uberTAXI をホノルルで使ってみた

9月の上旬にハワイ旅行でホノルル、ワイキキに行ったんだけど、滞在中、市内の移動のほとんどを uberTAXI を利用してみたいのでなんとなくその使い勝手とか感想とかを書いてみたいと思います。あなたの自由ではありますがワタシ的にはUberは『ウーバー』って音で読んでます。

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・ホノルルで使ったスマホ端末

ソフトバンク契約のiPhone5でiOSのUberアプリをインストールして使いました。電話番号の登録は国内で使ってる電話番号をそのまま登録して、現地では国際ローミングで使用。データ通信は海外パケットし放題で現地キャリアはT-Mobileでの利用でした。LTEは繋がらずにほぼ3GとE(2G)接続といった感じでした。

・配車リクエストしてすぐ乗れる?

ハワイでUberアプリを立ち上げても東京で使う時と全く一緒の使い方、画面表示なので何一つ迷うことなく利用開始。特に午後から20時位まではワイキキビーチの中心部、カラカウア通り沿いでアプリを覗いてみるともうそこかしこに uberTAXI が走っているのでリクエストして5分以内に乗車できる感じでした。

uberTAXI 以外にもハイヤーとか uberX も利用してみてもいいかもと思ったんですが、配車車両数が少ないのかなかなかタイミングが合わなかったため今回は uberTAXI の利用のみになってしまいました。ワイキキ市内を走ってることは走ってましたよ。ハイヤーは空港近くに配車されてる車両があるようでタイミングさえ合えば空港からの移動での利用も可能だったと思います。

・Uberの料金システムのメリット

uberTAXI を積極的に利用したかった理由の1つに、タクシー利用のチップの扱いの煩わしさがありました。煩わしい、なんて言ったらサービスをしてくれているタクシーのドライバーさんに失礼かもしれませんが、やはり、メーター料金からのそれなりのチップ額の計算だったりとか、その支払のための現金の用意など、やっぱり煩わしいものは煩わしいのです。

前提として Uber サービスの支払は全て事前に登録しておいたクレジットカードによる決済のみが使用されます。この段階で「支払いの際に現金を用意しなくちゃという煩わしさから解放」なんですね。特に海外旅行の場合は現地通貨に両替して現金を用意しなくちゃいけませんし、現地に着いて空港からホテルへの移動で早速タクシー移動だーなんてなっても空港でバタバタ両替したりしないでタクシー捕まえて移動できちゃうのは到着直後でテンション上がってる時には何より嬉しい部分じゃないでしょうか。

ハワイのタクシーではだいたい15%から20%のチップが一般的だということで現金での支払いであればこの辺を計算して適当に端数を乗っけてあげたりとかすると思うのですがUberでのクレジットカードでの支払いではこのチップも事前に設定でパーセンテージ指定しておいてメーター料金にプラスされて決済されています。

このチップ設定なんかはユーザが配車リクエストした際にドライバーさんも参照できるのかもしれませんね。それを踏まえてドライバーが配車状態に入るかどうか判断できるんでしょうかねえ。「このお客さんはチップいっぱいくれるお客さんだから配車行くか!」みたいなw また他に、料金には uberTAXI ご予約料金として1回の利用で1ドルも含まれます。

・リクエスト後の配車のされ方

配車対象の車両、ドライバーさんが決定後、自分の元に到着するまでの確認ですが、これはドライバーさんによってマチマチでした。特に連絡の無く直接来てくれるパターン(ホテルのエントランスに配車したので特に詳細の場所の確認は不要と思われたのかも)、電話がかかってきて口頭で確認されるパターン(こちらの電話番号は日本で使ってる電話番号で国際ローミング設定されているもの)、SMSで詳細の配車場所を確認するパターンなどでした。なんとなくの憶測ではありますがドライバーさんの使っている端末やガジェットにより、ドライバーさんの使いやすい連絡手段を各々判断されて使っている感じがしましたねえ。Bluetoothヘッドセットを使ってるドライバーさんだと電話とか、スマホとタブレットを別々に使っているドライバーさんだとSMSだったりとか。

・ドライバーさんの印象

ワイキキがやはり観光地だからでしょうか、皆さん非常にフレンドリーで特にこちらが質問したことに関してはいろいろと教えてくださったり、ホテルからワイキキまで出る際に「途中でダイヤモンドヘッドマーケット&グリルでブルーベリークリームチーズスコーン買ってもいいかい?」なんて聞いたら「もちろん!僕もあそこのスコーンは大好物だよ!」なんつって臨機応変にリクエストに応えてくれて慣れない旅先での移動を非常に安心して、また、楽しく過ごすことが出来ました。

