タクシーの深夜割増

さっき歩いてたら道の脇にタクシー停まってて、何気無く後部ドアのシールを見てたら、「深夜割増料金3割増から2割増に」って書いてあった。おお、深夜割増料金、安くなったのか。そうなのか。

日個連 東京都営業協同組合 運賃料金
東京都個人タクシー協同組合>一般情報 値下げ

なんか調べてみたら東京の個人タクシーがその深夜割増料金の値引きをやってるみたいね。しかも何年も前から。

タクシーを利用する場合の多くって終電終わった後とかの深夜時間帯が多かったりするし、利用者としてはこの割引はうれしいもんかもねえ。今までは5000円かかってたとしたら単純に500円も割引になるなあ。タクシー拾うときに個人、法人なんて意識して拾ったこと無いけど、ちょっとココまで割引があるとなると、タクシー拾うときに意識しちゃうかも。

総選挙 タクシー業界はどう見る
タクシー業界は、平成14年2月の改正道路運送法施行で需給調整規制が廃止され、免許制から許可制に移行。新規参入が容易になり、運賃も弾力的に設定することが可能になった。都内でも、個人タクシーの深夜割増運賃が3割から2割に引き下げられるなど利用者へのサービスが向上しているが、半面、乗務員の労働環境は悪化する傾向にある。
割増料金もそうだけど、法人各社も結構調べてみたら値段バラバラ。3年前にあった道路運送法の改正からこの独自の値段設定がいろいろ行われるようになってきたみたい。それまでは国である程度の価格設定を行っていたんだねえ。タクシーはどれも同じ値段、の意識はこれが原因だったのか。

料金設定の自由度もそうなんだけど、法人各社のサービスのオリジナリティーを出したりしてるのも最近は目立つなあ。俺的に特に目に付くのは東京MKタクシーか。

東京MKタクシー
黒塗りの高級車にゴールドのマーク。制服をパリっと着た乗務員さんがドアを開けてくれるサービスはまさにVIP気分。「おおー、大人のタクシーだー」と漠然と思ってたんだけど、よくよく利用料金見てみたら他社法人の料金設定よりも安いのね。初乗りも1メーター料金も安い。予想外だったなあ。高級志向のVIPタクシー、案外安い事実。それに、なんと、深夜割増料金が法人ながら2割増で適用してるんだねえ。おお。

でも、MKタクシー、駅前で客待ちとかしてるのなかなか見ること無いし、やっぱ無線とかしてもらわないとなかなか乗れないのかもね。でも、機会があったら乗ってみたい。

他にもいろいろタクシー情報、というか、タクシー業界の話なんかもおもしろくなって調べてみてたりしてたんだけど、最初は深夜割増の値引きとかで個人タクシーが人気出て、すごい儲かってるんじゃネーかと思ったんだけど、そうはいかないみたいねえ。

法人各社もMKタクシーみたいに独自のサービスでアピールしてみたりとか、値段的にも、普通に街で拾う場合こそ値段は安く無いけれども、法人相手のお客さんには「大口割引」のような料金設定を用意していたりとかで、法人タクシー、個人タクシー、ともに熾烈な顧客獲得合戦を繰り広げてるらしいよ。

20歳くらいの頃は終電無くなっても意地でも歩いて家まで帰ってたけど、最近じゃ案外気楽にタクシー乗ったりしてるなあ、とか思うと、ちょっといろいろ考えてしまう。老いたもんだな、俺。