テレビ東京のビジネス番組とか見るの好きなくせに、なんかビジネス書って苦手なんだよなあ。苦手っていうか、買うのが恥ずかしい感じするんだよねえ。ビジネス番組好きなんだから多分内容とかも興味あると思うし、有名経営者、著名ビジネスマンの話とかもすごい聞きたいタイプではあるんだけど、それとは別に、ただ単純にビジネス書を買って読んでるっていうのを人に知られたら恥ずかしい気がする気持ちが上回っちゃっててダメ。
この気持ち、何かなあ、なんかうまく説明できないなあと思ってたんだけど、なんとなく分かってきたことがあった。
このビジネス書というものを自分が捉えている部分が『ハウツー本』というジャンルで考えてるからなんじゃないかということ。
ビジネス書にもいろいろあると思うけどその中でも特に、人の「マネジメント」とか「管理」とか、どうやって人を使う(この言い方大嫌い)という種類のビジネス書に過剰反応するとこがある。そういった人の気持ちを考え、経験し、対話から学び、感じて答えを出すべきことを、テクニックでそういうものをどうにかしようという考えがある人だと見えてしまうかも知れないことが恥ずかしいって感じさせてるっぽい。
前提として、ビジネス書自体や読んでる人、もちろんそれを活かして自己啓発に取り組んでる人はそれはすごいいいと思う。けど、俺はそう思っちゃうってだけの話なので否定では無いよ。
「自分の家の本棚を人に見られたくない」って話よく聞くし、そういう気持ちだと理解できる人も多いかなあ。そういうことなのかも。本棚って自分の頭の中をまじまじと見られてるような恥ずかしさというか。特にそのハウツー本ってその恥ずかしいポイントを突いてる気がするんだよなあ。
ハウツー本も人の経験を参考に出来、得られた知識から経験を疑似体験するという意味で全然ポジティブなものだろうとは思うし、俺自身、システム開発の事例紹介の話やTIPSとかのドキュメント見るの大好きだけど、なんか本屋のビジネス書の棚に並べられているハウツー本が、あれが恥ずかしい。。w
ビジネス書を「ポルノ」と言ってるそれは、読むと読み手の資質に関わらずすぐに気持ち良くなるって話だと思うけど、俺の今回の話ではただ単純に恥ずかしさ、自分の内面(性癖?w)を勘違いされる気がして恥ずかしいっていう部分でポルノ雑誌感を感じるとこはある。
ということで、俺がもしどうしても読みたいビジネス書を見つけて買った際には、その本はベッドの下や机の一番下の引き出しの奥にこっそりしまっておくので探し出したりしないでおいてもらえればと思いますのでよろしくお願いします。
ビジネス書中毒か? 松下幸之助もその一因に - NAVER まとめキャッチーなタイトルのせいか、アマゾンのレビューで賛否両論の『キャリアポルノは人生の無駄だ』。キャリアポルノと呼ばれる自己啓発書がどんなもので、どうやって読んでいったらいいかを考えます。