ロードバイク日記 Connect IQ でデータ項目やアプリを追加

先日から GARMIN Edge 530 を使い始めて約2ヶ月、標準機能の一通りの使い方も慣れてきてちょっと自分なりの使いやすい使い方を色々試し始めてきました。標準センサーデータを初めとしたデータ項目表示は前回もちょっと触れたけど使い始めの段階からそれなりに吟味していい感じに使ってきてたんだけどさらに手を伸ばして Connect IQ で追加できるデータ項目なんかを色々試していくつかいいものを見つけたというお話です。

Connect IQ Store | Free Watch Faces and Apps | Garmin

アクティブ。ライフ。スタイル。ウォッチフェイスやアプリを活用して 自分らしいスタイルにしよう

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そもそも Connect IQ なんですが実は、GARMIN購入前はその存在すら知らなかったので存在を知ったときはちょっと嬉しい驚きだったんですよねえ。まさかそんなアプリ追加、カスタマイズ機能なんかあるなんて思わなかったから。知らない人に簡単に説明すると、スマホのアプリ追加みたいな機能がGARMINにも付いてたっていう。

で、手始めにネットなんかでも調べつつ Connect IQ からのデータ項目追加というと目に入ったのがグラフィカルなトレーニング画面一式を追加するデータ項目の追加だったりですかねえ。

人気のグラフィカルなトレーニング画面データ項目のアプリをいくつか紹介。

MY EDGE2 | Garmin Connect IQ

Configurable data field.

SPH Graph - SPHGraWH | Garmin Connect IQ

SPHGraWH is a datafield. After downloading the app please create a data screen with one field.

上記2つを見てもらうと分かるように標準のトレーニング画面では数字が並んでるだけの結構そっけない画面からアナログメーター風のカラフルな画面デザインで表示してくれるデータ項目になるので好きな人には人気な感じのアプリなんじゃないかなあ。

自分も試しに面白がって同様のグラフィカルなトレーニング画面を使ってみたんだけど、ちょっと合わないのをすぐに感じて使うのを止めてしまいました。ライド中のリアルタイム項目に関しては数字だけの表示のほうが見やすいと個人的に感じて。。シンプルイズベスト。

で、グラフィカルなトレーニング画面を使わなくなったんだけどこのグラフィカルなデータ項目を色々試してる間にちょっとした発見?気が付く点がありました。というのは、このデータ項目なんだけど、センサーデータをそのまま表示しているもの以外にも、アプリ独自でセンサーデータを色々と加工(計算)させて独自のデータ項目として表示、集計、蓄積してるものがあることが分かり、その独自データ欲しさに設定したいということで使い始めたデータ項目が出てきました。それが例えばこれ。(トレーニング画面の画像はトップの画像)

Power Edge Pro CL | Garmin Connect IQ

POWER EDGE FIELD is a Zones Based Multi Field for climbing and time trial specialists

アプリについての詳細はサイトのほうが詳しく書かれてて分かりやすいかな。

Power Wind Pro

POWER BIKE WIND Is a zone based multi-field app for climbing and time trial specialists, performance and racing. With an estimated power calculation, and a 20 variables algorithm, it is similar to Strava. It uses GPS, cadence and speed sensor, wind speed and air density, rolling resistance and air drag coefficients, when power meter is not present. It has a 10% margin error tested with a Garmin Vector. It is compatible with STRAVA, WKO5, Training Peaks and Golden Cheetah.

このアプリの場合の独自データ項目で特に気になったものっていうのが、C POWER と A POWER って項目で早い話が「推定パワー値」なんだけど、これをライド中リアルタイムに見られるしライドの後に GARMIN CONNECT にアクティビティ保存した後にもライド中の推移がロギングされているのでなかなか楽しい。

power.png

また、このデータ項目の推定パワー値に関してはSTRAVAにアクティビティ連携をしている場合、STRAVAのほうにもパワー情報が連携されているのでそれはそれで楽しさ2倍ですw (軽く見比べた感じだとCパワーの推移が連携されているみたい)

stravapower.png

推定パワー算出方法に関しては独自アルゴリズムみたいなんで他のアプリやSTRAVAが独自算出する推定パワー値とは食い違ってる部分もあるけどでも、物理パワーメーターを付けていなくてもここまで可視化されてるとこれは楽しくなりますな。まあ、推定パワーだとセンサーでロギングしてない付加情報は加味されないので強烈な向かい風の時とかに考慮されないのはちょっと寂しいけど。。w

あと、トレーニング画面へのデータ項目追加以外にも1つ、アプリの追加もしました。

SendPoints | Garmin Connect IQ

Send waypoints from Google Maps to your device

GARMIN Edge 530 にはナビゲーションで使えるポイント登録機能があるんだけどこれ、ルートの登録みたいにスマホ上で作成してEdgeデバイスに転送するっていう機能が無いんですよねえ。Edgeデバイス上のマップで位置を特定してポイント登録しなくちゃいけない。タッチパネルデバイスだったら多少楽なのかもしれないけど Edge 530 だとボタンでのマップスクロールなのでとにかくマップ移動がしにくいし登録したポイント名称を日本語で入れられないのが使いづらい!と思っていたところで、このアプリだとスマホ上からGoogleマップの地名検索を日本語で行って、そのポイント登録名称をその日本語のままデバイスに転送できるのでこの気になる点を一気にクリアできるついでにその操作フローもいい感じで最高。

  1. https://www.sendpoints.us/ でポイントしたい場所を検索
  2. サジェストされた地名から選択
  3. 選択するとマップ上に検索場所がマーキングされているので確認し意図した場所であれば SENDボタン をクリック
  4. マーキング場所の数字4桁のポイントHASHコードが出力されるのでこのHASHコードを(スマホ接続済みかネットワークに接続されている状態の)Edgeデバイス上の [Connect IQ] メニュー画面から [SendPoints] メニューを起動しHASHコードの画面に登録
  5. 正常にHASHコードが認識されると [ナビゲーション] メニューの下の [保存されたポイント] の中に検索された日本語表記のポイント名称にて転送したポイントが登録されていて最高です。

keyword.png

keywordmap.pngpointnumber.pngIMG_1604.jpgIMG_1606.jpg

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ポイントを保存しておくととりあえず出先の現在地からもその場からのおまかせナビゲーションとかも出来ますし、ガッツリとルート作成しておかなくてもふんわりその時の気分であっち行ったりこっち行ったりサイクリングの際のとっさのナビして欲しい欲求にも応えられるので便利な場面が多いような気がします。ポイント登録自体はスマホとEdgeデバイスで完結して登録もできるので何なら出先でライド中に思い付いてポイント登録でそのままナビ設定なんかも出来ますしー。

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