草津温泉行った その1

六合村、応徳温泉の宿「花まめ」に泊まって、草津温泉街に行ったり、川原が温泉の尻焼温泉に行ったり、軽井沢に行ったりしたお話その1。(その2はこちら)

土曜日の朝、レンタカー屋でクルマ借りて出発。会社の福利厚生使ったので結構安く借りれてお得だったわ。

都内にちょっと用事あったので首都高使って移動。そういえばさあ、俺、首都高走ったの、これが人生初だわ。いや、首都高バトルでは環状線なんてもう何千周も回ったことあったけど、実際走るのははじめて。右から左から怒涛のように合流、分岐を繰り返す迷路にウンザリしながら走る。

用事も終わっていざ関越道へ。土曜日の昼前に都内下道なんて走るもんじゃないね。全然進まない。結局関越に乗ったのは13時。このまま一気に渋川伊香保まで行っちゃうぜ。

高速も行楽シーズンの土曜日だけあって混んでたなあ。途中、上里S.A.寄ったけど、思いっきり満車だったし。関越は雪山シーズンの早朝のイメージがやたら強かったので全然違うとこにいるような感じだったわ。昼間なのでS.A.のお店とかも全部開いてて賑わってるのが新鮮だった。いや、それが普通なんだけどね。

渋川伊香保I.C.で関越降りたらここから下道ドライブがかなり続きます。つか、この下道が長くて大変なのがあるから雪山シーズンに草津行くの避けちゃうんだよなあ。距離も50キロ以上あるし。

まあ、そんな長いとウンザリしてた下道だけど、吾妻線と並行して走る国道145線、日本ロマンチック街道のドライブは気持ちよかったなあ。緑もすごいキレイだったし目の前の岩壁と遠くに見える山々が靄かかってる感じですげーいい景色だった。「正しい日本の山々の景色」ってこういう感じだよなーって中走っててよかったわー。

長野原草津口駅を過ぎてちょっと行ったところで草津に行く道と別れ、六合村へ。

今回の宿は六合村の道の駅に隣接した応徳温泉の宿『花まめ』。今回草津に行くことに決めてから宿探ししたんだけど、調べてる中ですごい気に入ってどうしても泊まりたいと思った宿だったんだよねえ。当然人気の宿で予約埋まりまくってて最初は当日も満室だったんだけど、毎日のようにキャンセルチェックしまくってたらタイミングよく空いてやっと取れた。じゃらんのクチコミ評判もすごいよくって、もう楽しみで仕方なかったわけ。

宿の場所は前述のように道の駅に隣接してるので道路沿いでわかりやすい。でも、その佇まいはすごい落ち着いてて、六合村自体の落ち着きもあってかすごい静かで落ち着きあるとこでいいなあ。建物の中は落ち着いた和風な感じではあるんだけど、打ちっぱなしコンクリの部分とか、ちょっと今風の建て方がみえるのもおしゃれかも。宿内は非常に清潔にされていて気持ちがいい。

今回の宿泊で通された部屋はこまくさの部屋ってとこだったんだけど、2階の一番角部屋で、テラスからの眺めや開放感が気持ちよかった。高台にあるような宿ではないので絶景というような景色じゃないけど、それでも自然を思いっきり感じられる雰囲気はよかった。部屋の中のインテリアも落ち着きが程いいモダンな感じがよかったわー。

楽しみだった食事なんだけど、これもまた非常に手が込んだ丁寧な料理がよかった。決して高級食材が並ぶような料理ではないけど、でも、その一品一品しっかり料理してあっていい食事が出来たなあ。量も十分満足。

温泉は硫黄泉なんだけどそんなにクセのある泉質じゃない感じ。独特の硫黄臭は軽くあるけど臭くもなく、湯の色も白くにごってはいるけどそんなに真っ白って程でもないかなあ。良くも悪くもクセのある温泉ではない。硫黄臭が強烈な、肌にもピリピリ感があるような温泉が好きな人にはちょっと物足りないかもしれないけど、そうじゃなかったらちょうどいいと思う。露天スペースもあるので日が上がってる時に入れば山を眺めながらの温泉がサイコウっす。夜は星を見ながら。

夕食の前から降り出した雨は夕食後にちょうど止んだので、クルマでちょっと走って草津温泉街に遊びに行ってみることに。俺の大好きなスノーボードのDVD『Car Danchi 2』の中でも登場した草津温泉なんだけど、そのパートで映ってた夜の湯畑、ちょっと見てみたかったので楽しみだったんだよね。

ナビで確認した感じ、花まめから草津温泉まではそんなに距離無い風だったんだけど、六合村側が結構な山道で夜で暗かったこともあってなかなか長く感じる道のりだった。とは言っても20分くらいだけど。

夜の草津温泉はさすがにおみやげもの屋さんとか閉まっちゃってるとこも多かったけど、湯畑の周りはお店も人もいっぱいで盛り上がってた。湯畑自体もライトアップされて、その湯気とか幻想的でよかったなあ。今回の宿泊は草津温泉じゃなくってクルマで移動だったから普通の服装だったけど、湯畑近くに泊まってほろ酔いの浴衣姿で湯畑周辺を散策するのも楽しそうだと思ったよ。