MINI-Z(ミニッツ)走行日誌 青6ワイドのフロントサス周りを変更した

ちょっと前から青6ワイドばっかりいじってる感じなんだけどフロントスプリングを変更したりとか試してるんだけどまだなんかしっくり来なくて引き続き、フロント周りのセッティングに悩んでおります。

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アンダーステアを消すという意味でフロントスプリングを柔らかくしてロールしやすくするっていうことでどんどんフロントスプリングを柔らかくしていってたんだけど、ショートのマゼンタっていう一番柔らかいやつが多少ビクビクだけど回頭性バツグンで調子いいかなあーなんて思ってたんだけど、サーキットで常連さんに見てもらったらそんな柔らかすぎるスプリングは使ってる人いないという話を聞き、クルマも見てもらったらそもそもフロント周りの動きが渋いのでもっとフロントのサス周りの動きをまずスルスルにしたらスプリングをもっと硬くても回るようになるのでは?ということを聞いて試すことになりました。

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まずフロントをスルスルにするのにチェックすべきはキングピンボールの動き。今までもそこそこ動いてるつもりだったけどもっとスルスルにするべきということでロアアームのボールジョイント部分の穴をボールエンドリーマーで広げることに。広げるとは言っても、0.01、0.02mm程度を慎重に。

このとき常連さんにスクエアのボールエンドリーマーをお借りして使わせてもらったんだけどこれ、いい感じですな。微細な削りもしっかりできて「スルスルなんだけどガタは無い」っていう絶妙なとこの加減がグリップのおしりに付いている絞りでコントロールしやすい。これは俺も買うわ。

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ミニッツのフロントサスアームなどに使用するリーマーです。ステンレス製のビットで、削れるボール径を4.7mmから調整できます。グリップを太くして使いやすくしました。シャーシにサスアームを取り付けた状態で削ることが出来ます。リーマー本体の後ろ側からボール径の調整が出来るためちょうどいい径に削りやすくなっています。

あと、そのスルスルになったフロントの可動部分にフッ素コートを塗ってみたら?と教えてもらいこれも使ってみた。フッ素コートでどこまで軽くなるかは正直あれだけどそれも自分で長期間試して結論を出そうということでこれも自分で試してみることにしました。久々にケミカル購入。

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フッ素コートはフロントのボールジョイント、キングピン、アッパーアームピンの可動部分に塗布してみました。他にもリアのフリクションプレートとかモーターピニオンギアなんかにも使えそうだけどこの辺も意味あるかどうか、ただのオカルトになるかは使い続けてみないと分からんので使ってみるつもり。

そんなこんなでスルスルになったフロントサス周りでさっきまでのショートのマゼンタで走らせてみたところ、もうビクビクが極端すぎて走らせられないっていう。。そんなに変わるほどフロントサス周りが渋かったのかという再認識をしつつ反省しつつでフロントスプリングを硬くしてみることに。

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最初に一番硬いショートのイエローにしてみたんだけどこれはやっぱり硬い印象。アンダーステアがやっぱり出てくる感じ。次にショートのオレンジにしたらこれはいい感じに。初期も後半も悪くないかなあ。でも、少し不安定感があるような。

そこでふと思ったんだけど、ショートのオレンジって緑7ナローのフロントスプリングも同じ、ショートのオレンジなんだよなーということを思い出して、それならナローのフロントと同じアライメントを試してみようと、

  • ナックルのキャンバー角を
  • アッパーアームのキャスター角を

のものに変更してみました。(以前はどちらも0°。ちなみにキングピンのシムは下は0.5mm、上は1.0mmです)

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この変更がバッチリ過ぎるほどハマって完全にステアリングが最初から最後まで気持ちよく回れるように。ナローの場合はちょっとシビアかな?くらいの印象のアライメントセッティングもワイドだとそのクイックさはそのままにアンダーを完全に消して回頭性がバッチリでいい感じでしたな。ナローでいいならワイドでもそんなにハズさないもんなんですねー。

このセッティングでホカホカ電池で試したらちょっと前のベストタイムの8.0秒台を上回り、さらに目下目標だった7秒台にも入ることができました。

今回のホカホカ電池の設定はこんな感じ。

  • 基礎充電: デルタピーク3mV 電流0.4A 電圧1.43Vまで
  • 追い充電: デルタピーク5mV 電流1.8A 電圧1.55Vまで

基礎充電を浅くして追い充電を多くしたのは寒くて電池温度が上がりにくくなってたから。電流を上げた理由も同様。それでもマルチセルチャージャー上の表示だと33℃くらいの温度にしかなってないけど。

今回のフロント見直し、フロントサス周りはセッティングの幅広くて色々試して見ないと分かんないもんですね。セッティングを試すのも大事ですけどそれ以上に、スルスル状態を維持するメンテナンスももっと大事そうなので日課のようにクリーニングを徹底しようと改めて思いました。

そういえばサーキットではこの春からのミニッツミーティング、ミニッツカップの開催の話題で盛り上がってました。開催日程もそうですがレギュレーション、特にモーターのKV値の規定が皆さん気になってるみたいですねー。

京商|レース|ミニッツミーティング in 関東

大 会 名 ミニッツミーティング in 関東開 催 日 2022年 3月6日(日) 9:00 ~ 18:00選手入場   : 9:00受  付   : 9:10 ~ 9:40会   場 荻野運動公園体育館内(メインアリーナ)

京商|レース|速報 2022 REGULATIONS ミニッツカップ・京商カップ - KYOSHOのRCイベントが全国を熱くする!

ミニッツカップ2022 おかげさまで2002年にスタートしたミニッツカップは20周年を迎えます。ミニッツカップはスピードを競う目的よりも、ミニッツを通して親交を深めたいという目的の人が多いのが特徴。新しい友人をつくったり、親交を深める場として一緒にミニッツの輪を広げましょう。

【今日のラップタイム】

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  • コース: 2022年1月5日レイアウト
  • ベストラップ
    • 青6: 8.25秒
    • 青6: 8.20秒
    • N緑7: 8.63秒
    • 青6: 8.28秒
    • 青6: 7.98秒
  • 周回数
    • 青6: 516周
    • 青6: 298周
    • N緑7: 189周
    • 青6: 492周
    • 青6: 413周
  • コメント: 年明けてから宣言下で定例レースが開催されてないのでコースレイアウトが変更されてないので色々セッティング変更を試すのに目安としたいラップタイムが変わらないので試しやすいですね。最後のラップタイムがフロントサス周りのセッティングを完全に入れ替えて一気にタイムを更新したタイムリスト。しばらくはこのセッティングでさらにタイムを安定させていきたいです。(これ以上のタイム更新は今のところは難しいと思うので。。w)

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