうの長さを決めていきます。先程のようにアウターローにチェーンをかけて2リンクちょいくらいの余裕をもった長さで調整します。今回はクイックリンクを使うのでリンク分は余分な部分のアウターチェーン1つをリンク分として計算します。

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長さを決めたら余分なチェーンをチェーンカッターで切断し、インナーチェーンとインナーチェーンの間にクイックリンクを入れて接続していきます。シマノ純正のクイックリンク工具だと前述の通り、クイックリンクの接続作業の際にプライヤー部を握る動作でリンクを留められるのですごい簡単・確実でいいですねー。

取り付けが終わったらクランクを回してチェーンの動作確認です。あと、チェーン自体の長さも微妙に変わっているのでFD・RDともに変速確認も行っていきます。

今回チェーン交換してみて早速実走で感触を見たのですが以前よりも確実に回転が軽くなってるのが分かります。が、これ、チェーングレードがDURA-ACEになったからなのか、そもそも新しいチェーンだからなのかが謎ですねw でも目立つのは、インナートップ、アウターローなどのたすき掛け状態になってるときのチェーンの軽さは特に以前とは違いが大きいような気がします。この辺にDURA-ACEグレードならではのフルSIL-TEC加工の違いが出てるのかもしれませんね。

あと、DURA-ACEグレードのチェーンだと中空リンクピンを使っていたりとかなど重量軽量化の影響も期待したのですが、チェーン重量250g程度の中、10g程度の軽量化にとどまった内容となっているのでこれは体感するのは難しそうです。。w

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