前回からナローツーリングのセッティングに右往左往してる様子なんかを書いてますがw
今回は特にフロント周りのセッティングを中心に試行錯誤した内容なんかをまとめたいと思います。色々試した挙げ句「現段階においてはとりあえず」って感じで落ち着いたとこまでをまとめてますがあくまでも発展途上ってことで、自信を持ってオススメできるような決定版であるわけじゃないのでご容赦ください。。
とりあえずたどり着いたフロントの様子の写真。
まず、セッティングのベースと言うか肝になりそうなとこのタイヤ径をまず。やっぱりナローの転びまくり対策の前提として小さいタイヤがいいでしょうね。小さいと言っても小さすぎるとコーナーリングのクイックさ、転がりなんかが阻害されるので程々に。22.3mmから22.0mmくらいが調子良さそうに感じてます。そのタイヤ径を認識の上でその他のセッティングのバランスを見ていただけるといいかも。
そんなタイヤが小さい中で車高を低すぎず高すぎずのところでステアリングナックルの下側には0.5mmシムを入れています。シムは後述する上側シムにもセッティングで色々試したいところもあったので、オプションパーツのカラーセットのシムを使ってます。下側に使ったのはこれでいうと緑色です。
SP ロングキングピンボール用カラーセット (MR-03) MZW412-1 | 京商 | RC | Radio Control | ラジオコントロール | ラジコンSP ロングキングピンボール用カラーセット (MR-03) MZW412-1
次にステアリングブロック(ステアリングナックル)にはアルミ製のナックルを使っています。しかもキャンバーは0度。キャンバー0度なら元々の樹脂製ナックルでもいいのでは?って感じだと思いそうですが(いや、私もそう思います)、このアルミ製に変えている理由としては、樹脂製に比べて重いアルミ製のナックルに変えることでバネ下重量を増やしてインリフトをちょっとでも抑えたいという気持ちで換装しているつもりです。(思う気持ち大事!)
ステアリングブロック MR-03用 キャンバー0度 R246-1310 | 京商 | RC | Radio Control | ラジオコントロール | ラジコン耐久性に優れるアルミ製ナックル。
あと、最近はあまりなってませんがミニッツやりはじめの頃はナックルのステアリングタイロッドの部分をよく折っていたのでその耐久性が上がるのも地味にメリットですかね。
キャンバー0度の部分ですがこれは次のフロントスプリングと上側シムのセッティングと相互に関係しあってるちょっと複雑な理由の結果の0度になっているのでまずはフロントスプリングの話から。
フロントスプリングは当初、ロングの赤を使いたいと思ってました。それは以前からロングのスプリングは持っていたからですねw で、今回、ナローのステアリングの難しさにちょっと初期をマイルドにしたいという意識もあって、キャスターセッティングアームを使いたいという考えがありました。キャスターは色々試したわけではないのですがまずは決め打ちで1度にしました。
で、キャスターセッティングアームだとアーム同士の先端が干渉し合う話は以前から知っていたんですが、なんとなんと、ロングのスプリングだとスプリング同士も干渉しちゃってるじゃないですか。。で、どうにかと思ってショートを試したら、こちらのスプリングは干渉しなかったのでショートの中で調子良さそうなところということで試した結果、スプリングはショートスプリングのオレンジにすることにしました。
フロントスプリングセット(ソフト&ショート/MR-03) MZW423 | 京商 | RC | Radio Control | ラジオコントロール | ラジコンMZW401より柔らかく、0.5mm短いスプリングのセット。MZW415 アルミアッパーアーム、MZW416 インナーチューブショックと組み合わせる事で最高のパフォーマンスを発揮。5種類入り。※Mini-Z MR-03用
ショートスプリングを使うとなると、スプリングが短くなりますのでスプリングマウントで底を上げるか、アッパーアームのスプリング側を下げるかで対応しなくてはなりませんが、今回、私的にはアームを下げる方向で対応しようと思いました。これの理由は簡単で選択肢が無かったのです。選択肢というのは、スプリングマウントが品切れで売ってない、買えなかったからです。。涙
フロントスプリングマウント MR-03N 0/0.5/1/1.5mm R246-1331 | 京商 | RC | Radio Control | ラジオコントロール | ラジコンフロントスプリングにプリロードをかけられるアルミ製スプリングホルダー。ナロートレッド用。
アッパーアームのスプリング側を下げることで上下のアームの位置、長さ(交点間距離)の関係から、ミニッツのフロントアームの設計仕様でアッパーアームのスプリング側が下がる(バウンドする)とナチュラルキャンバー(ネガティブキャンバー)がそこそこ付くんですね。なので、アームを下げる目的も合わせてナックルの上側のシムに1.0mm(金シム)とちょっと大きめのシムを入れることでナチュラルキャンバーを作っているので、ステアリングブロック自体のキャンバーは0度にしてあえてステアリングブロック側でのキャンバーは入れないようにしてみました。
この判断は元々樹脂製ナックルを使っていた時にキャンバーに関しては0度では転けそうだけど1度だったら十分だろうなっていう感触と、事前に2度のナックルも試していたんですがこの感触が良くなかったので0度から1度の間くらいがいいということで、ステアリングブロック0度とナチュラルキャンバーで1度未満くらいのキャンバーセッティングにしてるという結果になっています。
あと、写真では見えないですがステアリングタイロッドはノーマルです。トー角とかも試しだしたら操作性が変わるのは分かるのですが、今回はさすがに情報量多すぎで手出しできませんでした。。
結構細かい話になってしまってテキストまみれになってしまったので今回はこの辺で。
コースレイアウトの変更がありました。
インフィールドでタイム詰めるのが練習になるレイアウトです。
【今日のラップタイム】
- コース: 2020年10月10日レイアウト
- ベストラップ
- NT: 8秒24
- 周回数
- NT: 499周
- コメント: 新レイアウトコースでおっかなびっくり走行になるのはいつものこと。今回長々書いたフロントセッティングも固まったのでここからタイムアタック開始です。
【今日のラップタイム】
- コース: 2020年10月10日レイアウト
- ベストラップ
- NT: 8秒28
- 周回数
- NT: 560周
- コメント: 微妙にタイムさがってるけどほぼ一緒。でも感触はかなりいい同タイムだなあ。上げられる感触はある。でもさすがにこのくらいのタイムになるとすごいギリギリ感はある。ギリギリの中でベストを作るためにコンスタントに走れる技術大事。
コンスタントにタイムを出し続けるの話でラップタイムリスト。
【今日のラップタイム】
- コース: 2020年10月10日レイアウト
- ベストラップ
- NT: 8秒01
- 周回数
- NT: 553周
- コメント: ついに7秒台目前に。追い充電して炊きたての電池で20周以内のアタックで意識しながら走るの大事だな。追い充電は0.8A。全然もっといけるんだろうけどまだ怖くてこれ以上突っ込めないw 液漏れ怖い。
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