こういったサービスクオリティの維持に役に立ってるのかもしれないのは乗車後にユーザが付けるドライバーさんの評価システムなのかもしれません。前述の通り、乗車後は現金での支払いは無しで、ドライバーさんはメーター料金を元にUberシステム上で精算をすると、ユーザの元にはEメールで領収書が届きます。そしてアプリを起動すると先ほどのタクシーのドライバーさんの顔写真、請求金額表示と一緒に、そのドライバーさんの評価を星5段階でフィードバックすることが出来るのです。この評価の累積が配車時のドライバー評価のプレビューにも反映されて、Uberサービス側のサービスチェック、フィードバックにも生かされているのでしょう。

・今回の体験

フレンドリーなドライバーさんの1人、JOSHUAさんは非常に印象的で楽しい移動時間を過ごさせてもらいました。ワイキキ観光した後に買い物をし、ロイヤルハワイアンの前からカハラホテルまで送ってもらったのですが私たちが子供連れということで自分にも子供がいてこの車でよくドライブ行くという話をしてくれ、また、その子供がドライブをより楽しんでくれるように車内の内装をLEDでデコレーションして楽しませていると、自慢のオデッセイの内装を見せてくれました。そのLEDは音に反応して発光するような仕掛けになっており、話をしていると点滅したり、ハワイアンミュージックをかけてくれたりと観光客の私たちに大変サービスをしてくれました。

タクシー利用というと今までの経験ではただ交通手段それだけという関係になるのは当然のことではありましたが、Uberでは、私たちユーザ、そしてドライバーさんの名前が最初に分かり、配車時、一番最初にお互いの名前を呼び合って挨拶する出会いはなんかこのような「いつものタクシー利用とはちょっと違った体験」が出来るのかもなーなんて、改めて、UberというITサービスの利便性の更にその奥にある、コミュニケーション体験を提供してくれたと、この旅行の思い出の1つを作ってもらったような気がします。

いつもと違う海外旅行に、Uberでの移動は便利さの面でも時間節約の面でも、そして、貴重な体験のきっかけという意味でも、オススメですので、ぜひ、今度の旅行の際は使ってみてくださいねー。

【Uberアプリの使い方、スクリーンショット】

まず最初に現在地点をピンで指定し、目的地を検索して指定すると経路のサンプルが表示され間違えないかチェック。

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改めて配車地点を確認したらTAXIを依頼しましょう。

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依頼すると配車場所に近い、配車リクエスト可能な車両を探してくれます。

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配車車両が見つかると配車場所までの到着予定時刻が表示されます。配車予定の車両の現在位置もリアルタイムで確認できますよ。「おおー、こっちに向かってきてるー!」ってちょっと楽しいですw

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配車車両から連絡があることがあります。電話の場合やSMSなど。このスクリーンショットはドライバーさんよりSMSで配車場所を確認されている画面です。

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無事に配車場所で配車車両、ドライバーさんにピックアップしてもらったら目的地まで送ってもらいます。目的地は事前にドライバーさんにも伝わっていますが一応、確認のために口頭でも確認されることが多いようです。写真は自慢のオデッセイの内装を音感センサー内蔵LEDでデコレーションカスタマイズしたJOSHUAさんの車で送迎してもらってる様子です。

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目的地に到着すると荷物を降ろしてくれ、Thank You! Bye! でお別れして終了です。現金のやりとりも計算も必要ありません。直後に領収書がEメールで送られてくるので確認と、アプリを起動すると同様に料金とドライバーさんの評価の画面になるので星数でフィードバックを送ります。スクリーンショットは領収書の例です。

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ハワイでは通例としてタクシー乗車でドライバーさんへのチップが必要になります。チップの支払いは予めに設定画面でパーセンテージ設定しておくだけで精算時に自動で換算され請求されるようになっています。スクリーンショットはWEB PCサイトの設定画面の例です。一番下の項目がチップの設定項目になっています。

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【関連リンク】

Uber
https://www.uber.com/

Uber - Honolulu
https://www.uber.com/cities/honolulu

Tokyo | Uber Blog
http://blog.uber.com/city/asia-pacific/tokyo/

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