[君の弁当箱頬張んなきゃ]最近聴いたCD 200905[部活でも頑張れない]
マル 2009-05-18 [朴訥音楽評]
Yeah Yeah Yeahs - It's Blitz
ディスコパンク的なデビュー作から始まってカントリー的な要素が強い「Show Your Bones」、んで若干エレポップ臭のするオルタナっぽい一昨年発表のEP「Is Is」を経てこのアルバム。ざっくり分類するとこれまでの集大成っぽい側面を持っているような気がした。ちんこがでかそうなアクの強いボーカルは好みが分かれるところだけれど、このボーカルじゃないとこのバンドは成立しない気もする。
にしてもファースト聴いたころはここまで音楽的な懐の広さがあったなんて正直全く予想してなかったなぁ。あとどのアルバムも駄曲なしの名作ではあるけど、個人的にはYYYSはファースト以降こっちに転がって本当によかったと思う。
FIDDLER'S GREEN - SPORTS DAY AT KILLALOE
アイリッシュトラッド系は昔から好物で気がついたときにいろいろ聴いています。このFIDDLER'S GREENは自分たちの音楽のことを「スピードフォーク」なんて呼んでいるそう。他のアイリッシュパンクバンドと何が違うかは正直よくわからないんですが、「べつにそんなの関係ねーじゃねーか」と思わせてしまうくらい血が騒ぐアルバム。
Q-Tip - The Renaissance
ヒップホップはメインストリートをダーっとなぞる程度のチャラい聴き方しかしていないんですが、Q-Tip周辺のプロダクトはトラックも丁寧な作りだし、なによりひんやりした声の感触が好きでTCQの時から大好きで。去年リリースの最新作も例にもれず。かっこいい言い方をすると、この人の音には隙間があって、それが音全体に無限大の広がりを持たせているような気がする。というかこのアルバムはジャケットが素晴らしいw
ヒップホップはメインストリートをダーっとなぞる程度のチャラい聴き方しかしていないんですが、Q-Tip周辺のプロダクトはトラックも丁寧な作りだし、なによりひんやりした声の感触が好きでTCQの時から大好きで。去年リリースの最新作も例にもれず。かっこいい言い方をすると、この人の音には隙間があって、それが音全体に無限大の広がりを持たせているような気がする。というかこのアルバムはジャケットが素晴らしいw
NoMeansNo — 0+2=1
カナダの3人組バンドによる91年発売のアルバム。発売当時からずーっと気になっていたんですが18年の時を経てようやくゲット!内容はもう支離滅裂なんですが、faith no moreとかジェーンズアディクションみたいな、当時流行ってたミクスチャーの雰囲気に近い。もっと早くに聴いておけばよかった。
で、これ書くためにネットで調べたら、、、なんと結成30周年を迎え今も活動中で、しかも3月に来日してたんじゃん!!!
(自転車通勤だから)生活のサイクルの中に「雑誌を読む」という時間がない俺は、読んでる音楽誌っていったら「bounce」くらいなもんで、あとは音楽系サイトが大半なんだけど、ここ数年こういう「直後に来日情報を知る」とかやたら多い。ライブに行っている/やっている頻度はそんなに変わらないから、単純に情報に疎くなっているというのもないと思うんだけど、どうもアンテナが狂っている気がしてならない。。。
カナダの3人組バンドによる91年発売のアルバム。発売当時からずーっと気になっていたんですが18年の時を経てようやくゲット!内容はもう支離滅裂なんですが、faith no moreとかジェーンズアディクションみたいな、当時流行ってたミクスチャーの雰囲気に近い。もっと早くに聴いておけばよかった。
で、これ書くためにネットで調べたら、、、なんと結成30周年を迎え今も活動中で、しかも3月に来日してたんじゃん!!!
(自転車通勤だから)生活のサイクルの中に「雑誌を読む」という時間がない俺は、読んでる音楽誌っていったら「bounce」くらいなもんで、あとは音楽系サイトが大半なんだけど、ここ数年こういう「直後に来日情報を知る」とかやたら多い。ライブに行っている/やっている頻度はそんなに変わらないから、単純に情報に疎くなっているというのもないと思うんだけど、どうもアンテナが狂っている気がしてならない。。。
TITTSWORTH - TWELVE STEPS
大ネタマッシュアップアーティストという側面でしか知らなかったんですが、初のオリジナルアルバムとなるこのアルバムは、B-MOREのくせに歌心もあったり、90年初頭のブレイクビーツっぽい感触もあったりしてアルバム通してのクオリティは予想外に高い。ちょっと面食らった。ともあれこういう偏差値の低そうな音楽はグッときまくる!ブーリィ!ブーリィ!
個人的には上原オリオールズ入団の影響で日本にボルティモア・ブレイクスの旋風が吹くかと思ったんだけどそよ風すら吹かない現状は不満。
大ネタマッシュアップアーティストという側面でしか知らなかったんですが、初のオリジナルアルバムとなるこのアルバムは、B-MOREのくせに歌心もあったり、90年初頭のブレイクビーツっぽい感触もあったりしてアルバム通してのクオリティは予想外に高い。ちょっと面食らった。ともあれこういう偏差値の低そうな音楽はグッときまくる!ブーリィ!ブーリィ!
個人的には上原オリオールズ入団の影響で日本にボルティモア・ブレイクスの旋風が吹くかと思ったんだけどそよ風すら吹かない現状は不満。
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