走るのに多少余裕ができてきて車速に合わせた変速(ギアチェンジ)とかも積極的にやるようになってきた。リアの変速はもう早い段階から使ってたしあんまり気にせずに使えていたんだけど、変速を積極的にやるようになって気が付いたのは、フロントの変速はあんまり使ってなかったなあってこと。
リアの変速は11速、11個の(スプロケット)ギアがあるんだけど、フロントは2速、2個のギアがある。で、走り始めた頃からこの2個のギアのうち、外側に付いている大きい方のアウターギアだけをほぼ使ってる感じだった。
積極的に変速を使うようになって特にフロント変速で意識したのは、低速とか坂を登る時はインナーギア、高速巡航はアウターギアで走ってみようって思ったこと。ギア比的にそれが適切なのは分かるのでせっかく付いているギア、有効活用しましょうという感じですかね。結局それが乗り手としては省エネ、体力温存に繋がるわけだしねえ。
その変速意識の際に気になってきたのは、いわゆるたすき掛けとも言われるフロント、リアのギアの組み合わせの変速。フロントがインナーギアのときにリアはトップギアに入っている状態、または、フロントがアウターギアのときにリアがローギアに入っている状態。このときってチェーンを上から見ると一番歪んで斜めに走っている状況で、この状態の時、フロントディレイラーのガイドプレートにチェーンが引っかかって音が出てるんだよー。これは気になるので調整して直したいのだ。
調整するぞって思って、とりあえずやったのはフロントディレイラー機構の構造の確認、調整の仕方の勉強にYouTubeで動画を漁っていくつか見てみました。
自分の使っているフロントディレイラーはR7000系でこの辺の型番も意識しないと構造が違くて調整の仕方が違うので注意です。
調整のしょっぱな、前述のたすき掛けを改善するべく動画にて勉強した結果、トリム位置の調整が必要なことが分かりました。インナー内側のLボルト調整、アウター外側のHボルト調整は意味がすぐに分かったのですが、このインナー側トリム、アウター側トリムの調整っていうのがよく分からず難儀しましたが、両トリムの調整って両トリムの割合調整をテンションアジャスターですることでいい感じになりました。
テンションアジャスターで調整することが分かって調整してたんですが、問題が出てきました。それは、すぐにテンションアジャスターがMAXに締まってる状態になってしまい思うところの調整まで調整範囲が足りなくなってしまったのです。原因は1つ。元々のシフトワイヤーの張りが甘くなっていたので、ここで改めてシフトワイヤーの張り直しもしちゃいます。上記動画にワイヤーの張り方も説明されていたのでそれを見て直ぐに実践ですw
ワイヤーの張り直しが出来るとテンションアジャスターにも余裕ができました。ワイヤーテンションはアウター側トリム位置で印の箇所を見てまずは規定のテンションに合わせて、実際に前後ギアを変速させてたすき掛けを作りながらガイドにチェーンが擦ってないことを確認しつつ、地道にテンションアジャスターボルトを締めたり緩めたりで調整していきました。
そんな感じで、しばらく悪戦苦闘してたんですが、ここぞ!というテンション、ガイド位置が決まりすごくスッキリした調整ができました。
でも、大前提として、たすき掛けのギア選択の「インナートップ、アウターロー」ってチェーンに横方向の負担をかけて傷みを早めてしまう恐れもあるのでそもそもたすき掛けギアの選択は避けたほうがいいということみたいですね。今回せっかく調整してはみましたがあくまでもいい勉強で、ギアの使い方はもうちょっと経験を積んでいこうと思いました。
【今日のライドログ】
- 距離: 69.20km
- 獲得標高: 173m
- 移動時間: 3:22:15
- 平均パワー: 79W
- 平均速度: 20.5km/時
- カロリー: 1071kcal
- 天気気温風: 快晴21.4℃南2.0m
- 服装: アームカバー、半袖インナー、半袖ジャージ
彩湖よりもちょっと距離伸ばしてみようということで今回は荒川右岸から朝霞水門、秋ヶ瀬橋、彩湖を回って左岸で帰ってくるコースで70km走ってみました。風も無かったし気温もちょうどよかったので走りやすかったなあ。だんだん荒サイ戸田橋、彩湖周辺も慣れてきたのでちょっと余裕出てきたかもw
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