スティーヴ・マルクマス/スティーヴ・マルクマス
マル 2001-03-08 [朴訥音楽評]

スティーヴ・マルクマス/スティーヴ・マルクマス
No.31-(2001/03/08(木) 18:57)

20世紀を代表するソングライターの一人として、
必ずや歴史に残るであろうスティーヴ・マルクマスのソロ。

「熱くない」音の構築はペイブメントとしてのラストアルバム
「テラー・トワイライト」の延長線上。
この人はその気になればカートコバーンクラスの超大物になれたはずなのに、
「沸点の寸前!」ってところで、なんか上手い具合にかわすんだよなぁ。
昔っから、音もなんだか調子っ外れだし、発言もそうだし、存在自体もそう。
僕の憶測なんですが、この人はもの凄いロマンチストで、
そのカモフラージュ、というかこの2001年の処世術として、
「前向きに後ろ歩き」してるのではないかなぁ、なんて思います。
ミュージシャンの端くれとして、この姿勢はかなりシンパシーを受けますね。

ラス前の「jennifer and the ess-dog」とか、21世紀始まってまだ2ヶ月チョイですが、
向こう10年のベスト50くらいに堂々ランクインですね。僕内では。

あと気が付いたら、吉田栄作張りに小綺麗になってました。

Re.1-ナカジマ(2001/03/08(木) 20:34)>さわやかすぎる為まだ買っていないのです。「前向きに後ろ歩き」ってすごい名言!かっこいー。
Re.2-マル(2001/03/11(日) 11:08)>一言で言うと、ナッシング・ゴナ・チェンジです。なーんもかわってない。ムーンウォークみたいなもんです>「前向きに後ろ歩き」

コメント
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