MacBook閉じっぱなしでNoSleep

MacBook Air 使ってんだけどこれはあくまでサブで、メインはWindowsのデスクトップ。机もさほど大きくもないからデスクトップのディスプレイの脇でMBA広げるって使い方がなかなかしづらい環境。

両方を並行して使いたいときはWindowsのほうからVNCでMBAに繋いでリモートでMac使うっていう使い方してるんだけどこれはこれで不都合無く捗ってるのでオススメです。

ちなみにWindowsのほうのVNCクライアントはRealVNCの VNC Viewer 使ってます。他にもいくつか試してみたんだけどこのクライアントは画面描画も速くていい感じです。

Remote access & control software for desktop & mobile platforms - RealVNC

VNCR remote access software for desktop and mobile platforms.VNC allows you to access and control your desktop applications wherever you are in the world, whenever you need to. VNC has a widespread user base, from individuals to the world's largest multi-national companies, utilizing the technology for a range of applications.

で、MBA本体そのものはVNCで接続しちゃえばもう近くにすら無くてもいいので袖机の脇の方に置いてるんだけど、ここで問題になるのは「ディスプレイも閉じちゃいたいんだけど...」って話。

MacOS標準の動作で「クラムシェルモード」っていう電源と外部ディスプレイが繋がってる状態だと画面閉じても動き続けるっていう機能があるんだけど、今回のこの話はMBA単体で何も接続してなくて動き続けて欲しいというとこがポイント。

この動作の要望は多いみたいで結論としては機能拡張で実現できるものがあるんだけど、この機能拡張でもなかなか痒いとこに手が届かなかったんだけど、これが届くようになったというのが本題でここからの話です。

まず、いままで使っていた機能拡張は、

Download InsomniaX for Mac - Disable sleep mode on an Apple Laptop. MacUpdate.com

InsomniaX is a small utility that acts as a wrapper to the Insomnia kernel extension.

InsomniaXっていう機能拡張でディスプレイ閉じても使えるようにする要望はもちろんのこと、起動時実行や電源があるときないときごとの細かい設定も出来て悪くはなかった。

でも、1つ不満があったのは、

ディスプレイが閉じたままの再起動後のログインやスリープから復帰後のログインが正常に出来ない(画面がフリーズしてしまう)

というとこがどうにも不便だったのね。ログインし直すには結局、画面開き直さないといけない。リモート意味無いという...

まあ、起動しっぱなし、リモート繋ぎっぱなしであればそこまで頻繁にある状況でもないので気にもしなかったんだけど、今回、たまたま類似の機能拡張を試してみたらこの問題がキレイサッパリ解決されてしまった

ので、せっかくなので紹介しようと思ってこの話です。

その見つけた機能拡張っていうのは、

macosx-nosleep-extension - The MacOS X kernel extension, preventing sleep when you close the lid. - Google Project Hosting

Close your MacBook without putting it to sleepProjects consists of kext and userspace tools that help to manage sleep behavior.NoSleep makes closing of your MacBook lid possible without going to a sleep mode.

nosleep.jpg

NoSleepっていう機能拡張で基本的には前述のInsomniaXとほぼ同じの機能、設定項目を持ってるんだけど、引っかかっていた不満点、ログイン処理が問題無く出来るんですよ、これ。

ディスプレイ閉じたままでの再起動でのログイン、それからスリープ状態からの復帰のログイン処理も問題無く出来ますし、任意でスリープへの移行、そのパスワード入力、復帰の処理もしっかり動きます。

ちなみに、VNCでのリモート状態であればディスプレイスリープ、スクリーンセイバーの設定がされていても特にスリープ、スクリーンセイバー動作へは移行しないので不便は無く、それでもディスプレイロック状態にしたい用があればNoSleepの機能で明示的に「Lock Screen」をすればスクリーンセイバー画面になります。

そんな感じでもう諦めてた不便だったのですがひょんなタイミングで解消することが出来てなんか拍子抜け感(InsomniaX使い始めはどうにかしてこの不便を解消したいと思ってたものだけど)ありつつも快適な作業環境を作れたので同じ不便でお困りの方がいればぜひお試しくださいなー。