リアディレイラーの2つのプーリー、ガイドプーリーとテンションプーリーをメンテしました。
チェーンは1、2回走るごとに掃除、チェーンルブ塗布してるんだけど、そのチェーン掃除の時にいつもプーリーの掃除も軽くしてて、でも、軽くだからプーリーの軸受のグリスアップとかはしてなかったのでいつかはやりたいなーと思ってたので今回、ついにそのプーリーの掃除、グリスアップに着手しました。
自分の使ってるリアディレイラーはR7000の105のリアディレイラーなんだけど、このメンテをするという話以外に、プーリー自体をR8000アルテグラやR9000デュラエースのプーリーに変えちゃうってカスタムを結構やってる人が多いみたい。105のプーリーの軸受はブッシュなんだけど、上位グレードのプーリーにはシールドボールベアリングが入っていてもちろんスムーズさははっきり変わるみたいなのでそれはそれで魅力。でも、まだ2000km走ったくらいだしまだまだプーリー自体も悪くなってないだろうから今回は掃除とグリスアップというメンテをすることで引き続き使っていくことにしました。
メンテはとりあえずテンションプーリーの取り外しから。リアディレイラーはフレームに付けたまま作業をすることにしたので下側だしビスが外側に向いてて外しやすいのでテンションプーリーを先にした。
プーリーを外してみると、まあ予想通り汚れてるんだけど特に、思いの外、砂がジャリジャリ噛んでいる感じだったなあ。やっぱりプーリー表面の汚れこそ落としてたけど、軸受部分のワッシャーで挟まれた部分には2000km走った結果の荒川河川敷の砂汚れが溜まっていました。。
テンションプーリーは中心部分の軸受部分に金属製のブッシュとプーリー自体の樹脂?の歯車が直接触れる感じになってます。そのブッシュを金属ワッシャーで挟んでるかたち。取り外したプーリー一式の部品の汚れを拭き取って、プレミアムグリスを塗布していきます。軸受のブッシュ部分はブッシュの周り、中心にグリスを適量塗布、金属ワッシャーでプーリーをサンドする形になるのでワッシャーがサンドする側面にもしっかりプレミアムグリスを塗っていきます。
次にガイドプーリーも取り外します。構造はテンションプーリーと同じ感じなのですが、リアディレイラーケージに止まるビスの方向がホイール側から留まっているのでちょっと外すときに手間がいりますね。
ガイドプーリーの方はプーリー本体の中心の軸受部分に金属のメタルベアリングが付いているところがテンションプーリーと違いますね。クリーニング、グリスアップは同じ要領でやっていきます。
注意点ですが、R8000やR9000なんかのプーリーにアップグレードするようなネット情報を色々見ていたのでプーリーには回転方法の指定があるもんだと思っていましたが、R7000の105のプーリーには裏表、回転方向の指定はありません。なので逆に言うと、アップグレードすると回転方向に最適化されたプーリーの歯車形状のおかげで変速効率アップも期待できそうですね。スパスパとシフトチェンジできると気持ちいいですよねー。
そんな感じでかなり簡単に行ったプーリーのメンテナンスですが、早速走ってきました。
プーリーのメンテナンス、これすごくオススメですね。思っていた以上にペダル、クランクの回転が軽くなりました。こんなに効果がある!のか、今までが思っていた以上に汚れのせいで回転が悪かったのかはあれですが、体感できるくらいにスムーズさが上がったのが良かったです。これは定期的にメンテしたい項目に追加ですねー。
5000kmくらい走ったらさすがにプーリー歯車自体も劣化してきそうですからそうしたらアップグレードしたいと思いますが、それまでは定期的にクリーニング、グリスアップでこの「プーリーのスルスル感」を楽しみにメンテしたいと思います。
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