前回の断線から残念なことが続きまして今回はサーボのギアが欠けてしまいました。。
MR-03シャーシのサーボのギアにはオプションパーツにも金属製のギアも販売されていて、エキスパートの人たちの多くはシャーシを買ったらとりあえず金属製ギアに変更するってのは常識になっているっていう話は聞いていたけど、MR-03のサーボ周りって分解、組み立てがなかなか複雑というか結局、シャーシから基盤関係全部外さないと分解できない場所なのでギア交換には全バラが避けては通れないということで入門者にはなかなかハードルの高い作業となっている部分でもあります。
メタルサーボギヤ(4th)MR-03用 MZW417 | 京商 | RC | Radio Control | ラジオコントロール | ラジコン耐久性に優れた真鍮製サーボギヤ。RWD(MR-03)、FWD(MA-03F)、AWD(MA-030EVO)シャシーに使用可。
そんな理由もありつつ、幸せなことにEVOシャーシを買ってから2年弱、サーボのギアが欠けるようなトラブルに会うことなくのんきに過ごしてまいりましたが、ついにそのトラブルに遭遇したので今まで避けていたギア交換しましょうってことになりました。
サーボをシャーシから取り出す感じは簡単ですがこんな感じです。
分解する際にサーボの下のロアアームパネルを外すと欠けたギアの破片が出てきました。
以下の交換パーツを早速ショップで買ってきました。メインシャーシは別に今回破損したわけではなかったのですが、以前よりフロントボディキャッチのビス止め部分のタップが甘くなっておりいつかのタイミングで交換したいなあとは思ってたのでいつかのタイミングこそ今だということで一緒に交換することとしました。
そうそう、何でまた急にサーボギアが欠けるようなことになったかというとこの話をしてませんでしたがちょっときっかけになるかもしれない流れがありました。実はこの日、走り始めにICSの設定を変更したんですよね。ステアリング関係の。青6ワイドの車両としてこのEVOシャーシを使っていたのですがどうしてもアンダー気味というかステアリングがパワー負けして初期が甘いような印象があったのでステアリングパワーを強くしようと、
- ステアリングパワーがLが3、Hが4だったもの(両方デフォルト)をともに5に
- ステアリング停止制御をミドル(デフォルト)からオーバーに
に変更してみたんですね。
この変更がサーボを壊したとは思わないですがやっぱりサーボギアにかかる負荷が大きくなるだろう設定の変更ですし、これまでの2年近い使用でギア自体が劣化していたところでこの大きく変更した負荷が最終的に破損してしまうトリガーを引いてしまったのかもしれませんね。。
ICSの設定といえば先日、公式のYouTubeチャンネルでICS設定に関する解説がされており非常に参考になるとサーキットの常連さんたちもお話されていたのでこの機会に改めて勉強してみました。
ステアリング周りの設定の他にもスロットル周りのICS設定の動画もアップされました。
ステアリング設定の解説ではサーボ自体の動作の仕組みに関わるような解説もあってなかなか興味深いです。今までこんなサーボの挙動というか制御のことまで考えてラジコンを操作してなかったのでもう単純に勉強になりました。
また、サーボの分解はほぼ全バラという話をしましたが慣れてない場合、組み立てのポイントとなる要点がまとまっている公式の記事もあったのでこちらも参考にしてみました。
MR-03シャシーの基板交換に挑戦してみよう!! | KYOSHO RC BLOG私が作業をしていると偶然開発リーダーの岩崎が通り掛かり、「ユーザー相談室にミニッツの基板交換の方法が分からないので週刊ミニッツ通信で紹介して欲しいというリクエストが多く寄せられている。」とのこと。そんな流れで今週のミニッツ通信は岩崎リーダーがMR-03の基板交換の手順を説明しています!!
実は今週末、久しぶりにレースに出ようと思ってその準備も兼ねてサーキットに行った流れの今回の出来事だったのですが、まああれな感じで週末のレースも中止になってしまいましたので今回購入したパーツを家で大人しく交換、組み立てを行って今度のサーキット走行に備えたいと思います。
こうやって時間あるタイミングに他の部分も見直し、メンテするのも大事ですよねー。(って言ってレース中止に肩を落としつつも次回のレースに向けてモチベーション上げていきたいと思いまっする)
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