グループライドの休憩のときに皆んなで色々話をしていたんだけどそこに出た話の1つに、フレームをコーティング剤でコーティングすると汚れにくくなるから掃除が楽になるって話。
今までも主にフレームのコーティング剤やコーティング施工なんかについては気になったことは度々あったけど、頻繁に掃除するほうだし必要ないかなーと思っていたので深入りしてなかったんだけど、今回話題が出て話を聞いていたらそもそも、クリーニングを頻繁にするならなおさらコーティングしてあると快適だし仕上がりもいいってことらしいので急に気になりだした。
汚れって軽い砂埃だけだったらもちろん簡単に拭き掃除だけで取れるけど、ちょっと水分含んだ汚れ、泥汚れとか枯れ葉や草の張り付き汚れなんかが落とすの大変だったり気を使ったりするんだよねー。で、コーティング施工してあると多くが撥水効果になるのでその水分を含んだ汚れがそもそも付きにくく、付いた汚れもすごく取りやすくなるというのでやってみるかという気になった。
で、ちょうどよくセールタイミングにコーティング剤が安くなっていたので購入して試してみました。
製品名だとシュアラスターのゼロプレミアム。シュアラスターの撥水系コーティング剤の中でもちょっといいやつ。高撥水の性能もよさそうだけどそれよりも耐久性が高いというのも魅力に思って。やっぱり施工の効果が長続きしたほうがクリーニング自体の手間も減るだろうし良いのではないか。
施工の手順はまずフレームをキレイにしてから。車体の掃除は以前から拭き掃除しかしてなくって今回の施工前クリーニングも泡洗浄剤をウエスに取ってからそれでフレームを拭き掃除する方法。
クリーニングを完了したらコーティング剤の施工を始める。ゼロプレミアムのボトルはスプレータイプになってるのでスプレーで吹き付けてウエスで拭き広げるっていう施工もできるんだけど、やっぱ試してみた感じ、自転車のフレームだとなかなか吹き付けるのは効率よくない感じで結局、ウエスに吹き付けてからそれをフレームに塗り拡げていくって手順で作業を進めたほうが良さげ。
コーティング剤自体はうっすら白い液体ではあるんだけど、もうフレームに塗り拡げた時点ではほぼ透明。液体自体もさらさらなのであんまり塗りムラとか気にしなくても大丈夫そう。自動車のボンネットとか広くて平らな面が大きい場所に施工するなら塗りムラの注意は必要そうだけど自転車のフレームであれば手早く作業を進めている限りは神経質になる必要はなさそう。
フレーム全体を1回塗りでコーティング施工していくんだったら丁寧にやっても30分くらいかなあ。最初だしと思って2回塗りしてみてよく乾かす。乾かしてから適当なマイクロファイバータオルで全体を拭き上げていく。
そんな感じで施工を完了した感じだけど、さすがにフレームの光沢や艶感が増したかどうかは自分のフレームだとちょっと分かりにくかったかなあ。確かに以前よりは多少艶感は出てるような気がするけど、はっきりとした違いが分かる感じじゃないのはまあしょうがないか。
見た目の効果という点ではフレームよりも黒い樹脂パーツやシートポストやホイールリムなんかのマットのカーボン地に施工した仕上がりの感じが黒に深みが出て艶とはまた違う感じだけど施工前に比べて引き締まって見える感じが気に入った。
見た目(艶感)的にはそんなだったけど明らかに施工で変わったのはフレームを触ったときのスベスベ感かも。スベスベというかスルスルというか、とにかく触ったときの肌触りが滑らかで気持ちいい。気持ちいいこの滑らかさって撥水効果の恩恵なんだろうなーとは思うけど直接フレームに水をかけたりする撥水の確認とかはしなかった。
汚れが付きにくい効果を体感したのはやっぱりライドから帰ってきた時。特にこの施工後初めてのライドは雨上がりのライドでしかも緑道のような枯れ葉がたくさん落ちているような場所を走ったんだけど、はっきりと汚れにくさが増したのは分かった。いつもはライドから返ってくると砂埃と細かい枯れ葉かすがダウンチューブの裏側に付いてるんだけど見事にその量が減ってる。ウエスで拭き取ってクリーニングしてるんだけどウエスに付く汚れの量が明らかに減っていた。
最初の話に戻って、汚れが付きにくくなるという効果はたしかにありそうだし実感は薄かったけどフレーム表面に光沢が出てピカピカの車体で乗ってライドに行くのは気持ちがいいのでしばらくは自宅メンテナンスの仕上げにコーティング施工はやっていこうかなと思いました。150mlのコーティング剤を買ったんだけど元々が自動車用だからなのかそれだけの容量でもかなりの回数施工できそうなくらいの量なので当分は使っていけそうな気がします。
そんなキレイになったバイクで走りに行った相模原ライドの写真とか。大好きな浅川CRから大垂水峠で折り返すつもりがうっかり相模湖まで出ちゃってゼブラでお茶して帰ってきましたｗ
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