Alec Empire / Gotta Get Out
マル 2005-03-10 [朴訥音楽評]
明日はおなじみTOYです。フライヤー持ってきたらレギュラーDJによるDJミックスCDあげます。
teenage of the year*182005/03/11(FRI)
OPEN/START 23:00
吉祥寺bar drop(0422-20-0737)
\2,000(1D)
※フライヤーを持参の方には、レギュラーDJによるミックスCDをプレゼントします。
[DJ]
サガラノブヒコ/大坪ケムタ/坂井ノブ/飯田和敏/吉岡たく/マル/ケンサク/佐藤譲
[VJ]
久保田テツ/広岡毅
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今から8年くらい昔、原宿歩いてたら当時新創刊の雑誌「ストリートジャック」の人に「街のおしゃれな人を撮っているんですけど、写真撮らせてもらえませんか?」なんていわれて呼び止められて、名実ともに朴訥な僕ですが、いい気になって写真を撮ってもらったことがあって。
んでそんなこと忘却の彼方に記憶が飛んでいたんですが、先日実家からその雑誌が出てきまして。見てみたら、もう超恥ずかしい格好してて涙が出そうだったのですが、なにが一番恥ずかしいって、身に着けていたウエストバッグがCDのジャケットをディスプレイできるタイプのものだったんですね。で、そこに入っていたジャケットには「ATR」ってでかでかと入っていて、「うわー時代感じるなー」と思ったわけです。ATR、すなわちアタリ・ティーンネイジ・ライオット。今思えば、大きなくくりでいう「ユーモア」と解釈できるのに、フレッドペリーの黒いポロシャツ着たアレク・エンパイアが「シック・トゥ・デス!」なんて言っているのを真顔でかっこいいと思っていた時代でした。やー若さっていうのはなんでも出来るんですね、と思った次第です。
そんなアタリ・ティーンネイジ・ライオット(つくづく思うが名前がずるい)の中心人物アレク・エンパイア(こっちも名前がずるい。「アレク帝国」って。)の新作。ソロタイトルはデジタルハードコアの王道、あるいは現代音楽(ノイズ)をがりがり鳴らしていた彼ですが、いまや普通のハードコアパンク。本当に普通のハードコアパンク。いろいろやってきて「餅は餅屋」だと確信したんでしょうか。かえって新鮮でかっこいいです。ビックリしました。
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