ゲロッパ!
オオカワ 2003-08-09 [その他]
「岸和田少年愚連隊」「のど自慢」と常にエンターテインメントにこだわり続け、 現在「激辛評論家」として、テレビでも大人気の井筒和幸監督による 待望の新作がついにクランクイン! その名も『ゲロッパ!』 「ゲロッパ!」とは、ソウルの帝王"JB"ことジェームス・ブラウンの名曲 「セックス・マシーン」の歌詞"Get up"のこと。 観る者すべてを笑いと涙の渦に巻き込む 日本が誇るスーパーファンキー娯楽大作の誕生に、どうぞご期待下さい!!

井筒監督新作映画「ゲロッパ」製作発表

井筒監督、こんな映画撮ってたんですね。
ってか、JBを面白いところに持ってきた脚本には
すごい興味シンシン。

俺、この手の
「笑えて最後に感動できる系のお約束ストーリの邦画」
が大好きなんですよ。
水戸黄門ばりの定番のストーリー展開持った脚本がスキ。
むしろ、この典型の邦画ストーリーに関しては
『古典』
の域に入ってきたんじゃないかと思ったりもしますな。(笑)

こういう邦画の面白みは、あくまで
「日常にすごい近いとこ。」
で話が進むところがいいですな。
話してる言葉は日本語だし、映る風景、街にしろ家にしろ基本的に見慣れている空間。
そして登場人物の設定も自分たちと同じような目線の人たち。
想像付きやすい世界にいる人々のストーリはやっぱり、
すごい身近に感じるし、それが「親近感」にもなる。
その親近感が、邦画独特の強い感情移入を作ることが出来る
理由のひとつになってるんでしょうなあ。
「楽しくて感動する」をよりいっそう強く感じさせる、
そんな魅力になってるんじゃないかと思いますよ。

今週末(ってか今晩)に先行ロードショーがあるみたいです。

★「ゲロッパ!」公開記念 先行オールナイトイベント開催決定! 銀座シネ・ラ・セットにて、先行イベントが決定しました。題して、虎ノ門プレゼンツ「井筒ナイト!」。当日は「ゲロッパ!」の先行上映に加え、井筒監督が「これぞ自腹映画」と選んだ、こだわりの2作品を上映します。

「ゲロッパ!」を観たいのはもちろんなんですけど、
『現金に体を張れ』
を劇場で観れるっていうのはいいなあ、と思います。
ってか、この映画、劇場で観ることが出来るチャンスなんて
そうそう無いと思いますよ。
変な話、それだけでもこのイベントは行く価値あるかも。
入り組んだ構成のストーリーは一見、とっつき難そうな印象ですけど
それほど「難解」っていうわけでもないので誰でも楽しめる映画だと思います。
キューブリック作品にしては割と、「哲学的解釈」とか要らないサラッとしたものですし。
(個人的にサラッとしすぎ感が物足りなく感じなくも無いですが。)
ラストシーンがモノスゲェ印象的な(これ、重要)
テンポのいいサスペンス映画です。
オススメ。

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