20mm程度だったので絶対的にカットが必要なサイズでも無いといえば無い感じだったんだけど、なんかシルエット的に切りたかったのでコラムカットしました。自転車を押して歩く時にステムの上を持ちがちなんだけど、この時にコラムが余ってるとちょっと持ちにくかったってのもあるんだけども。
コラムカットも自分でやろうかと思ったんですが、たぶんこの1回こっきりの為にノコギリ買うのも微妙だったし、そもそもノコギリって大きいから工具箱に入らないものを家に置いときたくなかったので近所の自転車屋さんでやってもらいました。
コラムカットはキレイにしっかりやってもらった上にサービスでチェーンに注油してもらったんですがこの自転車、ワックスルブ運用なんですよねえ。。なのでチェーン、ドライブトレイン周りはオイル完全拒否なのです。。まさかコラムカットの作業依頼したのにチェーン注油されると思わなかったから「チェーンに注油しないでください!」ってわざわざ言わなかったので。。
でまあ、ドライブトレインを分解して塗布されたオイルを掃除してクリーニング、完全脱脂するついでにせっかくだから駆動周りのオーバーホールもやっちゃうことにしてみました。以前、中古屋さんで安く手に入れたチェーンリングとスピンドルもタイミング見て交換したいと思っていてずるずるまだやってなかったこともあるし。
スピンドルに関しては納車時にBB周りのグリスアップが全然されておらずに乗り始めてすぐに砂が入って異音発生し、ベアリング受け部分に傷が入ってしまうという残念な状態だったのでキレイなスピンドルに早く替えたいと思っていたのでいいタイミングです。
ちなみに写真の下のスピンドルが今まで使っていた傷の入ったスピンドル、上のスピンドルがこれから交換するキレイなスピンドル。中古で新品でもないんだけど大きな傷もないものが手に入って良かったです。それにしても納車直後に砂で付いた傷を確認してからしっかりグリスアップして乗っていたけど傷の深さは広がってなかった。グリスアップ以降、異音も出てなかったし。
まずメインディッシュのチェーンはリンクを外してジップロックに入れてまずはチェーンルブクリーナーでシャカシャカ。最後にマルチフォーミングクリーナーでシャカシャカです。ワコーズ大好き。
チェーンを外したついでにリアディレイラーのプーリーも外して掃除しました。いつもキレイにしてるつもりでしたけど外して見てみるとやっぱり結構汚れ残ってるもんですねー。あと、リアディレイラー自体はR7000の105のやつを使っているんですがプーリーはR8000のアルテグラのものに交換しているので軸受部にベアリングが入っています。ベアリング部に蓋してあるスペーサーを外してベアリングシール部分の汚れもキレイにしてあげます。この辺はプーリーを外した時しか出来ないクリーニングなのでキレイにできると気持ち良いですねえー。
クランクもBBから外してお掃除です。キャノンデールクランクの専用工具も大活躍ですw こだわりのPF30Aの圧入BBも、先日お披露目された2023年最新の SuperSix EVO のフレームはBSAのBBになっちゃいましたがw
SuperSix EVO 2 | Race Bikes | CannondaleBottom BracketShimano BB-RS500, BSA
クランクはさらに分解して、以前より入手していた新しいチェーンリングに交換です。
歯数は以前同様、52-36で変更はありません。ちなみに左のチェーンリングが新品で右が今まで使っていたものです。10000km程度の使用なのでチェーンリングの寿命的にはまだまだ使用できる感じだと思いますがせっかくの交換タイミングなので交換しておきます。完成車にとりあえず付いてるようなグレードの安い部品なので取っておいて下取り出してもどうせ二束三文ですし。(そもそも二束三文で買ったのですしおすし)
駆動部というわけではないですがホイールも外したついでにディスクロータとパッドも洗っちゃいます。お得意のキュキュット泡スプレーで洗浄です。洗ったあとはキレイに乾かします。
リアホイールを外したら久しぶりにスプロケも全部外して洗浄です。こちらもキュキュット泡スプレーでキレイにしちゃいます。使い古しの歯ブラシが大活躍ですw
こちらも泡をキレイに洗い流したらしっかり乾かします。キレイになってキラキラのスプロケ、美しいですなー。
ホイール、ドライブトレイン、クランクを外して残ったフレームもせっかくなのでマルチフォーミングクリーナーを使って拭き上げておきます。チェーンステーの内側とかBB周りとかをキレイにする絶好の機会ですな。(ポジティブ)
そんな感じで分解して清掃、油分が付いているところは適宜パーツクリーナーなんかも使いつつ脱脂を行って、駆動周りの簡単なオーバーホールをしてみました。日頃も走行後にクリーニングはやっているんですけどやっぱり分解しないと目が、手が届かないところの清掃をしてみると思ってた以上に汚れてたりしますし、意外に思わぬ不具合箇所や破損なんかも発見できたりして事故を未然に防ぐきっかけにもなったりすると思うので年1回程度のオーバーホールはやったほうが良さそうですねー。
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