ロードバイク日記 ディスクブレーキのセンタリングを調整

前回、フロントブレーキのブレーキパッドの削りカスでフロントフォークが汚れてる話を書いたけど、このブレーキパッドの汚れが気になったのをきっかけにちょっとブレーキの気になる部分を調整してみようかなあと思ったわけ。

別に走れないほどの大きな不都合とかパッド自体に不具合があるわけじゃなくって、手元に来たときから気になってた部分ではあったんだけど、フロント、リアともにホイールを空転させてすごーく注意深く音を聞くと、ディスクブレーキのブレーキローターがかすかにパッドに擦っていたんだよねえ。

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走ってしまえば影響なく走れるし、パッドに擦ってるとはいえそんなに抵抗を感じるほどは擦ってなかったので放置してた。唯一気になるポイントとなったのが、家の中でメンテするときに車体を左右にちょっと動かすとホイールも微妙に動くみたいで、「キィーー」ってすっごいちっちゃい音でブレーキ鳴きが起こるのでそれが唯一気になっていたというか。

ブレーキの話の流れから、このブレーキ鳴きを無くすべくブレーキローターのセンタリング調整をやってみたという話です。ブレーキローターのセンタリングというか、厳密には、ブレーキ本体のブレーキキャリパ自体の取り付け位置を見直してしっかりパッドとパッドのど真ん中をローターが回るようにしましょうという調整ですね。

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調整作業は想像した通りというか変なギミックがあったりするわけでもなく、ブレーキ本体を留めているボルトを外して両パッドの隙間を覗き見ながらローターをそのど真ん中に来るように動かし、ボルトで再び固定するというだけの作業。ほんとシンプルな調整。

調整でちょっとした方法があるとしたら、ブレーキ本体が動くようになってる状態でブレーキレバーを握ってパッドを締めると、両パッドにプレッシャーが掛かってる状態でローターが真ん中にきて留まっているのでその状態でブレーキ本体を固定すれば比較的容易にブレーキ本体のセンタリングが出来るみたい。

でも、この方法でやったらなんかしっくり来なくってローターも多少引きずったままだったので、やっぱりローターを垂直方向からブレーキパッドの部分を覗き込み、目視で隙間をしっかり見ながらセンタリングしたほうが確実だった。

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パッドの隙間を見ながら調整して固定して、微調整やローターがまだ多少引きずってこするかと思ったんだけど、調整はバッチリ1回の作業でしっかりキマった。ローターがど真ん中回ってるの、想像以上に気持ちいいな。

注意点は調整部分がブレーキ本体なので固定ボルトはしっかり規定トルクで締めることが一番の注意点かも。8Nmで2つのボルトをしっかり締めました。

特にフロントホイールのディスクブレーキが全く擦らなくなったので空回しするといつまでも回ってるんじゃないかと思うくらいスムーズに回り続けるので何気なくやった作業だったけど思いの外、作業後に気持ち良くなったのでちょっと気になってる人はこの作業するのおすすめですw

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