中学生くらいの頃かなあ。当時よく見てたスキーのTV番組（SKI NOW な）で高級スキーリゾートの特集があって、それを見ながらエラく憧れてたもんだったなあ。大人になったらこんなリゾート行ってみたいぜー、的な。んで、そんな中でも特に惹かれてたのが北海道道央に位置するスキーリゾート「アルファリゾート トマム」でして、そんな憧れていたトマムに今回ハリキッテ行ってきちゃいましたよ。

そもそも、北海道の雪山行くのが初めてで行く前から北海道のパウダー体験とかワクワクしっぱなしだった反面、尋常じゃないくらいの寒さのウワサも聞いてたもんでどんなカッコウしとけばいいもんかとか、ちょっち不安もありつつ、十分な準備をして行きました。また、スキー、ブーツ、ウェア等は宅配便で現地に先回り。

出発当日は始発で羽田空港。羽田空港から朝イチの飛行機で1時間半。新千歳空港に到着。新千歳空港からは在来線→特急と乗り継ぎ1時間半でトマムに到着。あれこれ待ち時間やら乗り換え時間なんかも入れて、結局、昼前にはトマムに到着。滞在は「ホテルアルファ・トマム」。前日からの滞在客がいなかったみたいですぐにチェックイン出来、部屋を使うことが出来たのですぐに着替え。

初日は昼過ぎまでちょっと吹雪いてた。気温も低め。ブレスサーモ中厚ファースト→ヒートテックの長袖→ユニクロアウトラストフリース→ウェアのレイアリング。でも、午後には日も出てきて気温が上がり、ウェアのベンチレーション開けたくらいじゃまだ暑くって、結局、フリースは無くても十分だった。動かないでいる日陰はさすがに寒いけど、日が出た昼間は思いのほか暖かかったですな。

行く前からトマムのことをネットなんかで調べてみると、「あくまでもリゾート。カップル・ファミリー向け。ゲレンデはオマケ程度だと思え。」とか、「ゴンドラ下のほうのまっ平らがボーダー泣かせ。」とか、「飽きたらサホロにバスで行け。」とか、なんかトマムのゲレンデはあんまりガッツリ滑るのに向いてないような印象が多いみたい。なので、正直、ゲレンデ内容にはさほど期待しないで行ったんだけど、ところがドッコイ。いざ滑ってみるとなかなかヨイではないですか。

2日目の夜にはアイスドームビレッジに。氷で作ったドームを中心に、他にも氷のオブジェやライティングが幻想的でキレイでしたねえ。氷で作った迷路や滑り台、それに犬ぞり体験なんかもあるようでした。氷の工房では氷の塊からノミを使って器を削りだす体験ができ、実際にやってみたんですけど思ってた以上に難しく、また楽しいもんでしたな。腕がすごい疲れました。で、その作った氷のジョッキでお酒も飲め、自分の力作で味わうお酒はこれまた最高においしく感じましたよ。また、アイスドームビレッジは夜間ということもあり非常に寒い場所なので、厚着して行ったほうがいいです。ゲレンデ行く以上に厚着でいいかも。手袋もあったほうがいいです。

そんなこんなで行ってきた初めての北海道スキー、リゾート体験。期待以上に楽しめて良かったですよ。遠い印象のあった北海道だったけど、飛行機、特急を使うことで全然近い場所に感じましたね。ほんと、東京出て5時間もしないうちに北海道のゲレンデに立っていられるのは近い。今回ちょっと残念だったのはスキー、1メートルの短いスキー持ってっちゃったのが勿体無かったかな。せっかくのフカフカパウダーを楽しむんだったらやっぱり長い板で派手にスプレーかぶりながら滑らないとねえ。長い板、もしくはボード持って行くか、もしくはレンタルで借りるのもいいと思いましたよ。