Roots / Phrenology
マル 2002-12-06 [朴訥音楽評]
Roots / Phrenology
No.109-(2002/12/06(金) 12:05)
出る出ると春先あたりから話に出ていたrootsの新譜です。
Musiqを筆頭に、Jill Scott、Nelly Furtado、Talib Kweli、Commonなどなど
豪華ゲスト総演シングル"Break You Off"でもその予兆はバリバリ感じていたんですが、
rootsのキーワードでもある「生バンドでHIPHOP」ってのは、思ったより前に出ていない、
というのが一聴した印象。かろうじてクレジットには入っているものの、
rootsの重要ファクターであったラゼル”ミスターヒューマンビートボックスも控えめ、
明らかに今までの固定観念とは逸脱した内容で、
激ヤバ必聴のlive盤「come alive」がすさまじかったことを考えると、
ちょっと肩透かしに感じる人もいるかも知れないんですが、
アルバム聴いてみると、コレが懐の深さを満面に出していて、痛快!
この痛快さは何だろう?NAS?バスタ?ATCQ?とか思ってたんだけど、
違うわ、ビースティボーイズだわ。
クエストラブ、レニ(ex:stone roses)、そしてkirihito早川氏を世界三大ドラマーとして迎え入れたい、僕的に。
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